2016年11月26日土曜日

今週の60 ケイ酸 鉄液肥その後

DSCN5095

木曜日にトリミングしたばかりで変わり映えしないので、写真はなし。
…と思ったけど、たまには正面以外を。

木曜日にも書いたけど、いろいろと試しに引き抜いてみると
一時よりかなり根張りが良くなってきています。
これはリキダスの効果ですね。
それがカルシウムによるのか?それ以外の何かによるのかってのは確信が持てないけど。カルシウムだろうとは思っているけど。

今回、水換え時に添加したのは、K3% 7ml リキダス5ml  ヨウ素 だけです。
メネデールは止めました。
リキダスの鉄分があんなに濃いなら余計ですよね。
鉄分過剰になってしまう。

ところで、前景草は、グロッソもパールグラス系も、全部取ったつもりのウォーターローンでさえ どんどん調子が上がってきているのに、ヘアーグラスがいまいちなのが気になります。
いや前景草だけじゃなくて、ブリクサやグリーンロタラとかの他の水草も全体的により調子が良さそうなのに、ヘアーグラスだけが…
ヘアーグラスって過去の印象だと、ソイルが古くなるとむしろ調子が良いくらいの印象だったけど。

他の水草と違ってヘアーグラスだけが欲しがる養分って言ったら、珪酸ですよね。
いろいろと欠乏していたみたいなので、ケイ素添加も検討したほうが良いのですかね。
もちろん肥料不足だけが原因とは限らないけど、ヘアーグラスが元気なさげってあまり経験無いので。

それと前々から気になっていたのが、
黒ヒゲは珪酸濃度が高いと出るってのがあるじゃないですか?
…私はアレ、珪藻ならともかく黒ヒゲと関係があるとは思えなくて、かなり懐疑的なんですけど、でも実験してみたいってのもあるし。

珪酸肥料って何使えば良いのかな?
売ってるのはイネ用だから農業用サイズでとても買う気になれないし。
20kg500円とか…。
ケイ酸カリウムが良さそうだなとは思っているのだけど。

あと 先日の自作鉄液肥ですが、鉄と炭を入れっぱなしの元の瓶の方は、鉄濃度が増えたり減ったりするかなと思って計ってみたのですが、試薬で見る限りは変わらないです。
作成開始1時間後も24時間後も5日経っても。
なので、材料を取り出した原液を濾してペットボトルに保管しておきました。
ピート水・鉄粉・炭・電解質にするものが用意できれば、1時間以内で出来ちゃうってことですね。

2016年11月25日金曜日

メダカ箱 冬越し支度

今日は季節外れの雪で、やたらと寒かったけど、
メダカ箱を見たら、メダカたちは 先日入れておいた落ち葉の下に入っていたようでした。

この前の日曜日に散歩してた時に落ち葉を集めて、メダカ箱の中に放り込んでおいたんですよね。
天気予報のことは考えてなかったけど、結果的に正解。

2016年11月23日水曜日

トリミング

DSCN5091

水面を這うロタラで もう水槽が真っ暗になっていたので、帰ってきてからトリミング。

ついでにロタラを何本か引き抜いてみたけど、かなり根張りが良くなってました。
リセットから半年くらいの時みたいな感じで。
あとブリクサも元気になってきた。
リキダス効くよね〜。

それと、とろみと油膜は消えてました。
いつもだと、水回りが悪くなった時にとろみとか出てくるのに。


カルシウム液肥制作についてのメモ 乳酸Ca

一時的に関心が鉄にそれちゃってましたが、
ここのところのメインテーマは
「ダメになりかけだったグロッソがリキダスで復活したのは、本当にカルシウムが効いたのか?グロッソはカルシウム不足だったのか??」をはっきりさせたい
その為にカルシウムだけの液肥をつくってみたい
ってことでした。

さらにリキダスにはかなりの鉄が含まれていることも分かったし。

で、酢酸カルシウムを生石灰と酢酸でつくろうかなと思ってたんだけど、
周囲で容易に適量を入手ってのがやりにくい。...農業やるわけじゃないんだからこんなに要らないよって。
どうしようかな〜って思ってたのだけど、
ここに来て
食品添加物として、乳酸カルシウム(C6H10CaO6)100gってのが売ってることに気が付きました。
しかも、500g入りの炭酸カルシウムを買っていたところと同じAmazon上のお店。
調べてみると、水によく溶ける。
さらに調べてみると、農業で葉面散布に乳酸カルシウムを使っている例もあるし、
乳酸なら水槽中にちょっとくらい残っても問題なさそう。

サクっとおおよそ計算してみると、
500mlペットボトルで、27gの乳酸カルシウムで1%のカルシウム液肥がつくれる。

次にカルシウム不足??症状が出たら、これで実験してみることにします。

っていうメモ。

--

ちなみに
カルシウム不足症状を改めて書くと、
・発根が著しく悪くなる
・下葉ではなく成長点付近の葉が周囲から黄化というよりは白っぽく弱くなる
 魚や貝に齧られやすくなる
・絶対量が不足していなくても、KやMgの過剰で吸収されにくくなることがある。
・似ている症状は、
 K不足:成長点じゃなくて下葉が白くなる
 Mg不足:下葉が黄化・白化 葉脈の緑を残して斑っぽくなるのが特徴
 Fe不足:成長点付近の葉が、黄化 Ca不足とよく似ている
 とか...

植物一般だと、Caの必要量はKの半分程度らしい。
ただ、草体をがっちりささえる必要が少ない水草は若干少なめなはず??
それと水槽では、水換えなどでCaは供給されるので、それほど必要になることは多くないはず。
常時必要というよりは、不足症状を確認してからの施肥で良いはず。

鉄液肥 ピート水をつくる温度や時間

やっぱりいろいろ見ていると、
タンニンは高い温度ほど出やすくなっちゃう。
フルボ酸は、常温でもどんどん溶け出す
みたいですね。

だからピートモスを煮出してつくったのとか
ブラックウォーターとして売っているのとかは
タンニンが多くなるから
フルボ酸鉄をつくろうと思っても
タンニン鉄ができちゃって不溶化・沈殿しちゃってダメなわけですね。

つまり自作鉄液肥をつくる時は、
水出しでピート水をつくるか...それもあまり長時間抽出しないで、薄黄色(フルボ酸の色)に色づいたら良しってことにする。
じゃなきゃフルボ酸鉄じゃなくて、クエン酸使ってクエン酸鉄にするとか
が正解みたいですね。

2016年11月22日火曜日

鉄液肥 24時間後濃度変化

昨日は、作成1時間後に鉄濃度を測定してみたわけですが、
時間が経てば反応が進んで鉄濃度が上がるんじゃないかってことで、
24時間後に測定してみることに。

最初に見た感じでは、既に水面に鉄バクテリアによる油膜が出てました。

で、測定結果は、ほぼ変わらず。
変わらずっていうか、試薬で色見て計っているから、厳密には分からないけど、
試薬ではっきり濃度変化を確認できるほどは変わっていませんでした。
ちょっと残念。

ってことは、良く言えば 時間掛けなくても1日で出来ちゃうってことだけど。

ほぼ初期の素材選びや配合のバランスとかで決まっちゃうんですかね?

まー良いや、ひとまずこれを取っておいて使おう。
...きっと当面は、リキダス優先だし、さらに先日メネデールを買ってるから、そっちを使い切るのが優先だし。

後は時間が経ってからの保存性のチェックですね。

IMG_2699
チョビっと別容器に取って保存。
120mlペットボトル(R-1の容器)だから、メネデールみたいに毎週20ml使ってたら6回分しか無いですね。1ヶ月半しか持たない。
作ったのの全体は約900mlだから、約45週間分...10ヶ月くらい持ちますね。

もちろん鉄や炭が入ったままの元のもしばらくは置いておいて、かなり経ってから濃度変化を見てみるつもり。

いちおういろいろ記録は取ってあるから、いつになるか分からないけど、次につくって見る時は、また条件を変えてやってみます。



2016年11月21日月曜日

鉄液肥 また制作

日曜日に数年前につくった液肥を測定してみて、けっこう保存できていると思えたのと、
まとめサイトの方のコメント欄で教えてもらったブログを見てみて思うところがあったりして、
また鉄液肥をつくってみました。手元に材料あったし。

...リキダス使ってるうちは当面使うこともなさそうだけど。

今回はクエン酸を使わないことにしました。

11/20(昨日)
ピートモスを目の細かいネット(シンクの排水口に付けるヤツ)に入れて水に浸す。

11/21(今日)
一晩漬けたピートモスをネットごと引き上げる。

できたピート水に
電解質として硫化マグネシウム(エプソムソルト)をひとつまみ入れて溶かす。
炭酸カリウムを使うって手もありますね。
電解質としては、食卓塩:塩化ナトリウムとかでも良いけど、あまり水草水槽にナトリウムを入れたくないですよね。
このあたり何がより良くて、どの程度入れるのが効果的なのか?ってのは、私には分かりません。

使い捨てカイロの中味を軽く洗って塩分を流した鉄粉に
備長炭を砕いたものもあわせて ネットに入れてピート水に浸す。
写真は、黒っぽく写っていますが、作ったピート水自体は薄黄色の水です。

鉄液肥作成中

リクツとしては、鉄と炭の電位差で、鉄イオンを引き出す。…電蝕ですね。
鉄イオンがピートモスから出てきたフルボ酸とくっついて保存性の良いフルボ酸鉄になる… ...ハズ。

作成 1時間後に試薬で鉄の濃度を測定。

希釈無しで 1.0mg/l以上〜 の表示 濃紫
100倍希釈で 0.5〜1.0mg/l くらいの表示(希釈無しなら 50〜100)
1000倍希釈で 0.1〜0.25mg/l くらい??もうちょっと薄いかも…微かに色づいている程度を表示(希釈なしなら、100〜250)
ってことは、50mg/l〜100mg/l 程度はありますかね?

ちなみに100倍とか1000倍ってそれほど厳密にやってません。
おおよそです。例えば、計量容器にシリンジで1ml計って入れて、100mlの線くらいまで水を入れたのを、撹拌して100倍にして計る。
そこから、またシリンジで1ml取って10mlの線までまた水を入れて1000倍ってことにするとか。
こういうやり方なので誤差は大きくなるけど、それでも おおよそはつかめるだろうって。

結局、メネデールと同じくらいか、あるいはちょっとは濃いくらいですかね。
過去に作ったのよりはだいぶ低い。

もうしばらく置いてみます。
もうちょっとは濃くなるかな??

2016年11月20日日曜日

リキダスの鉄濃度の高さ

水槽の鉄濃度

水槽の鉄濃度を計ってみました。
...げっ!なにこの高さ。0.5〜1mg/lのところですね。

鉄分濃度50mg/lって言われているメネデールを1回20ml添加した程度でこんなことになるわけないですよね。

ってことは、最近使ってたもので鉄を含むと表示されてたのと言えば、リキダス!!

じゃーリキダスの鉄分濃度を計ってみようということで、
計ってみたのだけど、10倍希釈でも すごく濃い紫色になっちゃうので、
100倍希釈で再測定。

メネデール100倍希釈の鉄濃度

なんと100倍希釈でも、余裕で1mg/l以上ですね。
ってことは、メネデールより鉄分が濃いじゃん!

これまでけっこうリキダス使ってきたものな〜。
そりゃー鉄分濃度が高くなっちゃうわけです。

そうなると以前に、グロッソの葉色とかが悪い時に、
こりゃーきっと状況とも考え合わせるとカルシウムか鉄不足だよな。
しかも、発根の悪さを考えたら、カルシウムでしょ!
で、カルシウムが主成分ってことになっているリキダス使って使ってみたら、
調子がいっきに戻ってきた。発根も良くなった。
カルシウム不足だったのね!
って結論にしたのだけど、
ちょっと自信がなくなってきた。

こりゃーやっぱりカルシウム液肥をつくってみて、それで前のような症状が出た時に、使ってみてどうなるかを見てみないとね。

ついでに、何年か前に自作してみた鉄液肥をチェック。
保存性を見てみるってことですね。

いろいろつくっていたのだけど、残っていたのは、
クエン酸+ピートモス抽出液でつくってるのと、
テトラのブラックウォーター主体のもの。

自作鉄液肥(クエン酸使用タイプ)10倍希釈の鉄濃度

ブラックウォーター主体のは、10倍希釈で 0.1〜0.25mg/lで全然ダメ。
ブラックウォーターはフルボ酸も含まれているハズとは言え、圧倒的にタンニンが多めだからタンニン鉄になっちゃって不溶化しちゃうのかも?とか思ってのだけど、やっぱりそうなのかも。テトラのブラックウォーターはピートモス抽出とか書いてあるけど、あの色見たらタンニンだよね。

クエン酸主体のものは、透明だった容器の内側が真っ黒になって鉄分が出てきちゃってるのでダメかと思ったら、10倍希釈で1mg/l以上(上の写真)を示していて、成績良好でした。
何年も保存できるってことですね。ちょっとずつ鉄が出てきちゃってるとは言え。

まとめサイトの方のコメント欄で、教えてもらった先のブログで、
海水水槽用に鉄の添加剤をつくっていて、
そこでは、煮出したピートモスだとダメ・煮出さないで常温で抽出したのは成績が良い...みたいなレポートが出てたから、いろいろあるんでしょうね。
煮出すとタンニンなのかなんなのか分からないけど余計なものが出てきちゃうのでしょう。
このあたり、ちゃんと追求してみようかな。

なにせメネデールは高いものね。
というか、ひとまず結果が出ているリキダス使うなら、鉄添加はしないほうが良さそうだけど。

今のところリキダス使っててpHやKHがやたらと上がってしまったということはないですよ。

2016年11月19日土曜日

今週の60

DSCN5075

またベックホルディの新たな稚魚を確認。
ベックホルディだけが順調に次の世代を残してます。

黒ヒゲは急減。
これはきっとロタラが伸びて排水口からの水の流速が落とされちゃってることと関係があるんじゃないかと思っています。
もしかしたらメネデール添加も無関係じゃないかもしれないけど。
リン酸の不溶化。リン酸鉄は水草には毒だけど。
でもまー、やっぱり流速ですね。ロタラが茂りはじめてから急に減ったし、いつものことだから。黒ヒゲは早い流れが大好き。

水回りが悪くなってきたところで…奥の方とか、右側手前とかで、質の悪いケバケバ緑藻がちょっと出てきちゃいました。
これは特に目につくところをカット。
ケバケバ緑藻は、黒ヒゲとは逆に水の流れが淀んだところの方が出ますよね。

水のとろみは、以前ほどじゃないけどまだ出てます。
というか油膜もちょっと出てきた。

トリミングした方が良さそうだけど…来週にしよう。
ひとまず排水口回りだけカット。…写真は作業する前。

施肥は、
K3% 7ml、 Mg1% 2ml、 リキダス5ml あとヨウ素。
先日書いてたメネデールは一昨日に20ml添加。

あーそうだ。メネデール添加で、インディカが色づいたか?って言えば色づいてないですね。まだ数日だけど。

2016年11月17日木曜日

メネデール買ってきちゃったよ

先日、鉄について書いてたことが気になって、
メネデール買ってきちゃいました。

本当は、自作予定のカルシウム液肥(酢酸カルシウム)つくる材料は無いかとホームセンターを帰り道に見てたんですけど、見つからなかった...消石灰20kgとかは売ってたけど、そんな量困るし、消石灰じゃ生石灰にする過程がいるし... のだけど、
ふと棚にあったメネデールが目について、ちょー久々に買ってみようかなと。

まず第一に、世間ではメネデールで 赤くなって欲しい水草が 赤くなるって言うけど、
私は、過去に実感したことが無いんですよ。
CO2濃度と明暗時間の管理で、確実に赤くなるってのは、
過去に何度か実験して確認しているんですけどね。
鉄添加で赤くなったっていうのを実感した経験はない。

じゃー濃度とかを変えてやってみようというわけです。
メネデールが推奨しているのは、60cm規格水槽で週に20mlらしいですよね。
これをやってみようと。
以前にやってた時はもっと遥かに添加量が少なかった。

今は明暗管理とかしていないし、インディカの色がまるで出てないので、
他のこと変えないで、鉄添加で色が出るのか?ですね。

もうひとつは、先日書いた鉄添加がコケを誘発するのか?ってことですね。

とにかく今日からやってみます。

ちなみにメネデールの鉄分濃度を測定してみたら50mg/Lって、某所に書いてあったけど、
ってことは、0.005%くらい?...あれ計算間違えてる???
まー微量元素だからそのくらいの方が使いやすいのかもしれないけど、
もう一桁くらい濃度が高いくらいのほうが水槽用には使いやすいかも。
週に2ml添加とか。

2016年11月16日水曜日

鉄とコケ

昨晩寝る前に適当に検索しながらいろいろ読んでいたら、
鉄添加がコケを出す原因になる...みたいなことを書いているところがあった。

理由は、自然の中での藻類の繁殖の制限要因は鉄って観察されているから。
その「自然」や「藻類」がどこの何のことを言っているのかは、分からなかったけど...
おそらく海洋の藻類...主に褐藻とかのことだとは思うけど、
藻類...とんでもなく幅広い種類を指す曖昧な言葉だけど...が、
いろいろ見ていると、それらが硝酸塩の取り込みに一旦これを還元する必要があって、それに鉄イオンが必要なのだ...みたいなことも各所に出ている。

そうなのか...鉄がコケを呼ぶのか。
でも、ここで、過去に鉄添加をがんがんやっていた時のことを思い出してみると、
...水草水槽をやっている人なら多くの人が経験があると思うけど、
メネデールとかFeエナジーとかを、赤くなるべき水草を赤くしたいということで、
どぼどぼ入れてみるなんてことを私もやっていたことはある...
経験的には、必ずしもそれでコケが増えたなんていう記憶は無い。

鉄は本来 水草にとって毒になることが多いものとかも書いてあったけど、これは同意。リン酸鉄とか。
それから二価鉄は、酸素豊富な水草水槽に添加しても一瞬で二価鉄ではなくなるみたいなことも書いてあったけど、
これは、肥料つくってる方だって分かっていて、フルボ酸鉄とか安定するかたちにしているはずだよね。

他にも鉄関連のことはいろいろ書いてあったし、総じて勉強になったし、鉄にこだわりすぎるのは良くないだろ ってのは同意なのだけど、
それにしても、鉄がコケを呼ぶってことだけは、初耳だったので、少しは気にしておいて、そのうちにゆっくり調べてみようかなとか思ってます。

そうそう、この人は他では、窒素の重要性やアレロパシーのことを書いているけど、
鉄についてもそういうことなんじゃないの?
つまり、水草が思いっきり元気なら、コケに対応するアレロパシー物質の産生も多くてコケは付かない。だから、窒素もリンも鉄も... 水草が元気であるためには充分に必要。
でも、それらが水草の元気に結びつかない状態(バランスとか)が崩れているとコケが出やすくなる...みたいな。

2016年11月12日土曜日

今週の60

DSCN5073

幾つかの点を除けば順調です。

問題その1
水流が当たっているところのグロッソの古葉に黒ヒゲが出やすくなっていること。
今日は、かなりカットしました。

問題その2
前に書いたときほどじゃないけど、とろみが出ていること。

DSCN5066

給排水パイプとかヒーターのコードとかが集まっている右奥が、
こんなことになっちゃってます。
このオークロはもともとは流れ着いたトリミングくずです。

排水口のモスは、いつの間にか付いて育っていたのを見て、
これは良いかも ってことで、さらにわざとくっつけたもの。

写真には映ってないですけど、排水口のモスのさらに上にはおそらくキューバパールも、いつの間にかくっついて根をはってます。流れてきたのが引っかかったんでしょうね。

1/3水換えして終了。

施肥は、
K3% 7ml、 Mg1% 2ml、 リキダス5ml

2016年11月9日水曜日

とろみが出てきちゃった

けっこう遅く帰ってきて、ライト消灯・CO2添加カットから何時間も経っているのに、
水面がアワアワに感じるくらいのけっこうなとろみが出てました。

もうかなりながいこと、とろみが出るって言えば、トリミングしてなくてかなり水草が茂って水回りが悪くなっている時くらいだったのに。

リキダスは「コリン、フルボ酸、アミノ酸 配合 + カルシウム 各種ミネラル」ってのがウリだけど、このアミノ酸ってのが気になってたんですよね。
コリンやフルボ酸は魅力的だけど。

これ土壌微生物を活性化させるための配合なんだろうけど、
水槽だと有機栄養バクテリアが必要以上に元気になっちゃうものね。

関係ありそうな気がするな〜

やっぱりオリジナルのカルシウム液肥作ろうかな。

 --

 ライト点灯時 泡だらけ 水がとろとろとろみ

2016年11月6日日曜日

カルシウムのこと つづき

先日、スティックとリキダスの成分の比較を水上葉育成のことで書きましたが、
水槽の方だと、
最初にOKOSHIとも比較しておかないとですよね。

・肥料喰いのグロッソを育てるにあたって、枯れ切ったソイルでは窒素などが不足しているはずだしってことで、OKOSHIを埋めた。
・でも、ダメ。状況と症状を見て、カルシウムか鉄ではないかと推測。
・リキダス入れたらビンゴ!

で、比較ですが、
OKOSHIは、
N, P, K, Mg, B, Cu, Fe, Mn, Mo, Zn
リキダスは、Ca, Fe, Cu, Zn, Mo …など  計10種類のミネラルっていう表示
つまり、結局、カルシウム不足だったってわけですよね。

それで先日、酢酸カルシウムなら濃度管理できる液肥を簡単につくれるじゃん…とか書いたけど、
カルシウム液肥は売ってました。
アミノール化学のカルシウムエキス。
Ca 8% って表示もあります。
他にも余計なものも入っているけど、ほぼカルシウムだし、他の成分濃度も表示されているので、これを使うってのも手かも。
本来は農業の葉面散布用なんですけどね。

あとさー、OKOSHIだけど、N13に対してP5って、もうちょっとリンの割合を減らしてもらっても良いのじゃないかなと。
硬度が高めの欧州の水ならリンは若干多めくらいで正解なのだろうし、そうじゃなくてもスイレンの花を咲かせるとかなら分かるけど。
日本で水草用ならもっと減らしてもよいのじゃないかな。
黒ヒゲが出ちゃうよ。

2016年11月5日土曜日

今週の60 今後の施肥方針

DSCN5049

先週 ロタラなどを切った時に、
緑藻出てるし全部いっぺんに切るのもよくなさそうって
ニューパールグラスなどを切り残していたんですけど、
ロタラの新芽が出てきたので、
切り残していたところも切りました。
ピンナティフィダとかを一部差し戻し。

それにしてもこうやって二子山っぽくなると、ちょっとマヌケですね。
まー良いけど。

グロッソは、まだまだ密度は足りないけど、割と快調なので、さらにOKOSHIを追加。
もうトータル5つ分くらい入れたので、あとは当分様子をみます。
DSCN5053
で、それが良くなかったのか?あるいは以前に入れてた分からの溶出量が増えてきたのか分からないですけど、
また黒ヒゲがチョビっと出てきちゃいました。

ガラス面の緑藻も先週に比べれば、さらに減ってきたけど、まだ出てます。

施肥ですが、底床内に入れるのとは別に、
当面、こんな感じでやろうかなと思ってます。
週あたりで、
・K 3%を3〜7ml
・Mg 1%を0〜2ml
・リキダス …主にCaであるハズ…の原液を ひとまず5ml

「〜」ってのは、KもMgもOKOSHIからの溶出もけっこうありそうだから、しばらく少なめでも良いかな…様子見て増やしていこうってことです。でもって右側の数字が定常運転時ってことですね。

リキダスは元の濃度表記が無いので、
どの程度入れるべきか困っちゃったんですけど、
いったん カルシウムを含まないハイポの観葉植物への使用量目安と
リキダスの使用量目安の比較から、
仮にリキダス15mlくらいで、K7mlと釣り合うくらいかなって判断しました。
あくまで観葉植物の場合ですけどね。

おそらく水上葉と水中葉じゃCaの要求量は、つくりが華奢な分だけ水中葉の方が少ないのじゃないか?って想像はしているんですけど。クチクラ層の厚みとか違うわけだし。...あくまで想像で具体的に何か調べてわかったわけじゃないですけどね。

それに、今回のグロッソ再生では、トータル10mlくらいしか使ってないんですよね。
なので、15mlって多すぎだろうってことで、
ここはいい加減に一旦5mlってことにしてみました。
けっこう酸性強そうだし。計ってないけど。
キャップ開けただけで、お酢のような臭いが周囲に立ち込めるんですよね。リキダスは。

水草の様子とpH、KH見てみて、その経過から判断して、
増減調整していくつもりです。

あとリキダスの成分が分からないけど、アルカリのものと、酸性のものを同時に入れて混ぜちゃうと反応して不溶化するものとかも出てきそうなので、試しにやってみると、白い沈殿物が出来ちゃいます。

やっぱりタイミングずらして入れたほうが良いのかな?
3日くらいずつずらすとか。
土曜日はカリウム入れて、火曜日か水曜にリキダス入れるとか...
あるいは、底床供給器にリキダス入れて、上からカリウム入れるとか。

ひとまず今日は、
底床にリキダス5ml
水換えの水にK3ml
入れておきました。

そうだ。リキダスの主成分ですけど、酢酸カルシウムとかそんなあたりじゃないかなと想像しています。酢酸カルシウムなら比較的安定してよく水に溶けるものね。

消石灰と酢酸買ってくれば、簡単に大量につくれますね。
どっちもネットでも薬局でも売ってるし。
他の微量元素とかを無視してカルシウム液肥だけならですけど。
これなら濃度計算も出来るし。

あーやってみたいな〜。
カルシウム添加は、どういう濃度でどうなるのか?やってみたい。
カルシウム液肥もつくっちゃおうかな。

そういうことを始めると、結局そのうちどこかで事故るわけだけど、
でもまー、それだけ理解も深まるしね。

2016年11月3日木曜日

リキダスすごい! 水上葉育成箱

DSCN5015

このところ水上葉育成箱のグロッソが、この写真の一部に映っているように茎が赤く、葉が黄色くなってきてたんですよ。ほぼ全てのグロッソが。
もう11月だし... そろそろダメになってくる時期だよね... なんて思ってたんですが、
先週の日曜に、こっちにもリキダス入れてみよって10ml入れてみたら、
既にこんなに緑の葉が。
もともとハイポのスティックは入ってたんですよ。

それにしても、最近グロッソを摘んでたからヘアーグラスだらけ。

ちなみに、

スティックの表示成分
N, P, K, Mg, Mn, B, Fe, Cu, Zn, Mo

リキダスの表示成分
Ca, Fe, Cu, Zn, Mo …など  計10種類のミネラルっていう表示

こう比べると、やっぱCaが効いているのか?って思いますよね。

そうなると消石灰で適当な使いやすい濃度の石灰水でもつくったほうが良さそうだけど...
きっといちばん使えそう...使いやすそうなのは 酢酸カルシウム。
保存性、pHとか。
リキダスって、きっと酢酸カルシウムあたりが主成分じゃないのかと想像。



2016年11月1日火曜日

wikipediaの肥料の関連項目が進化

っていうか、Wikipediaの編集履歴みたら、実は数年前にからある項目なのだけど、
これは使えます。
もっと早く気がつけば良かった。