2017年12月24日日曜日

今年再確認したこと

今年ももう師走なので、思いつくままに。

●紅藻類全般にリン酸除去剤はよく効く。特にサンゴ状ゴケにはテキメンだった。

●カリウムの適正量は、世間で言われているよりもずっと少ないんじゃないか?
以前はずっと3%7ml/週でやってたのだけど、一時的な気の迷いで「世間で言われている量よりかなり少ないよな〜」とか思って、15mlにしたことがあったのだけど、いろいろバランス崩してダメでした。
今は5mlでやってるのだけど、むしろこの方が調子が良いくらい。
以前に明らかなMgやCa不足に見舞われたのも、K過剰で塩基バランスを崩しがちだったってことも多分にあったのかもしれない。
もちろんこういうのはCO2添加量とか光量とか...全部リッチにしててそれだけ大量の水草を高成長させていればそれだけ要求量も多くなるリクツだけど、うちも割と水草多いし光量もある方だと思うし...どれだけ成長させたら世間で言われているほどのカリウムが必要になるんだろう?とか思ってしまう。...2週間に1回は全面的にトリミングしないとダメって感じなら、15mlでも足りないかもね。

●窒素添加はやっぱり効く。
ソイルの栄養切れでグロッソの育ちが悪くなるとかはいつものことで、そこで窒素が効くのもいつものことだけど、
今回はなぜかブリクサの育ちがリセットからしばらく悪かったのだけど、窒素添加始めた途端に良く育つように。
あとインディカの赤とか、全般的に緑色の濃さとか、葉色への影響を思い知った。

●微量元素添加はやっぱり大事。
以前は状態見てたまに添加してたのだけど、最近は毎週ちょっとずつ添加している。
以前より調子が良い。
リセットから時間が経ったらこの水草がダメになってきた...みたいなことが無い。
...もちろん他のことが原因かもしれないし、特定は難しいけど、ひとまずそう思っている。

●CO2のストレーナー内への直接添加は良い。
以前はCO2マスターアドバンスを使って吸水パイプに添加していたのだけど、
詰まっちゃったのをきっかけに、
給水パイプのストレーナー内に、3mmチューブに繋いだ小さなCO2ストーンを入れて添加するようにしてみたのだけど、これは良いです!
メンテナンスもし易いし。
今では水槽2台この方式。

●そうそう壊れないだろうと思っていた機材も壊れてたりする。
ずっと以前なら2つの水槽に気持ちよくCO2添加してても1ヶ月経過くらいじゃCO2の減りが分からないくらいだったのに、徐々に減りが早くなってきていた。
で、今年はついにあまりに減りが早くなってきたから全面的にCO2添加についてチェックしてみた。
そーしたら、なんと電磁弁そのものからCO2がビミョーに漏れていることを発見。
チューブを接続しなおしてもダメ。
きっと今までも少しづつ壊れてたんでしょうね。...以前にチェックした時は漏れを発見できなかったけど。
電磁弁を交換したら、以前のように残量計の変化が1ヶ月経っても分からないってくらいになりました。

●底床供給器の構造の見直しが必要そう。
窒素や微量元素などは底床内に入れているのだけど、底床内につくられた空間で混ざるだろうから肥料の吹き出し口は一つで良いや...ってやってたのだけど、
今回はバランス良く栄養が行き渡らない感じ。
吹き出し口のあたりの水草ばかりがやたらと育つ。

そんなとこですかね。

2 件のコメント:

  1. 勉強になりました
    ありがとうございます
    来年もよろしくお願いします
    メリークリスマス!

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    1. こちらこそ、いつもありがとうございます。
      では、よいお年を!

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