2017年6月24日土曜日

リセット 1ヶ月と1週間 リン酸除去剤の効果??

リセット 1ヶ月と1週間

トリミングしたロタラの新芽が出揃って茂ってきました。
これでいったん完成ってことにして、
「リセット 経過期間」ってタイトルはこれで終わりにします。

ブリクサやパルヴァは相変わらずですけどね。

相変わらずっていうか、ブリクサは葉先が傷んだりコケが付いたりする葉が出てきちゃいました。弱ってきているかも。

パルヴァの上を覆っちゃうグロッソとかマメにカットしているのだけど。…一部マメなカットを断念したところ…手前側の崖の下とかは、消えちゃったように見えます。
増えた分と減った分で総量変わりませんって感じ。
葉は若干大きくなってきたけど、未だにグロッソの葉より小さくて、どこがクリプトコリネ?本当にクリプトコリネ??って感じ。

ブリクサとパルヴァ どちらも根張りが特に重要なハズなので、足元にリキダスの希釈液をチョビっと入れてみました。

DSCN5651

紅藻類対策として入れたリン酸除去剤ですけど、
真っ黒でツンツンしている所謂 黒ヒゲはすぐに新しいものを見かけなくなりました。もともとリン酸除去剤を入れる前に増殖のピークが来てたのだけど。

でも灰色のサンゴ状のは、最初の数日は…月曜くらいまでは、むしろどんどん増えてる!って印象でした。
その後も新しいのを毎日見かけるけど、その割合が日を追うごとに減っていっている??
...簡単に取れるところは気がついた時に取っちゃうのでなんとも言えないんですけど…
でも新しく出てこなくなったわけでもないし、放置していたものが成長を完全に止めたわけでもない。
って感じです。

リン酸除去剤の水草への影響は特に感じないですね。
水の影響に完全依存するモスとか入ってないし。
活着させているピンナティフィダも相変わらず元気にランナーを出して着実に壁面を覆っていっています。
全体として成長が遅くなった気もするけど、肥料喰いの水草は真新しいソイルの時と比べて徐々に成長率が落ちてくることもあるから、リン酸除去剤を使って無くてもこんなものかもしれません。
ちょびっと入っているウォーターローン...ほぼ完全に水の栄養に依存...も弱っている様子はないですね。

グリーンロタラが這いにくくなりました。前はビッタリ這ったのに今はナナメ上向きに伸びている。
やっぱりリンと這いやすさは関係がありそうです。
グロッソもリンが多めの時のほうがビッタリ這う印象です。
もちろん光量や光の質(散乱光の量、青い波長の成分の量など)のほうが遥かに影響は大きいけど。

ピンナティフィダ

ガラス面の緑藻はもともとほぼ消えていたのだけど出ていないです。
ケバケバ緑藻も変わらない。ぱっと見はどこにも無いけど、トリミングした葉を手元で見たり、アップで写真を撮ると付いているところがけっこうあるって分かるくらい。
ちょっとエビにいろいろごちそうを与えすぎたかも。エビの腹を空かせさせないと。
上の木曜日に撮ったピンナティフィダの写真をクリックしてFlickrに行ってアップにするとよくわかります。サンゴ状ゴケもケバケバ緑藻も写っています。

リン酸除去剤がコケに効いているのか否かと言えば... よく分からない。

もともと今回、不安定な立ち上げ時期にしては無理してトリミングし過ぎなので、たんに水草の復活のタイミングでコケが出にくくなってきているのでは?...なんて考えられなくもないわけですし。

もうしばらくはリン酸除去剤を入れ続けて様子を見てみます。
水草への影響は特に見られなかったので、今週から規定量全量入れてみます。

サンゴ状ゴケは完全に消えてくれるのか?

1/3水換して、K3% 7ml, Mg1% 1ml 添加して終了。

2017年6月23日金曜日

クーラー戻ってきた

クーラーが修理から戻ってきました。

良かった。
6月下旬までなら大丈夫だろうって、代替機を頼まないで容量が少ないペルチェ式のを付けてたのだけど、
今日はけっこう暑くて、朝から動きっぱなしでもう余裕が全くない状態だったので。

そもそもペルチェ式のは水量の少ない40cmタンク用に使っていたもので、
40はグッピーとミナミヌマエビだから大丈夫 って後回しにしていたのだけど、
今日は27.8度まで上がっててヤバかったです。放置してたら照明であと1度くらいは上がってたハズ。40はシダ類も入ってたし。

だからタイミング的にはギリギリセーフ。
...いざとなれば部屋のエアコンでどうにでもなるけど。

代引きで料金を払うのだけど、現金を用意しておくが面倒だったので、先日の電話で相談したら
カードで払いたいなら佐川にしておきますよー!
ってゼンスイの方が言ってくれたので、現金用意してなかったのだけど、
佐川にカードはダメです。現金指定になっているので。
とか言われました。
おいおい!
なんか何かといい加減ですね。
たまたま現金があったから良いけどさ。

修理だけじゃなくて中も含めて清掃もしてくれているのは良かった。
配管内については、清掃依頼・オーバーホール依頼でやるのとはレベルが違う簡易な清掃らしいけど、
水草水槽で使ってるのの汚れなんてたかがしれているので充分でしょ。

今のところはちゃんと動いています。まだ数時間だけど。

2017年6月20日火曜日

ゼンスイからの修理見積もり

先日修理に出したクーラーですが、ゼンスイから見積もり等の連絡がありました。

結果はセンサー交換で1万2千円でお釣りがくる金額。送料とかは別に掛かるけど。

ただ、修理の担当者に、改めて受付に説明したのと同じ内容...
... 通常時温度表示はちゃんとしてて、その後温度があがって冷却を始めると、温度表示が乱高下しだして冷却が止まらなくなる...
を伝え、さらに
本当にセンサーですか?ボードとかじゃないんですか???
って言ったら、
えっ?そうなんですか?修理後テストでは問題なく動いているけど、そういう症状ならセンサー以外もありえますね。
だって。
おいおい...。

でも、修理後1年間の保証が付くとか言ってるので、
ちゃんとテストして問題なく動いているなら良いです。
ってことにしました。

それから、使用環境を見せてもらったら、100だと2割位余裕が無いハズで動きっぱなしになりませんか?200にした方が良い。とか言われた。

真夏でも何十分も動きっぱなしになることなんて無いですよ
って伝えたら
おかしいな〜そんなハズはないのだけど。
だって。

どうなんでしょうね?
44Wの照明に9Wの外部フィルターだけで60cm水槽に使えないなら、使用水槽サイズの目安の表示を変えたほうが良いよね。

こういうのは部屋の構造とかとかにもよる部分が大きいから、目安は目安ってのも分かるけどさ。

それから、耐用年数は5年くらいとかってのも言われた。
そろそろ耐用年数だと。
具体的にはどのあたりの劣化が進むのか?と聞いたら、
例えば、ファンのモーターとかって言ってたけど、
年間通してファンが動いている時間なんてたかがしれていると思うのだけど、動作時間と関係なく劣化するものが使われているのかな??

仮に ZC-200使わなきゃならないとすると安めのところで買って約5万。耐用年数5年なら、年1万。でも実際に稼働するのはほぼ4ヶ月。クーラーの電気代を別にして月に2500円。
部屋のエアコンつけっぱなしとどっちが安く済むんですかね?

2017年6月18日日曜日

サンゴ状コケ?

IMG_3089

黒ヒゲがーって最近良く書いてましたが、
前景草の奥の方にやけに黒っぽいところを見つけたので、ピンセット突っ込んで引き抜いてみたらこれが出てきました。

かたちはたまに見かける灰色のサンゴ状コケとかって言われているものになんとなく似ている。色は黒ヒゲほどじゃないけどけっこう黒い。

なんにしても紅藻類でしょうね。

ちょびちょびついていて黒ヒゲって認識していたものの一部もこれの成長前なのかも。

リン酸除去剤は効くかな〜

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サンゴ状コケって、水草水槽はじめて1年満たないくらいの時にやられたことがあって、
それまではコケ=富栄養=退治するにはひたすら水の栄養を減らすべし
って思っていたのだけど、
水草の調子が悪かったから、試しにカリウム主体の市販の液肥を添加したら水草が元気になってコケが消えていったってことがあったんですよね。
これがコケに対する考え方を大きく転換させたきっかけ。

もちろんこれって、サンゴ状ゴケにカリウムが有効ってわけじゃなくて、
水草にカリウムが足りてなかった状態が、添加されて水草が元気になって、よく水の栄養を使うようになったから、消えたわけですよね。

2017年6月17日土曜日

リセット1ヶ月の振り返り

リセット1ヶ月目

1ヶ月目。
前回と殆ど変わらないですね。トリミングの3日後だから当たり前か。
トリミング跡からは早いところでは新芽が出始めています。

1/3水換え
今回は、K 3%を控えめに 3ml添加。

コケは相変わらず、黒ヒゲが水流が当たる各所でちょびちょびっと見つかる。
緑藻はほぼ無し。増殖しなくなった。

ほんのちょっと油膜が出てきました。
トリミング後は一時的にそうなることがよくあるから気にせず。

リン酸除去剤の使用は、
黒ヒゲ出ているって言ってもたいした量じゃないし、増殖率があがりそうで不安だったけどそれほどでもないし。... じりじりと毎日増えているのは確かなのだけど。
せっかく調子が良い水草の状態を悪くしたくないし。
緑藻がこれ以上減ったらエビや貝に申し訳ないし。
昨日、3cmくらいまで巨大化していたラムが落ちてたし。低いpHもあるけど餓死じゃないかと。
...と、散々迷った挙句、
規定量の1/2だけ濾過槽に入れてみるという中途半端なことを。

きっと当面の効果が1/2になるのじゃなくて、一袋で3ヶ月持つっていう持続期間が1.5ヶ月になるってだけなんじゃないのか?って気もするけど...。

これでしばらくやってみて、水草の成長が阻害されているなって感じられたら・あるいはエビや貝の様子見て、状況によってはスグに中止するつもり。

買った後で関連情報を検索していて気がついたんですが、これ3袋入りってのもあるのですね。ショップには6袋入りしかなかった。...3袋入りで充分だったのに。

ちなみに前面中央〜右寄りの場所のグロッソが薄く見えるのは、このあたりに水流があたるせいか特に黒ヒゲがでるので切っちゃうからです。
いちおう気にして水流はいつものように下に向けていなくて水平撃ちにしているんですけどね。

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以下、この1ヶ月の振り返り。

最初のプラン
テーマは、逆断層が生んだ湿地帯

レイアウト

リセット当日
リセット0日

今回、ロタラを充分に用意できなかったので、前景草を数植えて 立ち上げ期を乗り切る方針でスタート。

1週間目
リセット1週間目

よく根張りして伸びてきて...
前の環境の濾材も水も持ち込んでいるから、水は早くもだいたい出来てそう。
まだ安定はしていないけど、出だしを乗り切れてる。

2週間目
リセット2週間目

いったん全体をトリミング。
特に前景草はあの密度だと底面這わないから土台が出来ないし。
もとのロタラの数が足りないので切った分も差し戻し。

3週間目
リセット3週間目

DSCN5526

だいぶ落ち着いてきた。
水も透き通って輝いている。


4週間目
リセット4週間目

またロタラをトリミング。
これで当分差し戻しは無し。

そして今日に至ると。


今回も大きな問題もなく...小さな問題はいろいろあったけど...、
ひとまず私としては上手く立ち上げ出来たなと思ってます。

これからは、維持することと、変遷を楽しむってモードに移行ですね。
ひとまずグロッソがどこまで持つかな?...早くも成長減速の気配が。
いつ頃、他の水草に置き換わっていくか。

DSCN5604

楽しみとしては、初めてちゃんと活着させて育てているピンナティフィダが壁面覆ってくれないかな...壁面がランナーと根だらけに覆われないかな...ってこととかですね。
これも最初にイメージしていたよりは良いペースで進んでいます。

2017年6月15日木曜日

リン酸除去剤って

リン酸除去剤

帰りにショップを覗いたら、エーハイムのリン酸除去剤が目にとまって思わず買っちゃいました。
ショップを覗いたのは、ハサミの切れが悪くなってきたので新しいのを買おうかなってことだったのだけど。ちなみに買ったハサミはまたDo!aquaのヤツ。切れ味の持ちはイマイチだけど 安いし 使いやすいし 見た目も良いし。

もとい リンについては、
前々回の水槽環境では、なんとなくいつもどこかに黒ヒゲが出ていて...アップで見なきゃ分からない程度ではあるのだけど...どことなく煤けて見えるようになることもあって、それがイヤで、
前回の水槽環境では、「水草にリン酸を使い切らせる」ことをテーマの一つにして水草の高成長×リン以外の必須元素の割合を増やすってことで、最初のうちはけっこう上手く行っていたのだけど、
各種オリジナル液肥への依存が、ちょっとしたミスをきっかけにバランスを崩しちゃうみたいなこともけっこうあったんですよね。

で、今回は過剰にリンを気にしないようにしよう...なんて思っていたのだけど...だから水草一番サンドだけ使ったり...、
だったのだけど既に黒ヒゲが出始めていて気になりまくりなわけです。

予想以上に低pHになっちゃってることも関係あるんでしょうね。
それで水草一番サンドのヨウリン酸からの溶出がしやすくなっているとか(?)。
ヨウリン酸は、可溶性ケイ酸も含まれていますよね。
どっちも黒ヒゲの好物とされているもの。
話の筋道外れるけど、ケイ酸はヘアーグラスには重要な栄養素ですね。

こんなことをあれこれ考え始めると、いつも少しは頭を過るのは、リン酸除去剤の利用だったわけです。

でも、なんにしたって、水中のリン酸を除去しちゃったら、きっと水草の成長は悪くなりますよね。

今回は、モスは一切入れていないし、シダもほんのちょっとだから無視するとすれば、水中の栄養にだけに依存するのは ほぼ入って無くて、基本的には底床に栄養を求めるヤツばっかりだから、使ってみるのもアリかな?なんて思いはじめているのだけど、
どうなんでしょうね??

基本的に底床に栄養を求めるって言ったって、ロタラとかはかなり水の栄養も大事だし、壁面這わせているピンナティフィダとかもあるし、あっ ウォーターローンもあまり成長しなくなるだろうな...と想像。
あと、エビや貝が飢えるかも。

このあたりネット上で事例を探そうと思ってもなかなか無いんですよね。

ひとまず先日のトリミングで差し戻しした水草が根張りするであろうころまで使用は待って、水換えのタイミングで使ってみます。
土曜か日曜に使用開始。

黒ヒゲは消えてくれますかね?
水草の成長はどうなるだろう?

ひとまず2週間くらい実験ですかね。

ちなみに、エーハイムのリン酸除去剤のパッケージには、
リンとケイ酸を吸着って書いてあります。

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リン酸の吸着...不溶化には、
アルミと反応させるのが一般的。
あと、海水水槽だと鉄釘とか入れて鉄と反応させるってのもありますよね。
カルシウムと反応しても不溶化しますね。

アルミについては軽石がらみでちょっと前に書いたけど、
リン酸鉄も濃度があがると毒で、特に貝類がやられやすいとか、水草も葉が溶けたりとか言われますよね。
もちろんどちらにしても吸着しちゃって離さなきゃ問題ないわけですが。

エーハイムのものはどういう成分なのかは分からないけど。

4週間経過後のパルヴァ、水上葉育成箱のウェンティ

そういえば、さっきアップしたので組織培養パルヴァの状況について触れなかったなと。

枯れちゃいないし、きれいな緑です。

でも、植えた時や2週間前にアップした写真と葉のサイズは殆ど変わらず。
グロッソの葉の1/3くらいの葉が密集しています。
ところどころ上を覆っちゃってるグロッソとかをどかして見ると、明らかに広がってはいるんですけど、葉が大きくならない。
もう4週間経ってるのに。

これ増やしたら前景草に使えますね。...って 呆れるほど成長遅すぎだけど

これは本当に よく写真とかで見かけるパルヴァの姿に...クリプトコリネらしい姿になるのだろうか??

いちおう上を覆っているグロッソとかは、かなりカットしておきましたけど。

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DSCN5603

水上葉育成箱2号は、前の環境の廃ソイルをぶちまけてグロッソ専用のつもりで作り直したわけですが、クリプトコリネ ウェンティが何ヶ所か生えてきています。

入れたつもりはなかったのに。
でも、ソイルと一緒に根っこは入れちゃったかも。

なんつー強さでしょう。
ビックリです。

でも、屋外だから冬は越せないんでしょうね。
自生地はスリランカとかだったような。

秋口までくらいに花とか見れないかな。

2017年6月14日水曜日

リセット 4週間目 ロタラトリミング 黒ヒゲ

リセット4週間目

ロタラが水面を這い始めたので、ザクザクっとトリミング。
グリーンロタラのみ まだ本数を増やしたいので、出来るだけ差し戻し。
ピンナティフィダも一部トリミングや差し戻し。
縦伸びし始めたのとか前景草エリアに出てきているのとか。
カットしたランナーは、崖面を這っているランナーがちょっと浮いているところを見つけて、その間に差し込んでおきました。

前に 黒ヒゲが気になるって書きましたが、
これまで書いていた前面中央、左端 以外にも
古いピンナティフィダの葉や正面最奥の軽石の上のグロッソなど
よーく見ると、水流が当たりやすい・行き着くところには至る所に出てきてますね。
週末以降見つけると、できるだけカットしてた。
まだたいした量じゃないし、玉状に…まっくろくろすけ状態になっているのってないのだけど、傾向として明らかに増え続けているのは恐ろしい。

水草一番サンドは、黒ヒゲ出しやすい…って気がする。それも立ち上げから。経験上もそうだし…と偉そうに言えるほどいろいろなソイルを使ったことがあるわけじゃないけど…、ネット上の事例を比較検索してみても。
でもディスる気は無くて、もちろん気に入っているから使ってるわけだけど。
ちょっとくらいそういうところがあってもそれを遥かに上回るメリットがあると思う。
栄養豊富、なのに時に吸着系に分類されるほど栄養分の溶出の少なさ、しっかりしていて長期利用できる団粒構造…とにかく崩れない・泥化しないこと、製品品質の安定性。
もっと養分が・腐植質が欲しければ底に腐葉土入れれば良いわけだし。

それと給水パイプの中の一部に藍藻が出ていました。
茶色く汚れてくると、アクリルと茶色汚れの間に出るんですよね。
…茶色は硝化バクテリアのバイオフィルムだから「汚れ」なんて言ったら申し訳ないけど。
これはいつものこと。
好き好んで透明のパイプ使ってるから仕方がない。
ブラシを入れて掃除しておきました。
これを放置しておくと他にも藍藻出て来るし。
ガラスとソイルの間の藍藻処理にエクスタミンを使えば、水草一番サンドのヨウリン酸からリンとか溶出してさらに黒ヒゲの原因になるだろうし。

緑藻類は殆ど無くなりました。少なくとも増殖はかなりスローに。
トリミングしたので週末に向けて少しは増えるかもしれないけど。

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追記

大きくなりすぎた(...あくまで この水槽でのワタシ的な基準でしか無いですけど)2本のピンナティフィダを、写真では一つ切ってますが、結局2本とも切っちゃいました。

この2本がいちばんランナーを元気に出していました。
当然ですよね。
なので、ランナーを崖に張り巡らせるのを早めるためには切らないほうが良いだろうな...とは思ってたんですが、なんだかどうにも気に入らなくて切ってしまった。
後ろの方に差し戻し。

栄養供給が減ってランナーの伸びは悪くなるんでしょうね。

2017年6月13日火曜日

崖面の近況

ピンナティフィダ

ピンナティフィダが細かく枝分かれして崖面を這い進んでいます。

子どもが旅行にカメラをみんな持って行っちゃったので、iPhoneで撮ったのだけど、いつもとだいぶ色味が違いますね。
なんだかセピアっぽい。

2017年6月11日日曜日

リセット 前景の起伏のつくりかた

前景草エリアに起伏を作ろうとする時、標準サイズのソイルは丸くて転がりやすくて平らになろうとするわけで、そこは何かしら工夫しないと上手くできないわけですよね。

やり方はいろいろありますよね。
以下とか、以下の組み合わせとか。

・石や流木を沢山入れて土留めする。
・パウダーサイズのソイルを上に多めに撒いて崩れにくくする。
・植栽する水草の列で意識的に土留をつくる。纏め植えの列をつくる。
傾斜に対して斜め上に向けてソイルを押し上げるように差し込んでいく。
・芝のマットを張っていくように、前の水槽の前景草をバリバリと剥がしたものや水上葉育成箱でつくった前景草のシートをソイル面に貼り付けて土留めする。ソイル面への貼り付けは、2本の楊枝の間に糸をはったものを差し込んだり石を置いたり。あとは上からソイルを掛けちゃうってのも手。
・ミスト式で立ち上げる。水流の中に入れてエビとかがいれば崩れて当たり前だし。
・とにかくソイルを盛る。崩れやすくなるので、水流は上を向けるとか、エビは当分入れないとか、崩れる要因を出来るだけ取り除く。崩れたらまた盛る。w
・… …

私の場合、今回は、
最初から草がしっかりと底床面を覆うまでは地形の維持なんて無理って考えで、最初にのっぺりつくって、さっさと草で覆わせて、その上で、
凹を…溝を作りたいところに、ハサミで切れ込みを入れて、プロホースでソイルを吸って溝をつくりました。
あとは、前景草を溝にあわせて押さえるだけ。

凹とセットで凸を作りたい時は、
ハサミで切り裂いたところに、指先でソイルを避けながら指先をそっと差し込んでいって谷をつくり、
さらに凸を作りたい方に向けて、ソイルをそっと寄せていく。
凸の頂上に向けて水草の下のソイルを押し上げるようにですね。
そうやってつくっています。

ソイルが詰まってきている状態だと、グリグリやらないと指が入っていかないのでソイルを痛めますけど、最初のふんわりとソイルを置いた状態だとそれほどソイルを痛めないで出来ますよ。

今回のリセットのずっと前のプランでは、水上葉育成箱の中身をシートとしてごそっと入れちゃうつもりだったんですよね。
幾つかの三角形のシートにしてそれでソイルを囲って起伏をつくる。
で、糸を張った楊枝と上から掛けるソイルと...で浮かないように留めちゃうつもりだった。
でも、なかなか踏み切れないでいるうちに水上葉育成箱の水草があまりに分厚くなりすぎちゃって、とてもシートとして入れられる状態じゃなくなっちゃったんですよね。
で、結果的にこのやり方になったけど、このやり方も良いなと思い始めてます。

2017年6月10日土曜日

ハナビのダンス



産卵しないかな〜

メスの方は、前から居るやつ。
オスは、先日買ってきた新入り。

ちなみに 太っていて 体高もあって 体色が薄い感じの方のがメス。
メスとしてはこれでも色が出ている方だと思います。

オスは、体色が黒っぽく見えるスリムな方。
ヒレの赤とかが鮮やかに出るには あと少し時間が掛かりそう。

オスは飼い込むと、黒っぽいボディに白というか金色というかって感じの星がくっきり。...別名ギャラクシーだし... ヒレが濃い赤の メリハリがある色になっていきます。

リセット3.5週目 塩基バランス

リセット3.5週目

1/3水換え
K添加は今回見送り。
Mg 1% 3ml添加。

またまた写真も変わり映えしないですね。まー記録ってことで。
週にどのくらい伸びてるとか。

前景草部分の凹凸が海練みたいに見えて…軽石ウォールの岸壁に打ち付ける波みたいに見えて気に入ってます。
まー家族に言っても、「草だね。草。」って言われるだけですけど… w

徐々に「波」が高くなっていくのは、凸と凹じゃ成長が違うからですね。凸の方が光も水流も得やすいのでどうしても高くなっていく。
あと、だんだん モヤ...シルエットラインが曖昧になっていくのは、ヘアーグラスが伸びただけそうなる。

来週あたりロタラを切って、その後新芽が出揃ってくる頃には、最初にイメージしたカタチにかなり近くなるかなとか思ってます。
まだグリーンロタラが足りないけど。

DSCN5526

ブリクサとかがまだまだだけど。
リセット1ヶ月までくらいにはトリミングした枝をストレーナーの右手前にも植えるつもりだったんですけどね。とても無理ですね。
あまりに育ちが悪いので、OKOSHIの粒を幾つかブリクサの下に入れておきました。
周囲の草刈りをやった方が良さそうにも思うけど、ブリクサの茂みの中にいろいろ入り込んでて周囲の草だけ上手く切れそうもない。
最初にもっと意識的に周囲を空けて植えるべきでした。
しっかしほんとブリクサってちゃんと根付いちゃえば どこでも幾らでも増えちゃうけど、出だしは場所を選びますよね。

肥料と言えば、明らかなMg不足症状が出てきちゃいました。
ロタラとかが葉脈に緑を残して白っぽくなる。

これは、まだKの添加が早かった…K過剰になって塩基バランスが崩れているんですかね?
実際K不足症状は全く見られないけど。
水草一番サンドは、硫酸カリウムが添加されてはいる(だから最初はしばらくK添加していなかった)けど、このくらい植えてると過去の例だと1ヶ月もしないうちにK不足が出ていたから予防のつもりだったのだけど。

なんにしてもこんなタイミングでMgの絶対量が足りないなんて、とても思えないんですよね。考えられない。
なので、ひとまずK添加を今週は見送って、Mgをちょびっとだけ添加しておきました。

コケは、ソフト緑藻(これからそう呼ぶことにしました)もハード緑藻も減っています。
ケバケバ緑藻は、目立つわけじゃないのですし急速に増えているわけでもないですが、最奥の軽石とかにチョビっと出ています。

黒ヒゲが、水流が当たりやすい軽石ウォールの左端に出てました。
葉に出てればカットしちゃうのだけど、軽石じゃ仕方ないので木酢液をほんのちょっと吸ったスポイトの先を近づけてやっつけておきました。
あとグロッソの古葉の一部に微かに出ていたのは全部カットしました。

水換えはそろそろ週に1/4でもよいかもしれませんね。黒ヒゲが気になるけど。

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追記

ふと水草一番サンドに添加されているヨウリン酸ってMgとかも含まなかったっけ?
って調べてみたら、
ヨウリン酸は
P: 17%
Mg: 12%
ですよ。
どっちも く溶性 : 根が触れないと出てこない...だけど。

なので、なおさらこんなタイミングでMgが足りなくなるわけがないんですよね。
なので、ほぼ確実にK過剰だったんでしょう。

2017年6月9日金曜日

クーラー 代機サービスってあるんですね

ゼンスイに連絡したら、
代機は必要ですか?送料はお客様負担ですが...
みたいなことを言われた。

真夏ならともかく この2週間位なら、前にも書いたように大丈夫そうなので、
送料もったいないから 要らないってこたえたけど、
代替機サービスってありがたいですね。

もっと言えば良いのに。
もちろん あてにされちゃうと代替機が出払っちゃう場合もあるだろうから積極的には言えないのは分かるけど。

それと状況を説明したら、
きっとセンサーです。消耗品ですから...
って言われたけど、
それなら、センサーをサプライで売ってユーザーが交換できるような設計にすれば良いのに。

工賃等幾ら取るのか知らないけど、サプライ売って...用心深い人なら最初から予備買うだろうし・そのあたりの評価がライバルに差をつけることになるだろうし、サービス部隊の規模を縮小できるだろうから、そっちのほうがメーカーのビジネス的にも良さそうに思うけど。
だって、シーズンで修理の需要変動著しいハズだよね。夏季に集中するでしょ。
修理スタッフをシーズン雇用できるなら別だけど。とてもそうは思えないし。

2017年6月8日木曜日

クーラーまた暴走

なんだかまたクーラーがずっと動いているよ...ってさっき家族に言われて見に行ったら、
水槽の水温...25.5度...ヒーターさんが全力で頑張ってくれていました。
クーラーの水温表示は33度あたり。

逆サーモが元気ならまだしも、こりゃダメですね。

もう諦めて素直に修理に出すことにします。

修理申し込みページ見たら2週間以上掛かりそうだから、となりの水槽用のクーラーを60タンクに繋げておくことにします。
もうひとつは、照明の量が少ないので暑くなりにくいし、入っている魚はグッピーだし、水草はロータスだし。おそらく一時的に暑くなるのは別にして、ほぼ翌月までは大丈夫でしょう。
どうしてもダメなら部屋のエアコンつけるし。

逆サーモ壊れる

クーラー暴走で冷やし過ぎがまた起きないように、逆サーモつけていたわけですが、壊れちゃいました。

クーラーの消費電力は100W程度らしい。
で、逆サーモの裏には200Wまでって書いてあったから大丈夫かと思ったのだけど、
コンプレッサーの動きはじめとかはきっとずっと大きな電流が流れるんでしょうね。

とほほ。

逆サーモを開けてみてやろう...治せないかな?と思ったのだけど、三角ねじで開けられないし。

あとは、非常時に頼れるのはヒーターだけだな。

クーラーはその後、異常は見せてないです。ちゃんと動いています。

2017年6月7日水曜日

リセット約3週間目 グリーンネオン追加

リセット3週間目

パッと見あまり変わり映えしないけど、変更点もあるので記録。

週末からエサを大幅に増やしたので、消えかけていた緑藻の出が前のペースに戻っています。たいしたことないですが。
あと柔らかい緑藻だけじゃなくて、色が濃い目の緑藻がチョビっと出始めています。硬めでベッタリ張り付いて金属のスクレーパーでガリガリやらないと取れないヤツ。
これって大抵リセット後に出て、しばらくすると出なくなるけど、何がスイッチなんですかね?
ケバケバ緑藻は、どこかをアップで撮った写真を拡大してみると出ているのがわかりますが、殆ど無いし特段増えていないです。…これはリセット前の環境から持ち込んだヤツですね。
黒ヒゲは消えたと思っていましたが、水流があたる前の方のグロッソの古葉の縁に微かに出ている?...怪しげな感じ。

グロッソは、エサの量増加で窒素供給が増えたせいなのか?それともたんに刈り込み後の復活加速タイミングなのかはわかりませんが、前よりはだいぶ良い感じになってきました。
新たに出て来るランナーが太くなってきた。

エサを増やしたのにあわせて、グリーンネオンのSサイズ×10を追加。
クーラー問題一段落(というか先送り)の後、夕方、近所にちょろっと買いに行ってきちゃいました。

今回リセット作業で1匹落としているし。
そうじゃなくても、長い間にちょっとずつ減っている魚もあるし。
うちで繰り返し繁殖してくれているのはベックホルディだけですから。

一時ハナビの稚魚も見ましたが、トータルだと減っています。
一定期間内に落ちていく数 > 生まれる数 ってことですね。
こんどは増えてくれないかなと期待を込めてハナビも5匹買ってきて追加。
おそらくオス×3のメス×2。先住者のメス×2と合わせて7匹です。
できればまたチビチビを買って時間掛けて育てたかったんですが、売って無くて今回はすっかり大きくなっちゃってるヤツです。
もしかしてハナビの稚魚は食べられちゃってるのかも??とかも思いますが。
でも、小さいってことじゃベックホルディの稚魚だって同じですよね。ベックホルディは増えているのだからハナビも増える可能性はあるのじゃないかと。

いちおう現在の生体数をメモっておくと、今回入れた分を合わせて、
魚 おそらく50くらい。(うち30弱がグリーンネオン。ベックホルディが9。)
エビ 25くらい?(うち10弱はメダカ鉢から入れたチビチビのミナミ。残りはヤマト)
貝 10弱くらい?

水草は、調子が悪い…というかイマイチ スイッチが入らないのはブリクサだけですね。やっぱり場所が悪かったかな。
弱っていっているってわけでもないので、そのうちになんとかなると思います。
あーあと、パルヴァもですね。イマイチなのは。

それと、相変わらず軽石の上や近くのニューラージパールグラスは健康的な大きめの葉を展開してよく育ちますが、それ以外の場所のは小さな葉で育ちが悪いです。グロッソと同じところに植えられているのは、完全にグロッソに覆われちゃってます。同じ水なのに。
もしかしたら けっこう足元のミネラルが大事なのかも。
そういえば、以前に育ちの悪いキューバの足元に田砂を撒いたらよく育ち始めたってこともありました。
ということで、育ちの悪いニューラージパールグラス何ヶ所かの一部だけ軽石の破片を入れてみました。これでそこだけ育ちが良くなるようなら本当に軽石効果はあるってことですよね。

右側に小さな軽石を追加。またスグに埋もれちゃうくらいのですが。
左側のガラス面のロタラを水回りを良くするのにカット。
今はロタラが照明の関係で中央部がよく育つので△の形になっちゃってますが、左の最奥だけは伸ばして、次のトリミングの時にはまた正面から見たら元のシルエットになるようにするつもりです。

昨晩pHを見てみました。
6.1。
ちなみにセットアップ5日目は6.1。
どちらも測定は、ほぼCO2添加終了時です。
変化なしですね。
相変わらずちょっと低すぎ。
そりゃーラムも落ちていきます。
pHが明らかに変化していたらKHやGHもチェックするつもりだったけど、これらはパス。

クーラー掃除作戦 ちょっと失敗

今朝、気がついたらクーラーが動いてて、
なんでこの気温で?照明点灯もまだなのに??
と思って見に行ったら、既にクーラー停止...っていうより、クーラーの電源が切れていた。

先日、暫定の対策で逆サーモ付けておいたからですね。
つけておいて良かった。

クーラーのスイッチを入れると、クーラーの温度表示は27.6度...あたりをチラチラと動いている。
水槽の温度は25.5度まで下がってるのに。

先日の症状と同じですね。

こりゃダメだってことで、ひとまず先送りしていたクーラーの掃除を、
他のパイプ類と一緒にやろうと思っていたけど、そんなことしてたら何もできなくなるので、水槽のところにバケツを持っていって、
クーラーのパイプだけ外して、バケツの中へ。
クエン酸入れて水中ポンプで水を回す。

IMG_3080

一仕事終えて様子を見に行って、ここで秘策。
クエン酸水に重曹を突っ込みました。
炭酸ガスの発泡力で強力に汚れを除去!
風呂釜洗いのジャバのリクツですね!
...ってつもりだったのだけど、
あまりの発泡力にポンプがエア噛みして空転。ww

そりゃーそうだよね。バカすぎる。ほんとバカすぎる。
最初に使っていた写真のポンプは、外掛け用のポンプなのでパワーがないので、
遊んでいる外部フィルターのモーターヘッドで回せないかってやってみたけど、やっぱりエア噛み。

ちなみに外部フィルターのモーターヘッドはずっと強力だけど、使ってたら油が出てきちゃいました。どこかについてたグリスとか??

その後、こりゃダメだって水を捨てて、
重曹水を回してます。
またしばらく放置して仕事して、切りの良いところで見に行って、
最後にナトリウムが残留するとイヤなので、
もういちどクエン酸でトリートメントしてから
クーラーの濯ぎを念入りにするつもり。

しっかし、これで本当に治るのかな??
自信なし。
もしかして、もっとまったく別のことが原因だったりしてね。

--

追記

クリーニング作業完了。

今回、クーラーに付けているホースの汚れをそのままにして、どこまで落ちるのか見てみました。

結果。
バケツにはかなり大量の汚れが出ているのだけど、ホースにもけっこう汚れが残っていますね。
つまり綺麗にしきれていない。
やっぱり、ジャバしなきゃ...例えば、濃い目の重曹液をクーラーに送り込んだ後に、強制的にクエン酸液を手で動かすポンプで...灯油の入れ替えとかに使うヤツとかで...突っ込むとか、あるいはクルマ洗いの高圧洗浄機のノズルを突っ込んで洗うとかしないとダメかもね。

肝心のクーラーは、ひとまず正常に動いています。
...信用できないから、相変わらず逆サーモ付けているけど。

2017年6月6日火曜日

臭いの原因判明 ラム

時々、微かにイヤな臭がすると書いたり、臭いが消えた…とか書いていましたよね。

理由が判明しました。
ラムズホーンが次々に落ちていたようです。

きっと、落ちたラムが腐って臭いはじめる。→速やかに食べられて臭いが消える。
の繰り返しだったんでしょう。

昨日、臭ってて、そこで落ちたラムを発見。あーいつかどこかで嗅いだことがあるこの臭いってこれだった!って。魚とかとははなにか微妙に違う腐敗臭なんですよね。
取り去ったら、今日は臭いが消えていた。

ふと気がつけばラムの数がかなり減っている。

たしかにpH6あたりで来ているリセット後の環境は、ラムにはキツイかも。エサのコケも少ないし。
でも、以前にこのくらいまでpHが低くなっていた時は、貝殻がボロボロになっていったのに、
今回は生き残っているラムの貝殻は綺麗な状態です。
どういう違いなんでしょうね?
Caはなんらかのかたちで摂れている?軽石舐めてるとか??

低過ぎるpHと言えば、いつもならエビも調子落としていくのですけど、今回は元気です。体色も透き通っている。これも理由が分からないな。

2017年6月5日月曜日

壁面を這う根


熱帯雨林の中の植物の根が這いまくった遺跡とか崖とか...
根が侵食していって壊していく。
そういう感じって惹かれます。


あと、盆栽とかの太い根とかにも惹かれるものがある。

以前に、リセットの時にピンナティフィダの根が水槽のガラス面に引っ張ると水槽が持ち上げられるくらいの感じで張り付いて...って書きましたが、茎より太いって感じの根がぐちゃぐちゃ付いてたんですよね。ずっと水槽の一番奥で放置していたら気がついたそんな感じになっていた。

ピンナティフィダの根

今回、軽石の壁面にそんな感じの根を張って行ってくれないかな... 張ってくれたら良いのに...とか思っています。
もしずっと維持できて、トリミングし続けたら、ならないかなと。盆栽みたいに。
もちろん、根が太くなると言っても限度はあるだろうけど。
太い茎くらいのサイズのがぐちゃぐちゃ這い回ってくれたら良いなと。

ミジンコ大量発生

いま、水上葉育成箱は2つあって、ひとつはヘアーグラスとグロッソ、
もうひとつがニューラージパールグラスを育てていたんですが、
ニューラージパールグラスの方は、はじめて日が浅くて量もなかったので先日のリセットで全部使ってしまいました。
ヘアーグラスとグロッソの方は、まだまだたっぷりあります。リセットでは1/4も使わなかった。

そのニューラージパールグラスが入っていた方の箱には、リセットで出た廃ソイルをぶちまけて、先日のトリミングで出たグロッソを入れています。
ヘアーグラスとグロッソが混じっているのが使いにくくて、グロッソだけを育てようと思って。

その箱を今日覗いてみたら、各種ミジンコだらけでした。大量発生。

なので、このくらいの時期にミジンコ大量発生するんだなっていうメモです。

できるだけスポイトで吸って、60cmタンクの方の魚にプレゼント。
久しぶりの生餌は嬉しかったのじゃないかと勝手に想像。

2017年6月4日日曜日

インディカの色

DSCN5509

いつものうちの環境だとインディカはオレンジで、
真っ赤にしようと思ったら、肥料とCO2多めで昼夜管理もしっかりしないとダメなんですが、
今回は、特になにもしていないのに、いつもと比べればずっと色づいています。
本気で色を出している時に比べればオレンジに近いけど。

昼夜管理なんて、うちのが毎晩夜更かししているから、まるで出来ていないのに。

なんでだろう?

前回より、底床に鉄が多めだから?
鉄分が比較的多めの底床の軽石、鉄粉を塗布して色をつけた軽石ウォールとか。
やっぱり鉄の重要性って大きいのだろうか??

直接二価鉄を供給する鉄液肥とかは使っていないのだけど。

腐葉土から出る腐植酸も関係している???

あと、ロタラの最初の根張りが、前回よりずっと良いってのも関係あるかも。
どうしてこんなに根張りが違うのか?よく分からない。
底床にCaが豊富なこととか関係がある??あるいは腐葉土の違い??

リセット 底床の構成

底床の構成について、材料の量とかについてメモっていなかったなと思って

下から、

底床供給器:約1.5cmの高さの水が通る空間。約60✕20cm程度の広さ。

軽石と完熟腐葉土を混ぜたもの。
軽石:鹿沼興産 榛名山産 約6L
腐葉土:トリミングした水草を材料にした自家製 完熟 粉状 350mlカップにふわっと山盛り1杯。

水草一番サンド 約6L

以上です。

右奥最厚部 : 軽石4〜5cm程度、ソイル5cm程度
左奥最厚部 : 軽石8cm程度、ソイル8cm程度
前後中央部 : 軽石4cm程度、ソイル3cm程度


前回と比べて、

ソイルの量が少なく、
ソイルの種類も前回はほぼプラチナサンドで、前面の表層だけ水草一番サンド。

軽石の量が多く、
前回は、大江化学工業 南九州産で、白くてSiOの割合が高いもの。
今回の方がずっとCa Fe Mgなどが多い。

腐葉土の熟度が高い
前回は初めて腐葉土を入れたので、早くから窒素過多になるのが怖かったので、C/N比が高そうな葉っぱのカタチがまだしっかり残っていた腐葉土(インドネシア産)を使っている。
今回は粉状になっている完熟したもの。さっさと窒素分がでてくるはず。

全体しては、前回よりも栄養多めにしたつもり。

そのうちに、これまでのリセット後の立ち上げ経過と比較してみようと思います。
底床材料、水草の成長、コケ... それぞれの状態の比較

2017年6月3日土曜日

リセット 2.5週目

2.5週目

たった3日なので変わり映えもしないけど、一応記録写真撮影。

排水口が上を向いているけど、普段は水平より若干下向きくらいです。
背景に波紋で光のニュアンスつくってみたかったからやってみただけ。

臭いはまだ微妙に残っているけど、かなり意識的に嗅がないとわからないくらいにはなったので、木炭は取りました。
油膜は消えました。
緑藻はごく薄っすら出てます。
緑藻が出るペースは減速してきました。
黒ヒゲは、ストレーナースポンジを交換した後は出ていない…と思っていたのだけど、排水口の出口周辺にごく僅かに出ていました。
これは取り外して掃除。水草や石には出ていないです。

1/3水換え。
Kを、今週から通常量の3% 7mml添加。
その他の肥料添加はまだ無し。

グロッソが あともう少し上手く育ってくれないかなー。
相変わらず最初のトリミング後のグロッソのランナーの出が悪い気がする。
ガラスに添って這っているのを見ると、ランナーが細いし、
なんか早くも出て来る葉が(トリミング後から出てくるのだけじゃなくて、最初からの延長のも)小さくなりはじめている気もするし。
本当に調子が良い時は葉もビッチリ張り付くように出るけど、なんとなく浮き気味です。

出だしは前に写真を載せたように1日1節くらい伸びてランナーも太かったのに。…入れた水上葉のがたっぷり栄養持ってたから。

今回栄養不足だったかな。
見た目よりずっとソイル薄いんですよね。
前面は全部ソイルが見えるようにしているけど、実際はスグ奥は軽石。
ソイル自体は薄いところで3cm程度。
でも軽石層には完熟腐葉土入れたんだけどな。

それとももっと他の要因?

ひとまずコケも大丈夫そうなので、エサの量を増やしてみました。グロッソに窒素補給。
エサを増やすなら魚も増やしたいなと。エサだけ増やしたら魚がデブってしまう。

前景草で思いっきり元気なのはヘアーグラスばかり。

ロタラの根張りは、もう15cm超えて底に付きました。
もう引き抜けません。
台地部分の土台はしっかりしたと思います。

ピンナティフィダは、どんどん枝分かれして崖の上を這っていってくれてます。もう仮止めに使っていたアルミワイヤーも全部撤去しました。
いつごろ崖がピンナティフィダだらけになるんだろう?
ピンナティフィダは、ちゃんと活着させて育てたことが無いので、縦伸び中心でたまに足元からランナーを出すっていうイメージだったんですけど、こんなにどんどん各節からランナーをだすものなのだ...と初めて知りました。

半月後の組織培養パルヴァ

組織培養のクリプトコリネ パルヴァを初めて買ってみたって
半月前くらいに書きましたが、
これが植えてから半月後の姿。

組織培養パルヴァ 半月後

ちなみに半月前の姿はこれ。

組織培養パルヴァ 植えたて

うーん。
溶けたりしているわけじゃないけど、ほとんど変わってないですね。
小さな葉のまま。

フツーのサイズの葉が出てくるまで、どのくらいの時間が掛かるんだろう?

放っておくとグロッソとかに覆われてスグに埋もれちゃうので、たまに上にかぶさった水草を切ってます。

こうしてみると、軽石の色の変化...汚れ具合がよく分かる。

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追記

6玉入ってるので、根張りの感触をチェックしてみようと、一玉をグリグリ触ってみました。
最初のころのように、コロっと取れちゃう感じじゃなくて、かなりしっかり根張りしているようです。
見た目よりは成長しているのかも。

2017年6月1日木曜日

リセット レイアウト概念

前から何度も書いてますが、今回は崖をつくりたかったんです。
他にもやりたいこと・試したいことは幾つかあるのだけど(軽石利用など)、レイアウトとしてやりたかったことは崖に尽きます。

崖って魅力的だと思いませんか?

河岸段丘にしろ、断層崖にしろ、崖の上と下では植生が違っていて、区切りになっている崖は湧き水が染み出していてシダとかも茂っていて、初夏にはホタルも飛ぶ …
あるいは、石灰岩が波で下の方が削られてオーバーハングになっているところとか。南の島で、ビーチの陸近くには海浜植物が生えていて、石灰岩の海食崖があって、時には洞窟になっていて、崖の上にはもう少し背の高い植物が生えている。
そんなこんなの景色です。

レイアウト概念2(海食崖)

今回は、そんな崖のイメージをごちゃまぜにしているんですが、中でもイメージしているのは、逆断層地形です。
…その割には、一直線じゃないなとか言われそうだけど、そこはまー あまりに一直線だとつまらないので。…幾つかの崖のイメージのごちゃ混ぜですから。

レイアウト概念1(逆断層地形)

プレートの動きに押されて、岩盤が破断して、一方が乗り上げて、一方が陥没する。
陥没した方には、川が流れたりして土砂が溜まっていって、川の氾濫もあるから草原になる。

まーこういう景色ってことなら、河岸段丘でも良いのだけど… 国分寺崖線のイメージとか…
地面を押して、地面に一方向にシワが出来ていくってイメージも同時に持ちたいので、逆断層なんですね。

思いっきりマクロ、鳥瞰で、広い範囲の地形図を眺めると、山脈とかが、例えば、
/ / /
みたいに並んでいたりしますよね。
これ、右下から左上に向けた押す力(プレート移動)が働いているわけですよね。

そんなイメージも持ちたいなと。

今回の水槽も、右下から左上に押している感じで「シワ」をつくる。
今後、前景草を茂らせすぎちゃうと、低床面の凹凸がわからなくなってシワが消えちゃうかもしれないけど、トリミングする時は凹凸面だけじゃなくて、シワが出来る方向を意識したハサミの入れ方をする。

リクツには合ってないんですけどね。
草原のところは堆積物だから、そういうシワは出来ないし。
出来るとしたら、川とかの動きのせいなんだけど。

それとメインのシワは / / / だけど、
\ \ \  っていうシワも入れる。

さっきの地形の話ですけど、例えば、四国 瀬戸内海 中部とか、
太平洋から日本海に向けた



っていう強い線が合って
それに
 / / /
の線をかけ合わせると、
一定の間隔で、島がある部分と、島が無い部分が並んでいること。
さらに、陸地の地形も 説明できますよね。

2方向からの力で出来たシワの組み合わせ。

断層って「地面が生きてる」って思えて、ダイナミックな力を感じて好きなんですよ。
...もちろん断層の上や近くに住みたいとはけっして思わないけど。

草原は、氾濫があって湿地... だからグロッソとかヘアーグラスとかの前景草。

崖は、シダとかの陰性植物が生えていたりするから、ピンナティフィダとかを活着させて...カタチがシダっぽくて暗がりにも強いけどピンナティフィダは基本的に陽性ですけどね。

崖の上の台地は、ちょっと乾いていて森林。だからロタラ。

そんなイメージ。

リセット2週間目


レイアウト

最終のレイアウト図。
この通りには出来ていないけど。

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ちなみに、瀬戸内海の構造の話のところは、最近読んだ
日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語
って本で知ったこと。

この手の本は好きで、何冊も読んでたのだけど、これは特に良かったです。分かりやすい。
こういう方面に興味がある人にはおすすめ。