2016年3月27日日曜日

オトシンネグロが

オトシンネグロのメスが1匹落ちました。
成魚サイズで買ってきて約3年。がんばったかなと。
もっとも同時に買ってきた他のはまだ元気ですけど。

残念なのは、結局稚魚を見れなかったこと。
あっ、卵持ってるな ってのは何回かあったのだけど。

最初に発見した時は、裏返しでクリプトの葉の裏に突っ込んでて動かなかったので...
まーそんなのは普段でもそうじゃないですか?
なので見慣れた風景に思えたんだけど、
半日経ってからまた見たら同じ場所で同じ姿勢。
そこでやっと気づいたわけです。

ちなみにうちでは落ちた魚は、ゴミ箱に捨てる気にはどうしてもなれなくて、
水上葉育成箱に持って行きます。
虫やバクテリアが分解し、土に戻って、水草の栄養になると。
そんなイメージですね。
放置しておいてエビに食わせるってのもありですけど...きれいに白骨化するし、それはそれで見たいのだけど...
トリミングしたばっかりだしね。

2016年3月26日土曜日

酸性にできればCO2入れなくても良いって...

最近、いろいろなところで、
「CO2を入れるのは弱酸性にするためで、弱酸性に出来るならCO2を入れなくても良い」みたいなことがけっこう書き込まれているのを目にするけど、
これは順番が逆っていうか...100%間違っているとも言えないけど、
とてもじゃないけど正しいとは言えないですよね。

多くの水草は...特に湿地性の植物を水草として使っている場合とかは、HCO3を上手く使えない。アルカリ寄りだとCO2が水に溶け込んでもHCO3になっちゃう。
だから、CO2をそのままCO2として使える弱酸性じゃなきゃダメ。
ってことですよ。

もちろん、例えば エアレしていて水草も少なくて...ってことなら、水を弱酸性にしていさえすればエアレで溶け込んだCO2がそのまま使えるわけだから、それで良しってことになる場合もあり得ます。

でも、水草はCO2が使いたいから(それだけの理由じゃなくて他の必須元素の取り込みも関係あるけど...例えば鉄はアルカリだと取りにくくなるとか)、弱酸性が良いのであって、
弱酸性ならばCO2が無くても良いわけじゃないですから。
順番が逆。

特に、HCO3を上手く使えない種類で高成長する水草が大量に入っていたら、CO2添加は必須です。
でもって、十分な量添加していくと、弱酸性になっていくってことです。
最初から弱酸性に調整されていれば、必要な添加量も減るわけですけどね。

水量に対して水面が広い。...浅い水槽。
エアレをしているか、水面上の空気がよく動いている。
魚が多い。
水草が少なめ。
なんていう条件が揃っていれば、
弱酸性に水をしておくだけでもCO2添加必須と言われている水草も育つんでしょうね。
もちろん光量とか栄養とかそんなこんなの条件は当然揃っているとして。

メダカ稚魚育成箱

実際に、メダカ箱にはいろいろと水草が入っているんですけど、けっこうよく育ちます。
これは、チャームが生体を送ってくる時の発泡スチロールの箱に浅めに水を張って使っています。
つまり、水量に対して水面がかなり大きい。
外に置いてあるから、水面を風が撫でる。
でもって弱酸性。
CO2添加が無くても育つ条件が揃っているわけです。

ふと思ったので追記。
もしかしたら「ロタラが水中部分も水上葉じゃないか!」って思う人もいるかもしれませんが、
屋外で浅瀬の止水に生えているロタラの葉は、みんなこんな丸っこい感じになります。
やってみれば分かります。
うちではスイレン鉢の中のロタラとかもこんな感じです。
→適当にFlickrの写真とか見てみてください。

今週の

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もうトリミングしなきゃダメですね。
前にトリミングしてから5週間。ずいぶんと低回転になったものです。

追記
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トリミングもしておきました。

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ほんと、タイガーロータスとボーボーのウォーターローンは似合わないですね。
テネルスとかそんなのに変えていきたい。

もともと60cm水槽の方でウォーターローンの育ちが悪いから、こっちに入れて維持してただけで、60の方の前景がウォーターローンだらけになりつつある今は、低光量でボサボサ伸びるウォーターローンは邪魔な子なわけで。
そのうちにもうちょっと落ち着いてきたら...アオミドロが完全に消えるとか...してきたら、あと、外で育てられるくらい外気温があがってきたら、刈り取っちゃおうとか思ってます。

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メダカ箱は、追加で入れたメダカがちょっとヤバかったんですよ。
買って帰ってきて夕方に、メダカだから大丈夫でしょーっていい加減にドボンしたら、
夜の寒さがこたえたみたいで、このまま落ちちゃうんじゃないかって感じでした。
温室育ちに今の屋外に放り出されたのはキツかったみたいで。
なんとか、元気を取り戻しつつありますが。
外気温が低めの時は気をつけないとね。
もうちょっと時間を掛けて温度合わせ・水合わせくらいはするべきでした。

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スイレン鉢は、冬の間はメダカとかの寒さよけのために残していたボーボーの水草を、いったん全部刈取りました。新芽が出てくるまでは寂しい状態です。

2016年3月24日木曜日

メダカ箱でなにがあった?

今日、エサをあげようと思ってメダカ箱を覗いたら、メダカが数匹しか居ない?
昨日までは、10匹くらいはいたはずなのに?
何があったんでしょうね。
鳥?...鳥なら大抵足跡とか残っているのだけど...

帰りにメダカを5匹買ってきました。
かなり血が濃くなっているので、そろそろ新しい血を入れたいとも思ってたので
調度良いのだけど、
それにしても、鳥とかだとするとまたやられちゃうかな?

2016年3月23日水曜日

この葉のバカバカしいほどの大きさ 3年目

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40cm水槽の底面いっぱいくらい...左右はちょっと切れているけど...に撮って、このサイズ。
笑えるでしょ?
いや、あの状態から、よくぞここまで復活してきたな〜って嬉しくて、しつこく記録をあげているのですけどね。

浮葉の芽がまた出てきちゃいました。

そういえば、この水槽も先月3年目に突入していました。

2016年3月19日土曜日

今週の...

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ほんと、低回転にしているので、先週からどこが変わったの?...ですね。
2週間に1回くらいの記録でも良いかもな。

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昨日、浮葉が出てきたってことを書きましたが、昨日の写真は分かりにくかったかもってことで。
とにかく葉が巨大化。手前のなんて20cmくらいあります。でかすぎ。
成長中のしわしわ状態からツルツルピカピカ状態までなったので、これ以上大きくはならないと思うけど。
写真を撮った後で、浮葉は切っちゃいました。

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タイガーロータスは、ほんと気泡をつけやすくて、
(ほかの条件にも依るだろうけど)10秒1滴でもこの通り。
...この40cm水槽はかなり水量少なめにしているし、1滴の泡もかなり大きいタイプのカウンターだし、ちょうど水流が来るところにロータスの葉が来ているし...
フツーの60cm水槽だと5秒1滴とかくらいに相当するのかも??(いい加減)。
なんにしても、タイガーロータスはほんのチョビっとCO2入っているだけで元気に育ちます。

おそらくCO2無しでも育つんじゃないかな?...自信はあまり無いけど。
ただ、CO2無しだと浮葉だらけになっちゃうだろうけど。

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ミジンコ槽は、増えまくってます。
なので時々、ベロペットで吸い出して魚にやってます。

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水上葉育成箱は、グロッソとかが一斉に芽吹いてきました。

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スイレン鉢とメダカ育成箱は、春先の柔らか目のアオミドロが出てます。
メダカは元気。

2016年3月18日金曜日

ロータスの浮葉はCO2濃度と...

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ロータスの葉がどんどん巨大化してきました。もう肥料やるのやめます。

相変わらず、アオミドロは出てるし...減ってきたけど、ロタラとかが伸びすぎていたのを切ったのでまた増えるかも...、それにしてもなんか全体的に酷いですね。
そのうち、アオミドロが消えてくれたらもうちょっとなんとかしてみます。

昨晩気がついたのだけど、ロータスの葉の裏に気泡が付いていない。浮葉の芽も出ている。...排水口のところの大きな葉の左側。
いっくら添加量少ないって言っても、ロータスはほんのちょっとCO2添加しただけでも気泡をつけるのに。

で、カウンターみたら、なんと20秒1滴になってました。
そういえば、前の土曜にちょいいじった時に、しばらくして安定してから添加速度を再確認しなかったんですよね。

以前からCO2添加が少ないと浮葉が出やすくなるって思っているんですけど、やっぱりそうなのかもな。以前にもそんなことあったし。
もっとも添加量充分でも出てくることもあるんですけどね。

スイレンの類は、春先は枕水葉が多くて、夏になると枕水葉が殆どなくなるのは、たんに成長段階ってことだけじゃなくて、水温上昇に伴って溶存CO2量が減っていくことも関係あるのじゃないかと思っているんですよ。

もちろん、浮葉は、暗いと出やすいとか、養分が少なめだと出やすいとかってのもあるとは思いますけど、CO2がいちばん関係が深いという印象を持っています。


2016年3月13日日曜日

今週の...

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特に書くような変化は無し。

クリプトコリネは、深いところに地下茎が伸び進んでとんでもないところから芽を出してきますよね。
前景草エリアのど真ん中とかから突然出てきたりする。
以前は、そういう時は葉をカットしたりしてたわけですが、ちょっとめんどくさいので放置しています。土中の養分が足りないせいか、成長も遅いし。

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タイガーロータスは、もう完全に元の勢いを取り戻しました。
この1週間で奥の大きな2枚の葉とか出てきているし。
きっと、奥の方に入れなおしたアクアフローラを捉えたんでしょうね。

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相変わらずアオミドロは出ていますが、水草が元気を取り戻すにつれて、勢いは落ちてきています。

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ミジンコ槽は、この数日の真冬に戻ったかのような気温低下でどうかなーと思ったんですけど、先日ドライイーストを入れたのが良かったのかまた増えてきました。
相変わらず水は澄んでいます。
なので、さらに腐葉土を入れてみた。

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ちなみに、ずっと書いてないですが、スイレン鉢やメダカ箱のメダカは元気です。
今年は一匹も落ちずに全部冬越し。

2016年3月11日金曜日

ミジンコ激減

チョビっと腐葉土を入れたくらいじゃエサにならなかったらしく、
水は澄んだままで、ミジンコの数は激減してました。
またドライイーストを入れておいた。

もしかしたら、ちょっと急にまた冷えているからかもしれないけど。

2016年3月8日火曜日

ミジンコ急増中

外に出したミジンコ槽ですが、さっき覗いたら、
グリーンウォーターだったのが、透明に透き通っていて
ミジンコも爆発的に増えていました。
暖かかったしね。

これなら、また魚のエサにできそう。

エサ不足になりそうなので、ちょっと腐葉土を入れてみた。

2016年3月6日日曜日

2年目の反省会

先日...ってもう1ヶ月近く前ですけど...、60水槽がリセットから2年経っていたって書きましたが、ちょっと振り返ってみます。

この水槽の特徴は、ヒジョーに大雑把に言うと、

1)底床供給器と私が呼んでいるもの… 底床の奥に自由に水が動く空間をつくって、そこに液肥などを簡単に入れられるようにした。
さらにパミスも大量に入っていて、底床内の水の動きを確保。ソイルの粉が底に溜まって嫌気化していくのを防ぐようにした。

2)腐葉土などの遅効性の肥料分をかなり多めに仕込んだ。

です。

まずこれの良かった点ですが、

2年経っても底床内の水の動きは健全さが保たれている感じなので、底床供給器とパミスは、この点ではよく機能していますね。
水槽を横から見て一番底床が深いあたりを観察しても、奥の水を抜き取ってみても嫌気化の兆候は一切見えません。
底床供給器は、液肥状の鉄剤入れたりもできるので、その点でも硫化水素の発生とかの問題も防ぎやすいです。

それから、グロッソとかの底床内の栄養分が切れはじめると元気なくなっていっちゃうような水草の元気を、私としては割と長期間維持できたと思っているので、そこもまー良かった点でしょう。
…期待していたほどは持たなかったんですけど。

失敗したなというのは、これは良かった点と表裏一体の部分もあるのですけど、
以前にも書いたと思いますけど、底床供給器は簡単に最奥に肥料分を入れられるのだけど、グロッソの育ちが悪くなってきたかな?なんて思うとついつい気軽にNP(窒素・リン)含んだ肥料を入れちゃったりして、管理がデタラメになりやすいってことですね。アクアフローラとかなら、流石に「あっ!忘れてたちょっと前にも入れたばっかりだった」なんてことはないですよ。たとえそういうことをしても、即座に影響は出ないから手は打てるし。

で、底床に仕込んであった腐葉土とかも相まって、一時 ケバケバ緑藻大発生を招いたわけですね。これが最大の失敗。
ほんとひどい目にあった。
腐葉土って、ほぼNですからね。だんだん分解されて出てくるし。
なのに調子こいて...ついついいろいろと実験したくて、肥料分をつぎ込み過ぎました。バカですね。
その上、最初からコケらしいコケも出なかったので調子に乗って水換えもかなりサボっていたし。
…もっとも、追肥しすぎなければあまり水換えしなくても大丈夫だっただろうとは思っていますけど。NP系の肥料も、底床に入れるとはいえ液肥ですから漏れてきますよね。
だからNP系を入れている時は水換えはすべきだろうなってのが今のところの結論。

あっ、そういえばNの割合多めでPを意図的に減らしてきたこともあってなのか、この水槽ではあまり黒ヒゲに悩まされなかったですね。悩まされたのは緑藻だけ。
...そもそも、Pを嫌いすぎてNをバランスとして増やしすぎた結果が緑藻だらけってこととも言えるけど。

特にMg添加をするようになってからは黒ヒゲは皆無です。
最近はまた前景草の育ちが悪いので、Pも含む液肥をけっこう底床に入れているんですけど、黒ヒゲが出ないですね。以前なら、ある程度P入りの液肥を使い続けると必ず黒ヒゲが出始めていたのに。
とにかくこれだけ長期間 ごくチビっちゃいのも含めてまったくまるで黒ヒゲを見ないってのは、私としては初めてのことなんですよ。
精密な実験したわけじゃないので絶対とは言えませんが、私としてはMg添加の効果は大きいと思っています。Pの吸収・運搬にはMgが必要なのだし、Pが大量に使われるアミノ酸・タンパク合成にもMgが必須なのだから、Mg添加によって結果的に水草のPの吸収効率があがることが関係しているんじゃないかと思っています。

底床供給器の構造は、特に仕切りのない空間になっているので、肥料とかを入れる口は一つで良いだろうって判断して、そうしたのですけど、次にやる時は、少なくとも2系統...左側に供給するのと右側に供給するのを分けようかなとか思ってます。
今の水槽の写真を見ても、明らかに右側と左側のロタラの育ちが違いますよね。もちろん、ロタラは底床内よりも水から栄養を取るし、水流とかの違いとかもあるから底床の栄養の違いと言い切れないわけですけど、でも違い過ぎだし、圧倒的に成長が良い右側の方に肥料の出口が付いているんですよね。
また、底床供給器が確保している空間ですけど、高さが2cmくらいしかないんですね。それで充分とは思ってはいたのだけど、次にやる時はもう少し大きめの空間にしようかなとか思ってます。

あとこの2年間のことだと、CaとMgの重要性について実感が伴った理解を深められたってのは良かった点です。とかく硬度を下げたがる水草水槽で、下手するとCaとMgは敵視されかねないくらいですものね。でもやっぱり大事なんですよ!

これは施肥のバランスを崩していた…Nが多めだったからこそ、重要性を実感できるわかりやすいきっかけができたってことなんでしょうね。
そういうことにしておきます。
そもそもKだけじゃなくて、水換えを続ければ流亡していくのはCaもMgも一緒なんですよね。
ただCaやMgは、石などを入れていたり、水換えの原水が硬度高めとかだと、そこが供給源になることもあるから、ケースバイケースなんでしょうけど。

もう1年くらいやってみてからバラして中を点検してみるか、もうバラして中の状態を確認してみるか...。
どーしようかな〜。

2016年3月5日土曜日

今週の60 40 ミジンコ槽

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60水槽は、特に書くことないです。トリミングから復活して新芽が出揃ってきました。
肥料は、1週間あたりで、
K 3% 6mml
Mg 1.5% 6mml
N 0.2% P 0.1% 10mml
です。

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タイガーロータスは、ここまで復活してきました。
もうよくお店とかで売っているサイズくらいにはなってきましたね。
見てのとおりアオミドロは相変わらずです。

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外に出したミジンコ槽は、相変わらずのグリーンウォーター。
カイミジンコだけでなくて、フツーのミジンコも出てきました。
ただ、室内でドライイーストをあげていた時のように爆発的って感じでは増えていないです。
なので、魚のエサにはしていません。

2016年3月2日水曜日

ウォーターローン らしくない

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子どもがサイパンにカメラを持って行って壊して帰ってきたので、iPhone(5S)で撮影。
...なんか色が汚い。Q10で撮れば良いのだけど、それもバッテリー切れなので。

で、この写真で何が言いたいかというと、分かりにくいかもしれませんが、
前半分以上がウォーターローンだらけになってきてますってこと。
もともとはグロッソだったりニューラージパールグラスだったりだったのだけど。

でも、芝刈り屋さんのラミーノーズとかが居るので、
全然ウォーターローンらしくない。フワフワ サワサワ棚引く感じがまるで無し。
ちょっとでも立ち上がると齧って食べちゃうので。

--
追記
さっき「このカメラ壊れちゃってるよ。ほら」ってやったら正常に作動していました。
その前に使おうとしていた時は画面がノイズだらけだったのだけど...
なにかの拍子に断線していたところが復活したとか...そんなことなんでしょうけど。
まー、一度こうなると、あまり信用出来ないので旅行とかには持っていけないけど。

2016年3月1日火曜日

ミジンコ槽 グリーンウォーター化

外に出してしまったミジンコ槽をしばらく見てなかったんですけど、
今日見てみたらグリーンウォーター化してました。
でもって、なんとミジンコが増えてる!
カイミジンコだけですけど。
そのうちにもう少し暖かくなってきたらフツーのミジンコも出てくるかも。
水の色が薄くなってきたら、また養分入れてみようかなとか思い始めてます。
腐葉土ひとつまみとか。