2014年12月31日水曜日

部屋の掃除でエアーポンプが

さっき気がついたらエアレーションやってて良い時間帯なのに、エアーが出てない。
あれれ?通電ランプは付いているし...

って、点検してたら、エアーポンプのフィルターにものすごく大量のゴミが。
そのゴミを取ったらエアーが出始めました。

昼間、うちのが年末の掃除してたんだけど、
きっとホコリを押しやって、それをエアーポンプが集めちゃったんですね。

エアレの不調が年末に起きるなんて...
今年ずっと考えてた隠れテーマがエアレだったんですよね。
今は水槽内で目立つのも五月蝿いのもイヤなのでエアーマスターアドバンスを使ってるのだけど、泡が大きすぎで気に入らないんですよ。

インラインでマイクロバブル添加でも出来て、その上静かで、フィルターに負担を掛けない...なんて仕組みでも作れれば完璧なんですけどね。

排水口につけるディフューザー使うのはどうかな?
フィルターに負担を掛けるにせよ、問題があれば即座にメンテできるし。
目立たなく作れれば... 後は電磁弁でコントロールして...
なんてことで、実は幾つか簡単なしくみのを自作してみたりして。
冬休みの工作。
排水パイプの中にスリット状の穴を開けたエアーチューブを突っ込むだけの構造。
最初は失敗。流速が足りなかった。
ちょっといろいろやってたら、なんとかごく浅いところでは泡は出てくれたけど
通常の排水口の位置だと上手く出てくれない...
もうちょっと研究してみます。
やっぱり、エーハイムのディフューザーを買ってきて研究してみようかな。
あのくらい流速をあげないとダメなのかな。
3Dプリンターがあれば思ったとおりにいろいろつくれるのにね。

なんてことで、もう2014年もあともうちょっとですね。
今年は、ありがとうございました。
では、来年も・来年は、皆さんの水槽によろこびが溢れていますように。
良いお年を。

2014年12月27日土曜日

今週の60



先週からの特段の変化は無いですね。

今年の後半はなんかボロボロだったな〜。
結局、ケバケバ緑藻は完全に消えてないです。

ロタラをトリミングした後の水中根が密集して残っちゃっててライトもかなり強く当たっているようなところにも、新たにケバケバ緑藻は出てこないってくらい殆ど増殖はしていないのだけど、エビが食べきってはくれてないです。
増殖してないのだから、残っているところはいっきに切っちゃえば良いのかもしれないですけどね。
あるいは、ドッチャリとヤマトを放り込むとか。…こっちは可愛そうだからあり得ないけど。

今日は、グロッソが部分的に密集してやたらと盛り上がっちゃってるところとかをカット。久々に1/4水換えもしました。
先週切った左側は、小さな新芽も出揃ってきているので、このあと右側のロタラを切ろうかな?

--
追記。
右側もトリミング。

施肥量のメモ

きっと今日(もう昨日か)、仕事納めだったって人も多いですよね。
おつかれさま。
私は、今日仕事納めでした(ってことにしました。続きはまた来年にしちゃえ...ってことで)。おつかれさま<自分に。

ところで、最近施肥の量を書いてなかったなと。
記録として。

カリウム(炭酸カリウム) 3%を6-7ml程度/週
窒素(尿素水) 0.2%を5-6ml程度/週
カルシウム・マグネシウム(苦土石灰水) 適当。数十ミリ/週
腐葉土エキス 適当。数十ミリ/週

たまに勘違いする人が居ますが、◯%って書いてあるのは、
例えば、カリウムが3%ってことです。
炭酸カリウムが3%ってことじゃないです。

窒素はもっと...何倍も入れたいのだけど、やっぱりアンモニア態だと恐ろしくてこれ以上は入れられないです。しかも、週に1回じゃなくて小分けでチョビチョビ入れてます。
やっぱり、
硝酸態:アンモニア態=3:1
くらいのなら、もうちょっとは安心して使えるんだけど...。

2014年12月24日水曜日

LED照明の安全性

「LED照明は安全なのか?LEDにしたら、うちのグッピーが奇形になって、水草の色は悪くなって、新芽が出なくなったぞ!」みたいな記事を最近見かけた。
それだけじゃなくて、今年はLED照明が生体に問題を引き起こすみたいな研究結果の発表も何回か見かけた。
...もっとも後者は煽ってる記事じゃなくて、ちゃんと元の研究機関が発表している内容を見てみれば、青色LEDの光をずっと照射したりってことで、LEDがっていうより青色の光が...っていう内容だったりするのだけどね。
なんにせよ、LED大丈夫なのか?っていう話題を何度も見かけた。

うちのサブ水槽はグッピーが沢山居て、もう何年もLED照明だけど、奇形になったりなんてことは無いけどね。
それに水草の色が悪くなったって言っているけど、つまりよく読めば「濃くなった」って言ってるんであって、光量が増えたり・特に青色の光の割合が増えれば防衛反応で、色を濃くする水草は多いよね。
新芽が出なくなったのは...でもって、照明を戻したら新芽が出るようになったと言っているのは...なんだろうね?

白熱球だろうと、蛍光灯だろうと、メタハラだろうと、LEDだろうと、同じ波長の光については、同じ光だ。LEDから出ているから特に毒だってことはない。
...もちろん広がり方の違いとかはあるのだけど。

と、
半ばバカにしてみたくもなるのだけど、

でも、最も白色LEDとして使われている青色の発光体に黄色の蛍光体を組み合わせたもののスペクトル分布が、一般的なこれまでの白色照明と比べて、短い波長の...青色の波長の割合がやたらと多いのはたしか。しかも直進性が高いし。
青色の波長の光を過剰に浴びると、生体が様々な問題を起こしやすくなるのもたしか。
もちろん青色の波長の光が毒ということではなくて、例えば水草とかも様々な形で青色の波長を使っているのだけど。バランスを崩せばなんでも毒になる。
もっと短い波長の紫外線は浴びすぎれば皮膚がんの原因になるけど、紫外線をまるで浴びなきゃビタミンDの生成に問題が出るし。
グッピーが...っていうのも、いつも水面近くに居るグッピーは他の魚種より影響が出やすいかもな〜とか思うし。

結局何が言いたいのかと言うと、
LED照明はアブナイなんていう気はさらさらなくて、
こんなような関心をもっと多くの人が持つことで、
もう少し自然なスペクトル分布を持った青色の発光体+赤・緑の蛍光体のLEDが普及してくれると良いのにな〜ってこと。
蛍光灯が気がつけば三波長形が主流になっていったように。
だいたい、良し悪しをいうなら、蛍光灯の方が遥かに良くない...スペクトル分布のバランスの悪さ、構造的にフリッカーとは無縁ではないこと。...青の割合はLEDに比べれば少ないけど。

やっぱり今 主流の白色LEDは演色性能が悪いですよ。(それでも大昔の蛍光灯よりは遥かにもう遥かに良いけど)特に水草の赤や濃い目の緑がキレイに見えない。
それと水草のことを考えたら、赤色の波長の光の割合が少なすぎるのは、バランスが悪いですよ。

「青+黄のLEDは、良くないぞ〜」っていうノリがジワジワ広がってくれると...通常の家庭用のLEDも当たり前に青+赤・緑になってくれると良いなと。
水槽に限らず、家の中の灯りも。

私、未だに白熱球の光が良かったなって思ってるクチですから。
蛍光灯よりはLEDの方が遥かに良いですけど。

もちろん今だって、LEDには赤や緑や...紫外線域だけ出すのだって...あるのだから、金かけて組み合わせてつくれば良いんですけどね。そういうこと出来る商品もあるし...バカ高いけど。

2014年12月20日土曜日

今週の60

かなり暗く・水回りも悪くなってきちゃったんで、
↓昨日の写真


今日は左側をトリミング。
…いっきにやり過ぎたかな。


最近の変化は、
  • ロタラが立ち上がり気味になってきた。
    …暗くなったせいだけじゃなくて、明るいところも立ち上がり気味。
  • インディカは(写真だと分かりにくいかもしれないけど)昼夜バランス管理とかしていないのに色が出てきている。
  • 黒ヒゲがほぼ消滅。水草には付かなくなってきていたけど、排水口にもまったく付かない。
  • ガラス面の緑藻も全く出ない状態。
  • ケバケバ緑藻は…ほんとしつこいです。どうしても消え切らない。あともうちょっとなのに。
施肥は、ほぼ相変わらず。
炭酸カリ水、苦土石灰水、尿素水、腐葉土エキス。
いつもと違うのは、今週のはじめに鉄剤をパラパラとちょっと撒いたこと。
きっと黒ヒゲの消滅…最後の一撃は、鉄剤がらみでしょう。…水中のリンをかなり一気に減らすので。
インディカの色も関係あるかもしれませんね。

ちなみに鉄剤ってまとめサイトの方にも書いているように、ただの鉄粉…ホッカイロの中身を洗って塩と炭を除いただけのもの…赤錆のかたまりみたいなものですね。だから二価鉄なんてほぼ期待できないものですから。…いちおうかなりpHが低め(4強くらい)のピートモス液に漬けてあってピートモス水も一緒に少しは入れるけど。

今回の写真は、また以前のカメラに戻ってます。
…コンパクト一眼はほぼ子供専用に。

2014年12月19日金曜日

イニシャルスティックのpH 結局上昇

プラケに水道水を入れて、5粒のイニシャルスティックを溶かした実験
過去にレポートしていたのは、

水道水:7.4
イニシャルスティックを投入数時間後、バラバラの粉になったところで撹拌して測定
:6.9
1日後:7.2
2日後:7.2
3日後:7.2
4日後:7.2

ここで終了ってことにしてたんだけど、
その後もなんとなく放置しっぱなしだったんですよね。
それで、水上葉育成箱に中身を撒こう
でも、その前にいちおう計っておくか
ってことでやってみたら

2週間ちょっと経過して
pH.7.6
最初の水道水のpHを越えてました。

ちなみにけっこう水は蒸発して水位が低下しています。
...つまり、以前より濃縮されてます。



これだけの濃さで元の水と比べてたった0.2上昇しただけだし
しかもかなり時間が経っての変化なので

イニシャルスティックは、一時的にpHを落とす
その後はちょっと上昇するけど
ほとんどpHに影響を与えない(若干pHを上げる)
って結論で良いんじゃないかなとは思っています。

2014年12月14日日曜日

続 微量元素について

結局、また炭酸カリウムを買ってきて0-0-3を作っちゃったので、やっぱり微量元素についてどうするかが問題になっちゃってるってのは、既に書いたけど、
お店で目についたので、何度か書いているアミノール微量元素8をつい手にとって買ってきちゃいました。

これの問題は先述の通り、ボロン(ホウ素)の割合が多すぎってこと。
ボロンを処方している水草用の液肥の成分構成比と比べておおよそ1桁多い。
ボロンはエビとかには猛毒ですからね〜。…ホウ酸団子のホウ素ですね。
水草のことだけ考えても、適量の範囲が極めて狭くて、過剰症も出やすいのがボロンです。

でもまー、なんかつい買ってきちゃったので、
ひとまず、こうしました。
トロピカ社の液肥に含まれるボロンの量と、50リットルの水量の場合の推奨施肥量から、上限値を決める。
この上限値の範囲で使う。
具体的には、アミノール微量元素の顆粒7.1gを500mlペットボトルに入れて溶かす。
週の利用上限値は6ml。
念の為に水槽水には直接入れず、さらに十分に薄めてから底床供給器に入れる。
そうすると狭いところで滞留するわけだから1回の使用量は上限1ml。

これだと結局のところマンガンとか一桁薄すぎになっちゃうわけですけどね。
結局、アミノールは実家の庭とか菜園とかにでも撒くことになるのかな。

でも、これじゃーなんの解決にもならないですよね。

それでもう一つの考えは、
農業とかで微量元素が足りなくなる原因の筆頭は、堆肥とか腐葉土とかを殆ど使わないで3要素+せいぜい石灰と苦土ばっかりあげてたりするパターンですよね。
ならば、腐葉土を入れれば良い。
でも、今更、腐葉土は入れられない。

ならば、完熟腐葉土から出てくるドロドロの焦げ茶色の水とか、完全に粉状になっているところを、レンジでチンして殺菌した上で、底床供給器に入れるってのはどうよ!
3mmまでの粉は通るので。
ってことで、これも作ってみました。
以前にも書いているように、トリミングクズで腐葉土作ってみているので。

もちろん、これをやったら、これまで他の液肥であげていたいろいろな要素もあげちゃうことになるわけだから、それらの施肥量の目安も分からなくなるけど。
それと完熟って言っても炭素分はそこそこ残ってるだろうから、底床内の微生物もきっと増えますよね。

うーん。もうほんと、なにやってるのかな〜って感じですな。
お仕事クソ忙しいのに...。w

で、結局、どちらを使ってみようかって考えて、
両方作ってみた上で、
ひとまず後者…腐葉土エキスを使ってみることにしました。
やっぱり水草が健全に育っていた時に刈り込んだものだけで作ってる腐葉土の方が良さそうな気がして。気分でしか無いけど。

で、さっそく5ml投入。
少なくともこっちで大きな問題起こすことは無さそうですからね。
問題があるとしたら、底床供給器の狭い空間の中がさらに狭くなっていくことくらい。

2014年12月13日土曜日

今週の60



今週やったのは、

  • 足しソイルしていたところのソイル面が、水草の間にソイルが入ったのか?エビが転がしちゃったのか?とにかくまた少し下がっちゃったので、また足しソイル。ほんのちょっとだけ。
  • 右側をトリミング。
  • ストレーナースポンジのメンテナンス。交換とこれまで付けていたものの洗浄。
  • ストレーナーをがしゃがしゃいじってたら、右側がかなり荒れちゃったので少し差し戻し。
  • フローラプライドが切れたので、次はセラのでも試してみようかな??とか思ってたんだけど、なんにしてもこの手のはあまりにお値段がバカ高いよな〜と思って、思わずまた炭酸カリウムを買ってきてしまった。0-0-3を作成。微量元素についてどうするかってのは、まだ答えを出してないけど。
  • 尿素水は、量は減らしたけど相変わらず入れています。ガラス面の緑藻は出ていません。
  • CaMgも添加量は減らしたけど、やっぱり入れています。
  • 左端のところに ほんのちょっと藍藻が出てたので吸いだしておいた。
    太陽が低い時期になると、窓からの日差しが水槽にちょっと当たっちゃうんですよ。そうすると、日が当たる・水の流れが悪い・ガラス面のところから藍藻が出ちゃうことがあるんです。
  • HB-101のサンプルを出来心で使って...合掌。グリーンネオンの亡骸を放置しておいたら次の日には跡形もなくなっていた。キレイに弔っちゃったのはヤマト?プリステラあたり?

インディカがまた這ってきてますね。

切っちゃったんでこの写真には殆ど写ってないけど、スーパーレッドの色が悪く…海老茶色になってきています。40cm水槽に入ってるのは真紅って感じなんだけど。

消えたり出たりの黒ヒゲは、また僅かに出てきています。って言っても水草には付いていなくて排水口のところだけですけど。水流の向きをもう少し下向きにしたりしたら水草にも出てくるような状況なんだろうな。

ケバケバ緑藻は相変わらず、一時に比べれば激減しているけど、残っています。特に奥の方のヘアーグラスとか、ピンナティフィダの古い葉とかに出てます。

これまで子どもの殆ど最低クラスのデジカメで撮ってたんだけど、子どもがもうちょっとマトモなカメラが欲しいというので、半額出資して共有(使用優先権は子ども)ってことでコンパクト一眼を買った。
で、Autoモードだとホワイトバランスとかダメ過ぎるし、ってManualモードでいろいろいじっていくと…収拾が付きません。orz
思い通りの凝った写真を撮るってのはひとまず諦めました。
だいたい老眼が進んでて、モニター見ててもピントが来てるのかどうかもよく分からないし。...ピントを合わせる時だけ4倍拡大で見せてくれるように設定したりできるらしいんだけど、マニュアルを読み込む気力を持てず。
マクロレンズとかもいろいろ買っちゃったんだけどね。

ひとまずは、またなんてこと無い全体記録写真。

HB-101とかいう...

ちょっと前にHB-101とか言う所謂活力剤のサンプルをもらってたんですよ。
これって何かと配ってるらしいですね。

で、ふとこれって水草水槽に入れたらどうなるの?
って、検索してみたら、
もう思いっきり怪しさ満点...なんだけど、水槽に入れてみている人ってけっこう居るんですね。
で、ざっと見る限り生体にヤバイことが起きているみたいなことを書いている人も見かけなかったし、定期的に入れてるなんていう人もいたので、
1滴入れてみよって出来心で出掛けに入れて見たんですね。

さっき帰ってきて、水槽覗いたら、
ヤマト1匹&グリーンネオン1匹瀕死状態。orz
アンモニア水入れたって死なないうちの子たちが...
もう何年も落ちた魚って飛び出しだけだったのに。

なんていうか、やってしまった感。はぁ〜


2014年12月11日木曜日

イニシャルスティックのpH 4日目 終了

プラケに半分水道水を入れて、5粒のイニシャルスティックを溶かした実験の続きです。

これまでを振り返ると、

水道水;7.4
イニシャルスティックを投入数時間後、バラバラの粉になったところで撹拌して測定
:6.9
1日後:7.2
2日後:7.2
3日後:7.2
そして今日
4日後:7.2

もう十分でしょう。
これ以上やっても水の蒸発とかもあるだろうし、あまり意味がないでしょう。

結論としては、
イニシャルスティックは酸性。pHを下げる。
その後、何か(カリ?)が溶出してきてくるのか若干pHが上がる。
全体としては、ほとんどpHが変わらない。...若干低くなる程度。

たった数百mlの水に5粒も溶かしているんだから、水槽に入れることを考えたらとんでもない量ですよね。それを考えたら、ほとんどpH変えないくらいに思っておいて間違いないはずです。

でも、これは、主成分が...25%がカリなんだから、
実際に水草水槽で使うことを考えたら、
水草がカリウムをどんどん使えば、その分だけ酸性物資が残ると考えるべきでしょうね。
(もちろん、その酸性物質も使われる可能性が無いとは言えないんですけどね)

ってことは、

イニシャルスティックの使用は、結果的に水槽のpHを若干下げる。

って理解しておいて良いのではないでしょうか。

2014年12月8日月曜日

イニシャルスティックのpH その後 上昇



もしかしたら、しばらくすると漂っている微粒子から溶出するものがあるんじゃないか?
それでpHが変わっていくかもしれない?
と1日置いてまた計測。

ちなみに、もとの水道水は、7.4
昨日のイニシャルスティックを溶かして数時間後は6.9。:0.5低下。

で、1日経過した今は、7.2。:0.3上昇。
上がってきましたね。

このまま放置してたら、元の7.4を超えるのか超えないのか?
それが問題ですな。

2014年12月7日日曜日

イニシャルスティックのpH

私としては「イニシャルスティックは、ほぼ草木灰で、pHを上げる」
って思い込んでいたんですが、
先日、2ちゃんねるのアクア板のコピペアーカイブサイトに「イニシャルスティクはpHを下げる。これが本当に草木灰とは思えない」って書かれているのを目撃し、
またここのコメント欄でも「イニシャルスティクはpHを下げる。」って言われて、
こりゃー検証してみないとなって思ってたんです。

でも、イニシャルスティク切らしてたし、どうしようかな〜
60cm水槽ではもうイニシャルスティク使ってないし...
だったのだけど、よく考えてみれば、
40cm水槽の方はカリウム液肥は入れてなくて、水草の様子を見ながらたまにイニシャルスティクをばら撒いてただけだったんですよね。そろそろまた入れなきゃってことで買ってきました。

で、さっそく実験。
pH7.4の水道水を、プラケに半分くらい入れて、
そこにイニシャルスティクを5粒投入、
数時間置いてからよくかき混ぜて、pHを測定。

6.9じゃん!0.5下がってる!!

結論。イニシャルスティクはpHを下げる。
私の思い込みは完全否定されました。

ところで、何が下げているの?って思って改めてメーカーが書いている内容を見てみると、「有機物を含む」って書いてあるんですよね。
草木灰でも焼きが甘ければ炭素分は残るわけだけど... ...


ヤマトの件 ...隠れてた

昨日、ヤマトが大量に落ちたかも??もう数日、5匹くらいしか見てない...
とか書いてましたが、
今朝見たら、10匹以上余裕で居ました。
どこに隠れたんだよ、まったくー!

ってことは、
尿素で落ちたりもしてないわけですね。ほっとした。

2014年12月6日土曜日

今週の60



今週は、既に書いているところだと、

  • GHとpHがわずかに上昇。
  • 黒ヒゲがまた減りだした。
  • ロタラが少し上向きに。グリーンロタラは下に向いていたのが、横に這う感じへ。インディカは横に向いてたのが、斜め上とかほとんど上とかに伸びている。
  • 尿素添加再開

くらいですかね。

他に変化と言えば、
この3日間くらい水槽を眺めてて、けっこうよく見ててもヤマトが5匹くらいしか見当たらない。
いつもなら少なくとも10匹以上、時には20匹くらいはすぐに数えられるのに… 奥の方に隠れている可能性が無いとは言えないけど。
いろいろいじっちゃってたからストレス溜まって落ちちゃったんですかね?
でも、ほんと不思議と探しても死体も見つからないのだけど。
これだけ消えたとしたら、幾らなんでも死体が見当たらないのもあまりにへんだけど。グローライトとかが食い散らかしたにしても頭部とかは残ってるはずだし。
脱走した気配もないし。

ミナミは、各種サイズの稚エビがうじゃうじゃ居ます。
でも、ふと考えると大人サイズのミナミがかなり少なめですね。…落ちたのか??
稚エビは大人が減ったから前に出てきているのか??
それから、ラムはよく交尾しているのに、相変わらず稚貝を全く見ないです。

ミナミは、いじり倒すのをやめて環境を安定させれば勝手に復活してくるからまだ良いのだけど、ヤマトを落とすと使い捨てにしてしまったという罪悪感が…。
でも、やっぱりヤマトとミナミだと戦力差が大きいからな〜…。補充するかどうか葛藤。

ヤマトがいっきにかなり落ちた(?)のが、尿素添加のあとにガラス面の緑藻が一時的に出たタイミングとほぼ同時期なのがちょっと気になります。もしかしてもしかしてもしかしたら尿素添加と関係あったりしないのか?って。でも、さらに1週間前まではあれだけ入れてたし、アンモニアというなら以前に腐植酸アンモニウム入れてても同じようなことが起きるはずだし。きっと関係ないよな…と思いつつ環境変化の連続のストレスが蓄積して最後の一撃になったとか??

それと変化じゃなくて、変化が無いのが、
最近ずっと書いてなかったけど、相変わらずケバケバ緑藻は、奥の方のヘアーグラスとかに出ています。前の方のは強い水流当てたらほぼ消えているけど、
水流当てられないところはなかなかしぶとく残ってます。

今日は、前景に這い伸びてきているロタラをカットして終わり。
写真はカット前に撮った「こんなに這ってましたよ」の記念写真。

上からソイル掛けちゃったところは、まだグロッソとかに覆われてませんね。新芽の数はかなり増えているけど。来週くらいには新葉でほとんど埋まってくれるかな??
ロタラが何本も這って厚くカバーしてたところはダメだろうけど。

なんかこのところ、いろいろあって いろいろやって、学べることも多くて面白かったけど、
そろそろ、特に書くこと無くて つまんないな〜 ってくらいの平和な日々が恋しくなってきました。

--

追記。


いちおう、平野に進出してきてたロタラやピンナティフィダを取り去ったところも。
足しソイルがどのくらいカバーされてきているのかの記録。

そういえば、ガラスにポチっと丸い汚れのようなものがひとつ付いていたので、剥がそうとしてみてら...なんとカワコザラガイ。この水槽で始めてみた。
カルシウム添加し続けていたので発生できるようになったのかな?
潰して落としたら、プリステラがパクっと。
そろそろラムの稚貝が出てきてくれるかも。

2014年12月5日金曜日

微量元素についてのメモ

カリウム主体のもっとも頻繁に使う肥料について
なんだかんだといろいろなパターンでぐるぐるとやってたりするのだけど、
最近はほとんど1周してフローラプライド使ってたんですね。

で、もうだいぶ減ってるな...買っておこうかなと思ってお店によったのだけど...
あらためてこの値段は凄いですよね。
500mlで2000円大幅に超えるわけで。
炭酸カリウムとかと比べちゃうと...比べちゃいけないんだろうけど...ね〜。

で、ふと、フローラプライドって、0-0-3に確か鉄分が割と多めで、あとはモリブデンとかだっけ?...また確認しておきたいと思って検索してみたのだけど、
以前に信用できそうな海外サイトで見つけた分析表が見つからず。...ブックマーク保存しておけば良かった。

こんなところはみつけたけど。
これを信じられるのかどうか評価不能。

それでですね...多くの人が考えることだとは思うけど...、
カリウムはもう炭酸カリウム溶いて0-0-3をつくって、
微量元素も別にやれば良いんだよね。
って考えがちらついているわけですよ。チラチラって。

以前は、

  • 微量元素は、多すぎると問題を起こすものも多い。
  • 微量元素はエサにも含まれている。でも、その関係...割合が分からない。
    エサの投入なんて無い園芸用のとかを使ったらかえってバランス崩すんじゃないのか?
  • 特に農業・園芸用はホウ素を割と重視しているけど、細胞壁の維持っていう主なホウ素の役割を考えたら、水草は農業・園芸作物と比べて必要量が少ないんじゃないのか??その上、ホウ素は使われずに残っていって過剰障害が出ると割と深刻な症状につながる可能性がありそうだし。
  • とかとか...
って考えてビビってやめちゃったんですよね。

でも、なんとなくフローラプライドを買わずに帰ってきて、
前から気になっていたアミノール微量元素8...顆粒だけど水溶性の成分ばっかり...で、
もし、Mg1%の水溶液をつくるとしたら、他の要素はどのくらいになるかって計算してみました。

アミノール微量元素8の顆粒35.7gを
464.3gの水で溶いたもの。

Mg: 1.0
Fe: 0.09
Mn: 0.03
B: 0.02
Zn: 0.002
Cu: 0.001
Mo: 0.0002

うーん。どうだろう?
ボロン(ホウ素)の割合が多すぎ??

ボロンは、適正範囲がものすごく狭いうえに、過剰症はけっこう深刻だし、
エビとかにはかなりの毒だし。

--
追記。
さっきのリンク先の表を信じるなら、尿素を使っているのが幾つかありますね。
でも、窒素分全体としては硝酸の割合の方がずっと多いけど。

2014年12月3日水曜日

また黒ヒゲ減少・ロタラの変化 ほか

黒ヒゲが、何週間か前に急減して消えたって書いて、その後最近はまた増えてきたって書いていましたが、また減ってきているみたいです。
以前に急速に黒ヒゲが減ってほぼ消えてしまった時とと同じで、
  • 新規で出てこない。むしろ減っている。
  • 流れ黒ヒゲ...ケサランパサラン状態のが数多く漂う。
って状態です。
きっと週末にストレーナースポンジの周辺を掃除すると、流れ黒ヒゲがいっぱい付いているんだろうな。

こういう増減が起きている時って、黒ヒゲについて一段深く理解する絶好の機会のはずなんですが、残念ながらいろいろなことを同時にやっていたので、何が直接の原因なのかさっぱり分かりません。

最近やっていたことと言えば、尿素水、苦土石灰(CaMg液肥)、足しソイルですけど、
書いてなかったけど、黒ヒゲといちばん関係ありそうなところでは、
週末に水流をまたちょっとだけ変更して、少し上向きに...黒ヒゲが出てきていたところの水流をさらにちょっとだけ弱めるってことをしています。
本当に ほんのちょっとだけ角度を上向きにしただけなんですけどね。

でも、これだけでは説明が付かないのが、排水口についている黒ヒゲもまったく成長しなくなっている...むしろ減っているようにさえ見えるってことですね。

その他 無理やり仮説を立ててみるなら、
  • Ca添加によって水中のリンの不溶化が進んだせい。
    →あれ?CaMg添加でむしろ黒ヒゲが増えなかったっけ?
  • Mg添加によって、リンの吸収効率があがったせい。
    →上と同じ。
  • 以前に珪酸イオンと黒ヒゲの関係についてコメント欄で教えてもらったことがあるけれど、珪酸がCaやMgと結びついて不溶化し、水中の珪酸が減った。
    →上と同じ。
  • 足しソイルが何かを吸着したせい...ならば、Ca,Mg,K,アンモニウム
    CaMgが水草に供給されて水草の根などが元気になってリンなどの吸収があがった上で、水中のCaMgは減ったとか??
    →でも、GHを測定してみたら、1.5から2へとむしろ上がってるんですけど。
  • 尿素水をたっぷり添加してみた時に黒ヒゲ絶好調だったりしたので、黒ヒゲは窒素量の変化に反応していた。
    →尿素水自体は継続的に入れてますけど、むしろその途中で量は思いっきり減らしているし。だいたい経験的には窒素量と黒ヒゲってそれほど強い関係は無いですよね。そりゃーゼロなら発生しないだろうけど。
  • その他 全く想像できていない理由があるか、こういうことが複合的に微妙なバランスで起きている。あるいは、なにかやったことの結果が想像以上のタイムラグを持って現れているので、何が何に関係しているのかよくわからなくなっている。
わかんないな〜。絶好のチャンスのハズなのに。
でも、最初の3つとか、CaMg添加を続けても なかなかGHが上がらないで、ここにきて0.5あがりはじめたこととか考えるとツジツマが合う??
根張りがよくなり始めたタイミングとかもあるし。

--
GHが1.5から2まで上がったと書きましたが、
ロタラの姿勢に変化が出てきました。
グリーンロタラもインディカもひたすら這っていたわけですが、
グリーンロタラは真下を向くというよりは、横を向く、
インディカは真横を向くというよりも、斜め上を向く、一部は上に向かう
って感じになってきました。

これ、GHに関係していると想像しているんですけど、
もし本当に、そうなのだとしたら、
そんなに敏感・ちょっとの差で変わるのか!ですね。
もっと他のことも複合的に関係しているのでしょうね。
以前にリンと這い具合は明らかに関係ありそうだって事例があったし。

ちなみにpHは、6.6まで上昇。
一連の変化...ロタラの姿勢の変化が起き始めた頃は...たしか6.4くらいでした。
でも、pHはもっとずっと低かった頃でもインディカが横を向くなんてことはなかったから直接は関係ないですね。

--
書いていませんでしたが、尿素水の添加は再開しています。
全体的に窒素不足感は完全に解消しているんですけど、
一定の量の尿素分解菌がいてくれたほうが良いだろうってことで、
トリミング直後とかでもなければ、週に2mlは継続添加することにしました。

で、日曜日に2ml添加したのですが、
昨日...あたりからガラス面の緑藻がごくうっすら出ています。
以前は、2ml程度の添加じゃ全く出なかったのにね。
今日見ても増えていないので、窒素液肥を添加して数日でちょっとだけ緑藻が出て、その後スグに収まるっていう慣れ親しんだパターンになっているのではないかとは思っています。
でも、これも足しソイルとかもあるし...評価不能ですか。

窒素液肥の効き具合は、ブリクサビエティとか入ってるとものすごーく分かりやすいんですけどね〜...今は入れてないから。
窒素液肥評価用にまた入れてみようかな... とか一瞬思ってみたりして。...入れないと思うけど。

2014年12月1日月曜日

窒素肥料アイデアメモ

尿素水については充分気に入ってるので、いまのところ変える理由は全く無いのだけど、

ずっと以前に「理想は、硝酸アンモニウムだよね〜。硝酸とアンモニア半々だし、水草が窒素分を使った後に何も残らないし...。でも規制がキツくなってて入手するのが大変だから」なんて言ってましたよね。

ひょんなことから、簡単に安く入手する方法を見つけちゃったので、いずれいつかやって見る時の為にメモです。

  • 子どもに「尿素を水で溶かすと、急にすっごく冷たくなるんだよ。面白いぞ。こんどやってみるか?で、その後は結晶つくったり、クリスマスモールの雪景色つくるのに使ったりして遊ぼう!」なんて言っていた。
  • きっとこの吸熱作用を応用した商品とか出てるんだろうな〜って興味本位で検索してみたら、「急冷パック」みたいな商品名でいろいろ出ていたのだけど...
  • これの原料が、硝酸アンモニウム、水 以上終わり。
  • しかも、パッケージを分解した写真を見てみると、硝酸アンモニウムの顆粒と水が(当然だけど)分離して入っていて、簡単に綺麗に取り出せる。
  • 安めの店だと1パック100円前後とかのお値段で、0.2%のならペットボトル何本も作れそうな量の硝酸アンモニウムが入っている。...そんな濃度で溶かしちゃったら、保存性はめちゃくちゃ悪そうだけど。
これは、いつかそのうちに使ってみるしかないですよね!

誰かやってみませんか?
もちろん、私は結果に責任持て無いですけど。

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ちなみに硝安の窒素分は重量比で約34%(アンモニア態約17%、硝酸態約17%)です。

CaMg液肥見直し

昨晩もらったコメントをきっかけに、CaMg液肥関連で幾つか間違えていた・リクツに合わないところなどが見つかったので、
ひとまず、まとめサイトの方の「CaMg液肥」の内容を修正しました。

ざっくり言うと、

  • 苦土石灰の保証成分からは、水中に溶出するMgが期待できない。
  • 効いてたのは、結果的に混濁液になっているものをあげていたからじゃないのか?
  • だとすれば「上澄み液を使え」は間違いということになる。
    むしろ混濁液を使えが正しいということになる。
みたいなことです。

詳しくは、先のリンクに、どこをどんな理由で修正したかも書いておいたので、そっちを見てください。

やっぱりいろいろコメントもらえると、チェックが効くようになって良いですね!
これからも何か引っかかるようなところがあったらどんどんコメントもらえたらありがたいです。よろしくお願いします。