2017年7月30日日曜日

水上葉育成 夏枯れ食害対策にCa

水上葉育成箱

水上葉育成箱No2の水草は元気で健康そうなのだけど、

水上葉育成箱No.1 夏枯れ食害

No1の水草は、ダメです。先週はこの写真よりもっとダメでした。
...わかりやすそうなところをアップにして撮ったつもりなのだけど、
バッタ...写ってますよね。左端に...とかの食害を受けたり、
成長点に近いところの葉が黄化したり、
グロッソの茎が赤紫っぽくなったり...

以前は、真夏はこうなるものくらいに思っていたのですが、
No1-2の差が大きすぎるってことと症状から、
もしかしてカルシウム補給とかすると、改善できるのじゃないか?
ってことで、
先週、リキダスをNo1の方に入れてみたんですよ。

見事に改善!
新しく出てきた葉や茎は健康そうです。

そう言えばと思い当たることが...
No1から取ったグロッソとNo2から取ったグロッソだと、
No1から取ったグロッソの方が、明らかにラミーノーズに齧られやすいんですよ。

そりゃーカルシウム不足のほうが葉が柔らかくて良いですよね。
だから虫も集まりやすいのかと。

2つ目の箱を作らなきゃ気が付かなかったなと。

ちなみに、どちらも基礎的な肥料は、ハイポのスティックです。
N8, P3, K4, Mg1, Mn0.1, B0.003
Caは含んでいないです。

スイレン鉢とかも何年もスティックばっかり使ってるのだけど、
以前より虫害にあいやすくなってきているのも、Caが無関係じゃないでしょうね。

2017年7月29日土曜日

今週の60 相変わらず

DSCN5718

先々週に前景を刈ったところからやっと新芽が出揃ってきました とか
ロタラとかがまたちょっと伸びましたとか とか
その程度で、あまり変わり映えせず。

なんでこんなに成長が遅いのかな?

DSCN5721

崖面は殆どピンナティフィダに覆われたとしても良いかも。
でも、グリーンロタラがすっかり枝垂れなくなっちゃったから、混じり合わなくなってしまった。

いつも通りの水換えに、いつも通りの液肥添加で終了。

2017年7月22日土曜日

今週の60

DSCN5710

1週間経ってこれ。
なんかほんとに成長遅いな。
全体的な葉の小ささとかやっぱり窒素不足?
成長遅いのはトリミングに追われなくて済むから悪いとも言えないけど。

最前面がなんだか荒れちゃってるのは、給水パイプの内側を掃除しようと、外すのめんどくさいからパイプを水槽に付けたままでストレーナーだけ外して、長いワイヤーがついたブラシを突っ込んで掃除してたら、ワイヤーが水槽の中で暴れて、せっかく落ち着き始めたところを荒らしちゃったからです。
グロッソとか引き抜いちゃった。ピンセットで差し込み直してはおいたけど。
その割にパイプはちゃんと綺麗になってないけど。

リン酸除去剤を取り除いた後は、
黒ヒゲが出たりしてますが、見つかったのはこの3日で水流があたる前の方やピンナティフィダの古葉などに数カ所だけ、ごく小さくて成長速度も大した事ないので、たまにカットすれば良いかなって程度です。もちろん全部カットしました。
サンゴ状コケは出ていないです。

グロッソのランナーの数は増えています。
改めてリンの重要性はよく確認できたなと。
でも、成長遅いし細いし短いです。

最前面には、ウォーターローンをほんのちょっと刺しておきました。
ソイル抜きの時に地味にグロッソの間に育っていたウィーターローンを全部取ることになっちゃってたので。
ガラス面に添って埋めてるんですけど、これはこうしないとラミーノーズやヤマトに全部引き抜かれて食べられちゃうからです。
こうすれば光は当たるし、埋まってるからラミーは口を出せない。
かなり深めに差し込まないとヤマトは腕をソイルの間に差し込んで引き抜きます。
ソイルの間に横に伸びるまではラミーとヤマトにやられますけど、いったん固定されてソイルに張り付くように葉が出てくるようになると、ラミーの芝刈りはむしろありがたいくらい。
短めに刈り揃えてくれます。

ブリクサの下にOKOSHIを入れるために指で穴を開ける時に少し全体が陥没しちゃったようなので…下に大きめの粒の軽石が入っているので隙間にソイルが落ちていってしまう…、切り裂いた穴からソイルを詰めて入れておきました。

前の写真と比べてピンナティフィダが無かったところに突然出てたりすると思うのですが
...そんなこと丁寧に見比べる人がいるとも思えないけど、
これは、行ってほしくない方向に伸びたランナーを切って、
適当に壁面這っているランナーの間に差し込んだものです。
ある程度ランナーが増えると新たに活着させるのも簡単ですね。
数日で根が張り付いて動かなくなります。
あくまで予め発根しているランナーを刺し込んだ場合ですけど。

いつもどおりの水換えと液肥添加。

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追記

黒ヒゲですが、良く見たら 水草には付いていないけど、CO2のチューブ、サーモのセンサー、排水口、ラムの殻...などに細かいのが付いてました。
爪で取ったけど、流れて行っちゃったのも多数。

水中で使える瞬間接着剤

水中で使える 水に濡れたまま 水槽の中ででも 水草とか石とかを接着できることをウリにしている瞬間接着剤っていろいろあるんですね。 


アクアスケーピンググルー(AZOO JAPAN) 




ウォータージェル(デルフィス)

ちなみにデルフィスは、クイックジェルっていう似たものも売っていますが、
こちらは、水中での接着は出来ないらしい。

2017年7月21日金曜日

スイレン開花

例年より1ヶ月以上遅れている上に、花が小さい。
その上、バッタに喰われて葉とかボロボロなので写真撮る気も起きず。

さっき記録を見たら土台から手を入れ直しているのって2年前なんですよね。
また来年の春先にでも作り直そう。

2017年7月19日水曜日

肥料投入メモ ブリクサにOKOSHI

ブリクサがずっとイマイチだと書き続けてきましたが、
ついにOKOSHIを1個まるごと入れました。

リン酸除去剤撤去してから間もないし、黒ヒゲも出始めてるわけですが、
なんにしても入れるならロタラが復活していくタイミングだろうと。
OKOSHIってリンが5%も入ってるんですけどね。

ストレーナー横のところの下草を切開して、指をブリクサの下まで斜めに突っ込んで穴を開けて、そこに投入。

以前の立ち上げだと、少なくとも最初のうちはブリクサは困っちゃうくらいボーボーだったわけですが、必ずセット時にブリクサの下にはアクアフローラ...ほぼOKOSHIと同じですね...を入れていたんですよね。

今回は、最初に腐葉土とかの肥料分を全体的にけっこう入れているし...って思ってたんですけどね。

2017年7月18日火曜日

黒ヒゲとグロッソのランナー リン酸除去剤との関係

日曜にリン酸除去剤を外して、たった2日。

前景の特に水流が当たってるところとかに黒ヒゲが新たに出てるんですけど。

リン酸除去剤が効いていたのだというのはよく分かりましたよ。

それから、ずっと新たなランナーが出ていなかったグロッソにランナーが出始めた。

どうしましょうかね。
リン酸除去剤を戻すか、このまま様子を見るか。

もうしばらく様子を見ます。

2017年7月17日月曜日

ピンナティフィダ2ヶ月

DSCN5703

DSCN5704

ピンナティフィダですが、
最初4本 ... チャームの活着用3本売りに1本余計に入ってた分...で、
始まって、2ヶ月でここまで増えました。

ここに写っていない、
もっと奥の石とかストレーナー周りの石のあたりのとかも含めて、
全部その4本からはじまってます。

活着で育てていくのは、もっと時間が掛かるものだと思っていました。

ただ、ピンナティフィダも最初のころと比べるとかなり成長速度が落ちています。

あとどのくらいでピンナティフィダだらけにできるかな?

2017年7月16日日曜日

リン酸除去剤を撤去

結局、リン酸除去剤を撤去しました。

入れていたのは丁度一ヶ月ですね。

サンゴ状ゴケが酷くならなくて迅速に消滅させられたのは、おそらくリン酸除去剤の成果なんだろうと思っています。
だけど、こういうのはなかなか断言できない。
これでまた出てくるようなら、サンゴ状ゴケにはリン酸除去剤が決定的に効くってことなんでしょうね。

それよりも気になっているのは水草の育ちの悪さで...例えばロタラの葉のサイズ・成長速度、グロッソのランナーの出とか... ...これもリン酸除去剤と無関係ではないだろうということで、撤去してみたかったわけです。

リンは、適正量より少なくても...絶対的に足りないという状況でさえなければ、それほど明確な障害は出にくいと言われていますよね。

発根が減る、新芽が減る、ランナーとかを出しにくくなる、葉が小さくなる...

極端に足りなければ、下葉が黒っぽくなって枯れやすくなるとかってのもあるけど。

それとこれはリン酸だけじゃなくてケイ酸も除去するわけですが、
ケイ酸が珪藻とか紅藻類(黒ヒゲとかサンゴ状ゴケ)とかと関係が深いのは確かで、そういう点でコケ予防に効くわけですが、
ヘアーグラスのようなケイ酸を要求する水草もあるわけで、この点でも水草の成長と無関係じゃないですね。

さて、どうなるか??

ところで、リン酸除去剤を取り出すのにフィルターを開けたら、また稚エビが沢山出てきました。
手前に出てくるエビはヤマトばっかりで、ミナミの親は殆ど見かけないのだけど、見えないところで...ロタラの林の奥とかで...励んでくれているみたいですね。

それと、エーハイムのリン酸除去剤の有効期間は3ヶ月って書いてあったので、撤去したものは取っておいて、また必要だと思ったら、これを使おうと思っています。
だいたい水槽の条件を示さないで3ヶ月って書いてあるってことは、水草が無い環境とか...水中のリン酸が水草水槽よりずっと多くなりやすい環境とかも想定しているのだろうから、もっとずっと余裕はあるんじゃないかとか想像してます。


水の減り方がすごい

水上葉育成箱No2

連日暑いです。
2つの水上葉育成箱とかスイレン鉢とか ベランダに置いてあるものの水の減り方がすごいです。

やっぱり植物が蒸散させる分が多いようで、
同じサイズの水上葉育成箱でも、植物の密度がずっと高い方の箱の水の減りがより早いです。数日でカラカラ。

つまり、夏場を乗り切ろうとするなら...特に何日も外出することがあるなら、水量に対して植物は少なめにしておいた方が良いということですよね。
だからと言って刈り込もうとも思わないけど。

写真は、植物が少ない方の...新しい方の箱です。

勝手に出てきちゃったクリプトコリネ ウェンティグリーンですが、直射日光当たってるのにきれいな緑の葉を出していたりします。茶色のもあるけど。
この緑になる茶色になるってどういうスイッチなんですかね?
光が強いと茶色って思ってたのだけど。

それから、スイレンがやっと花芽をつけました。遅い。

2017年7月15日土曜日

ロタラに覆われるところの下草

DSCN5696

またロタラが茂っちゃう前に撮っておこうと思って。

崖の上のロタラの下に生やしているのは、殆どニューラージパールグラスです。
ニューラージパールは、上空覆われちゃっても、
立ち上がらないし、もちろん枯れないし、ジリジリと増えていくから。
既にけっこう奥の暗いところまで生えてますよ。

今週の60 ほぼ2ヶ月目

DSCN5694

ロタラは、トリミング跡から新芽が出てきました。
左奥の水回りが悪いところのロタラが痛み気味なので、ダメっぽいのを何本かカットして…最初の根張りは良かったようで引き抜けない…、
その後にスイレン鉢でちょっとビックリするくらい太く立派に育ったロタラ…しかもかなり枝分かれもしているのを1本刺しておきました。
これなら、底の方はスカスカで水が動きやすくて上の方は茂ってくれるだろうと。

ソイル抜きしたところに植えたグロッソは、相変わらず。
1週間も経ってランナーが一本も出ていない。
発根はそこそこしているんですけどね。

前景の分厚くなりすぎていて気になっていた部分を一部芝刈り。
出来れば、ロタラがもっと茂ってソイル抜きしたところがある程度復活してからにするべきなんだろうけど、左側の崖手前だけ。

ブリクサは、OKOSHIの粒を少し多めに入れたことで、ほんの少しはよくなってきたかも。
新葉が前よりは出るようになってきた。
でも、2ヶ月近いのに枝分かれさえしてないのって…

パルヴァは、もうちょっと忘れようかなと。
でもね、消えちゃいないですよ。相変わらず。

パルヴァと言えば、ちょっとビックリしたのが、崖下の芝刈りをしていた時に、
ながいこと...ほぼ2ヶ月近くグロッソに覆われていたのが出てきたこと。
とっくの昔に消えただろうと思っていたのだけど、ちゃんと緑色でした。
殆ど成長していないけど。
こいつは本当に低光量状態に強いんですね。

黒ヒゲ、サンゴ状コケ、ケバケバ緑藻はすっかり見かけなくなりました。
でもガラス面のソフト緑藻はちょっと出ています。
今週もガラス掃除。

1/3水換え。
K3% 7ml、Mg1% 1ml添加で終了。

ロタラとかも含めて全体的にあまりに成長が悪いのと
ほぼコケに悩まされなくなったので、
いったんリン酸除去剤を撤去してみようかな?
でも、撤去したら、またコケるかな??
って、ちょっと迷ってます。

2017年7月12日水曜日

グロッソの成長速度

DSCN5690

土曜日に前縁のソイル抜きをして、そこにパラパラと水上葉のグロッソを植えたのですが、成長悪いんだろうなと想像して追加で最初の3倍くらいの量を日曜日に植えておきました。

それにしても成長しない。新芽の出が・ランナーの出が悪い。
っていうかランナーなんてどこにも出ていない。
たまにラミーノーズが引き抜くのだけど、それを見ると少しは発根してたり、未だにしていなかったり。
...話はちょっとそれるけど、よくヤマトが...とか言うけど、うちで水草を齧ったり引き抜いたりするのは圧倒的にラミーノーズです。

新しく植えたものに限らず、切ったところの復活の速度もかなり遅くなっているし、出て来る葉も小さいし。

DSCN5381

この写真は、リセットから4日目のグロッソの様子。
4日でランナーが1-2節くらいは伸びています。しかも一節が長いし、太いし。

10日目で前景草はいったん刈り込んだけど、その後の復活もあっという間でした。


このセット直後と今のあまりの成長力の違いって結局何なんでしょうね?


光量、水温、CO2、pH、底床の詰まり具合とかは殆ど違わないわけだから、おそらく肥料分ですよね?

これもちろん今回が初めてってわけでもなく、リセット後1ヶ月ちょっとくらいもするとグロッソの成長がガクンと落ちるのはいつものことだけど、このタイミングで底床に追肥したって、若干改善はするにしたって一番最初の成長力を取り戻すってことはないんですよ。

ならばこの差はなんなのか?

ソイルが陽イオン交換で足元に窒素分やミネラルを集める力の差?
確かにソイルを部分的に入れ替えたりすると一時的に成長力が元に戻ることはあります。

でも、陽イオン交換能の目安になるpHは殆ど変わらないんですけどね。
リン酸・ケイ酸除去でpHは少しはあがるんじゃないのかと思っていたけど、変わらずちょっと低すぎるまま。いつ計ってもpH6.5は上回らないくらい。消灯前だと6.0近くまで下ります。

いまだと、リン酸除去剤で水のリン酸が減っているのも関係あるかもしれないですよね。
ロタラとかも含めて全部成長速度が落ちているし。
ロタラが1ヶ月半で成長速度が目に見えて遅くなるなんて今までなかったし。

もっと単純に毎回水草一番サンドを使ってるから、熔リン酸とかの添加されている肥料分が切れてきたってだけとか?

リン酸除去剤を取ったら少しは改善するかな?
... サンゴ状コケが怖いから...すっかり消えたけど まだ少し恐ろしいのでしないけど。
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2017年7月10日月曜日

スイレン鉢のイトタヌキモ

イトタヌキモ

ふとスイレン鉢を覗いたらイトタヌキモだらけでした。

イトタヌキモはウォーターローン(ミミカキグサ)に近縁の食虫植物ですね。

水槽で増えると割と嫌われ者扱いされてるけど、
スイレン鉢だと密集すると緑の絨毯のようでキレイだし、
黄色いかわいい花を咲かせるんですよね。
割と好き。

とは言いつつ、メダカが泳ぐところがなくなっちゃうので、周辺だけ残して殆ど取ったけど。

2017年7月8日土曜日

水上葉育成箱No2の近況

1ヶ月半くらい前に、水槽のリセットにあわせて その廃ソイルでつくった
水上葉育成箱No2:グロッソ専用 ですが、

最初は、パラパラと適当にグロッソをごくまばらに撒いておいたのですけど、

水上葉育成箱No2

これが4週間後くらいの密度。

水上葉育成箱No2

これが今日。
ソイルが見えなくなるのももうすぐですね。

意図せず出てきちゃったクリプトコリネ ウェンティは、日当たりのせいか葉が茶色になってきました。
日当たりが悪いところに出てきているのは緑色ですが。


前縁ソイル抜き(吸い出し)について

今朝やった前縁ソイル抜きについて、コツなど。

手順は、
  1. バケツとホースと、バケツにホースをしっかり付けられる大型クリップあるいはガムテとか、それとハサミを用意。
  2. 前景草のソイルを抜く面と、抜かない面の境目のところにハサミを入れて分離。
  3. ソイルを抜く面の前景草をゆっくり汚れが舞わないように剥がす。
  4. ホースでソイルを吸い出す。

コツなどは、

前景草が密生、しっかり根張りしている状態じゃないと、ソイルを抜きたくないところまで崩れ出てきてしまい、上手く行かない。キューバとかウォーターローンなどの根張りが弱い・そもそも根がない水草でも上手くはいかない。
密生した根が土留になるので。

ソイルを抜く面と、抜かない面の境目のところの前景草に入れるハサミは、ソイルを砕くくらいのつもりで奥までしっかり入れて分離しておく。
じゃないと、グロッソやヘアーグラスのランナーがつながっていて、ソイルを抜かないところの面の水草まで剥がれてしまう。砕けたソイルは後でホースで吸えるし。

前景草を剥がすときは出来るだけゆっくりと。汚れが舞わないようにするだけでなく、ヘアーグラスとかは思わぬ深さでランナーが通じていたりするので。ゆっくり剥がして、つながっているところがあれば、そこをカット。

image

以下は、サイフォンの原理でホースで水換えや掃除をやっている人は、別に今更説明されるまでもないことだろうけど...
  • ホースをバケツにしっかり固定していないと、水抜きを始めた時にホースが暴れて床がビシャビシャになるかも。しっかり固定。
  • 呼び水は、ホースの先を水槽の中にしっかり多めに沈めてホースの先に水を入れて、ホースの先を指で押さえながらホースの先を高く持ち上げて、一瞬指を放して水を下に送り、スグにまた先を水槽の先に入れる。最初に送り出した水が落下していく力で入口の水を引っ張り入れてくれる。ちょっとタイミングにコツがいるけど、一度覚えれば簡単。50cm〜くらいは最初に水の中に入れたい。...つまりこれが出来るくらいはホースの長さに余裕が必要。
  • ホースの入口に指先を添えて軽く塞いだり、途中のホースを軽くつまむ・軽く折るなどして流量を調整。パラパラとソイルを吸い込んでいくくらいが理想。じゃないとものすごい勢いで吸い込むので、ソイルだけじゃなくて剥がしたくない水草の根とかまで吸引して剥がしちゃうことになる。
  • 勢い良く水を吸うということは、あっと言う間にバケツに水が溜まっていくということです。ソイルを吸うことに集中しすぎるとバケツから水が溢れちゃいますよ。なのでマメにバケツに溜まった水量をチェックしながら作業しましょう。
  • もし水草の塊とか吸い込んでホースが詰まったら、給水側から強く息を吹き込めば大抵は解決。
かなりしっかり根張りしている状態でやっても、高く残った面の根の間から数センチ分くらいはソイルが前にこぼれてきてしまう。エビが根の間を探るので。ソイルが抜けていけば前景草は底面から浮いた状態になってしまう。
なので...
  • ここまでソイル面を下げると思っている線よりも少し深くまでソイルを抜く。...いずれ上からまた少し崩れてくるので。
  • ソイルを抜いたところを前景草が満たして落ち着いてから、一度底面近くまでトリミングをして浮いた部分の水草を取る。あるいは、浮いている前景草部分をしばらくソイルに押し付けるようにしておく。やり方としては例えば、アルミワイヤーをU字型に切ったものを水草の上からソイルに刺して留め具にする。あるいは水上葉でつくった太いグロッソのかなり長いものを合間に沢山深く差し込んで留めるとか。

今週の60 トリミング 前縁ソイル抜き

DSCN5679

これだけ前景草エリアを確保しておくと、というか片側開けておくと、ロタラとかが伸びまくっても意外に水回りが悪くならないですね。
もうしばらく放置しておいても大丈夫かもとか思いつつ、トリミングしました。
グリーンロタラはまだ増やしたいので、ちょっとだけ差し戻し。

フィルター開けたら、案の定稚エビが沢山出てきました。
全部、水槽に戻した。

ついでにストレーナースポンジを掃除。
CO2をストレーナ内に出しているのでストーンの状況をチェック。
それほど汚れて無くて大丈夫だったのだけど、意外だったのはストレーナー内にCO2を送っているチューブに黒ヒゲがついて育ってました。
黒ヒゲはとっくに消えたとか以前に書いたけど、こんなところに居て育っていたとは! たしかに水流は充分にあるけど暗いだろうに。
サンゴ状コケは出ていないです。

柔らかめのケバケバ緑藻は、パッと見では目に入ってこない状態です。
先週、緑藻が出ていたところをほぼカットしているので、そこから増えていないってだけなんですけど。
以前は、エビが食べる量 < 増殖分 だったのが、
今は、エビが食べる量 > 増殖分 ってことなのかも?
トリミングしたので、もしかしたら増殖率上がっちゃうかも。

ガラス面のソフト緑藻は、また1週間で掃除。
そこそこ出てます。

前面のガラスとソイルの間に、少し藍藻が出始めています。

ブリクサは… 相変わらずダメですね〜。
きっと根張りが悪いんだろうな〜。
ブリクサの後ろに分厚く生えているグロッソとかヘアーグラスとかを切っておきました。少しでも水回りが改善するように。
あと出来れば下にまるごと1個OKOSHIを入れたい… と ずっと思っているのだけど、このところコケていたので、まだガマン。
パルヴァも相変わらず。

ブリクサやパルヴァはともかく、他の水草も成長が、それほど悪くはないんだけど、良くもないですね。なんでしょうね?リン酸除去剤の影響なのか?もっと別のことなのか?

DSCN5683

トリミングしたあとに眺めてみると、
ずっと思っていた分厚くなりすぎている最前部のソイルを抜いてをもっと低くしたいという思いがふつふつと。

もともとウチのは底床内の底床供給器+パミスの構造が分厚いので、その分だけ底床面が高くなりやすいのだけど、それにしてもなんにしても最前面が厚すぎってことでソイルを抜くことにしました。

いちばん手前って、後ろの厚さをつくって、途中に土留が無いと、どうしても分厚くなっちゃうんですよね。
でも、前景草がいったんしっかり根張りした後なら、殆ど土砂崩れは起こさないから大丈夫。

ソイルをここまで抜くというラインにテープを貼って目印を付けて、
前景草をカットして、
ソイルをホースで吸い出す。
最後に、水上葉育成箱からちょっとグロッソを摘んできて、ソイルむき出しのところに密度低めに植栽。

薄くしたって言ってもそれでも5cmくらいあるんですけどね。
でも内部構造考えたらこれ以上は薄く出来ない。

1/3水換え。っていうかソイル抜きで20リットル出したので、その分の水を足しました。
K3% を7ml、Mg1% 1ml 添加で終了。

コケが収束しだしたばかりなので、あまり水草を取りすぎたり、汚れが舞うようなことをするのは危険だなと思いつつ、ついついソイル抜きをやってしまったけど、
根張りの状況などを断面図で観察できて楽しい。
崖の縁で土が崩れて根がむき出しになっているところみたい。
断面と水草を底まで刈った時に観察できた状態は、底の方の調子も良いです。密度がある割には枯れ葉は少ないし、根張りは良いし。

出来れば、ロタラが復活するまで待って、前景草全体をトリミングするタイミングでやるべきだったんでしょうね。

2017年7月5日水曜日

小さなハサミ

ものすごく小回りが効く小さなハサミが欲しいところってあるじゃないですか。
長いハサミだと上手く入ってくれないところとか。
あるいは例えば利き手が右なら、右手前とか長いハサミだと手首を返して切らなきゃならない時とかとか...。

これまでも同じような小さなハサミを使っていたのだけど、切れがあまりに悪くなってきたので、新たにこのハサミ(アクシオン #slg008990fba)をAmazonで購入。

切れが悪いと気分が悪いだけじゃなくて、前景草を引き抜いちゃったりすることもありますよね。水草の切断面も痛むし。

チビハサミ

ステンレス製。
10cm以内のチビチビサイズ。
先が尖っている。
先がカーブしている。

まだちょっとしか使っていないから耐久性とか分からないけど、ひとまずはなかなか良い感じですよ。

2017年7月4日火曜日

稚エビ発見

稚エビを何匹か発見。

前の水槽から引き継いだのは殆どヤマトで、
ミナミはほんのちょっとだったけど、繁殖してくれた。

リセット直後に落ちたヤマトはあったけど、その後は落ちていないし、体色も割と良いし、今回は割とエビが調子が良いようです。
いつもだとリセットからしばらくは、たまにポツリ ポツリと落ちて数を減らしていっちゃうことが多いのだけど。

きっとここまでほぼ肥料使ってないからだろうな。
カリウムとかは使っているけど、窒素やリンを含むのとかはごく微量しか使ってないし。

それとも使ってる軽石の成分が関係あるとか??

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ところで この状態だと、ほぼ間違いなくフィルター開けたら中に何匹か稚エビが居ますよね。

粗目のストレーナースポンジとプレフィルターのブルースポンジを通り抜けちゃう。

週末には中を開けて見てみます。

2017年7月3日月曜日

サンゴ状コケ 収束

先日もサンゴ状ゴケが減ってきたと書きましたが、
土曜に目にしたものを片っ端から取って、
その後、さっきちょっと水槽を眺めて探してみたのだけど全く見つからないって状態なので、サンゴ状ゴケは消えたと判断します。

エーハイムのリン酸除去剤(水槽水のリン酸とケイ酸を除去)を規定量の半分入れたのが2週間前。
規定量全量入れたのが先週。

本当にリン酸除去剤が効いて、サンゴ状ゴケが消えたとは断言できないけど...
おそらく きっと効いたんでしょうね。

ちなみに緑藻の方ですが、ガラス面を掃除してから2日しか経ってないのに、ソフト緑藻が目で見て微かに煙ったなと分かるほどに付き始めているんですけど...
先々週とかほぼ消えていたのに。
水のリン酸とケイ酸を減らしても緑藻には効かない??
もちろん完全にゼロにすれば消えるだろうけど、除去剤は「減らす」ものだし。
やっぱり緑藻は窒素量とかの方により敏感に反応するのだろうか??

2017年7月1日土曜日

今週の60 緑藻

DSCN5674

紅藻類が収束して、緑藻類が不穏な状況。

黒ヒゲはその後も出ていないです。

灰色のサンゴ状ゴケは増え方はごくごくゆっくりになっています…しっかり取るとパッと見では数日は新しものが全く見当たらないって程度ですが、まだ出ています。ただ大幅に減って殆ど気にならない程度にはなってきています。

ケバケバ緑藻は、カメラでアップで撮ったりするとしっかりツンツンしたように見えるのは消えてきているのですけど、代わりに、
同じようなかたちで、ずっと柔らかそうな…ケバケバの1本1本が遥かに細いって印象の緑藻が前景草の一部にけっこうモヤっと出てきちゃいました。
例えば、右側の奥の方に出ています。
これって同じ種類の緑藻の栄養状態とかの違いなのか、別種なのかは分からないです。
今、いちばん気になっているのはこれですね。
腹を空かせたヤマトを増員すれば消えるのだろうな〜…とか想像しつつも、それは後でかわいそうなことになるなと思いとどまったり。

それとガラス面のソフト緑藻ですが、これも少し増えたかも。
久しぶりにガラスの掃除をしました。
先週、リン酸除去剤を規定量全量入れたのに、なぜ増える?

また でかいラムが落ちていて、気がついた時は臭いもしてない・殻の中身はキレイに食べられちゃって空って状態でした。
今週は、数日家を明けていたので気づくのが遅れた。
それと関係がある??

あと全体的にロタラにせよグロッソにせよ成長がかなり遅くなったし、本当に調子が良い時とは違う。
グリーンロタラもあまり枝垂れないし。グロッソも葉は出るけどランナーがあまり出ない。
リン酸除去剤と関係ありますかね?

それで結果的に窒素の消費が減っているのかも?
ってのも緑藻増加の原因として考えられなくもないですよね。

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ブリクサとパルヴァの根本には、リキダスの希釈液を今週2回ほど注射しているんですけど、なんかあまり改善されてないです。
溶けそうなら、もっとずっと思い切った手を打つけど、溶けそうってほどでもないし...。

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1/3水換え。通常通り K3% 7ml添加で終了。

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追記

前景草の一部に出ている緑藻ですが、おおよそカットしちゃいました。