2020年3月29日日曜日

60 藍藻対策のトリミングほか

緑藻は相変わらずほぼ見当たりません。この点ではやっと平和な日々。
よーくかき分けて見ればエビが入っていかない深いところとかに残ってたりもするんですけど。全く増えているようには見えないから大丈夫。

なのだけど、藍藻の臭いが消えてくれませんでした。
藍藻は見かけないのですけどね。
でもまーどこかにしつこく残ってるんでしょう。前景草の下とか、茂みの奥とか。
水槽の水を触ると藍藻の臭いが微かに手に付きます。

あの臭いはしつこいですよね。けっこう良く手を洗ってもなんとなく臭う気がする。

で、左側の奥とかが怪しいってことで、
まだロタラが水面這うほどにはなってないのだけど、水流改善で左側だけトリミングしちゃいました。
水の流れを良くすると、見えない程度の藍藻なら臭いまで消えてくれることもよくあるので。

なのだけど、その後どうしても臭いが消えないので、3日連続してオキシドールを使ったら、ついに臭いも消えてくれまひた。

ちなみに肥料は、緑藻が消えてから、2本ほどNEWフロラスティックプロを入れておきました。あと、水換えの時にカリウムも。

先々週にエビ増量したって書きましたが、おそらくもう数匹減っている。
朝見たら落ちてました なんてことは無くて残っているのはすべて体色も透き通っていて良いのだけど、
また凶暴化しているベックホルディが居て、追いかけ回されたあげくにジャンプして外に出て干からびる相変わらずのパターンだと思います。
2匹干しエビを見ているけど、もっとやられているはず。
ガラス蓋はしているんですけどね。奥の方の隙間から出ちゃう。
もうネットでも被せなきゃダメなのかなー。
本当はガラス蓋もしたくないのだけど。

そのベックホルディですが、長老格のオスの1匹が、若干体色が悪くなり動きもすこし悪くなってきました。じっとしていることも多い。
こりゃ老衰でしょうね。あと1週間かもうちょっとか。
ベックホルディが世代交代を続けているうちの水槽では何度も見ました。

ちょっと追記
殆ど消えていたウォーターローンが急に増えてきました。

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新型コロナで大変なことになっていますけど、
アクアリウムはヒキコモリには向いている趣味ですよね。
ずっと水槽眺めてるって。
今日は季節外れの雪も降って積もったし。

新型コロナって言えば、BCGの話題が盛り上がってますよね。

関係していろいろBCG関連のものを読みまくっていたのだけど、
BCGがなんらかの効果があるって言われている感染症とかアレルギーとかって本当に多いのですね。
たんに相関じゃなくてメカニズムが分かってきているのもけっこうあるし。
 「結核菌ワクチン「BCG」がアレルギーを抑制する機構を解明」 理研2006とか

いろいろ見てると、免疫システムの基礎的な部分を鍛えてくれる・躾けてくれる...みたいな言い方がされていますね。

そういうことなので、別にBCGやってたら罹らないとか重症化しないってことじゃなくて、
やってないよりは罹りにくくなる、罹っても重症化しにくくなるってことなんでしょう。
大量のウィルス暴露があれば、なんにしても感染するし、重症化する可能性も高いってことなんでしょう。

だから、個人的にどうかはそれほど関係ないですね。
間違ってもBCGやってるから大丈夫とか思わないほうが良い。

でも、本当にそうならば、社会的には大きな意味があるはずですよね。
全体の罹りやすさがちょっと違うだけでも、感染が広がる速度には大きな違いが出てくるはずですから。

まー素人がいい加減なことを言ってても仕方ないし、
この検証するって始めている国は、リリース出しているだけでオーストラリアをはじめ5カ国くらいになってるし、結果を待ちましょう。
こういう状況だからリリース出してないけど検証に取り掛かっているところもけっこうあるんじゃないすかね。

以下、いい加減だけど、暇にまかせて、
BCGの国別の取り組みと、あくまで現時点での人口1Mあたり死亡率を見てみたので、メモ代わりに載せておきます。
Twitterとかのいい加減な情報に基づいているところもあるので、
ふ〜ん ってくらいのノリで扱ってください。

死亡者数/人口1M

日本株使用
日本 0.4
台湾 0.08
タイ 0.07
イラク 1.0
オマーン 0
セルビア 1
ボスニア・ヘルツェゴビナ 2
ナイジェリア 0
北朝鮮...

ロシア株使用
ロシア 0.02
トルコ 1
ジョージア 0
ウクライナ 0.2
ブルガリア 1
ベラルーシ 0
インド 独自株だがロシア株の亜型らしい 0.02

デンマーク株など
ポルトガル 10
ノルウェー 4
中国 亜型の上海株 2

非推奨
スペイン 128
フランス 35
ドイツ 5
UK 15
オーストラリア 0.5

BCGプログラム無し
イタリア 166
USA 7
カナダ 2

韓国は、ドイツのと日本のを選べるらしい。

実際の接種率とか、いつからBCGプログラム始めたかとか、いつまでやってていつからやめたとかとか
いろいろあるので単純に比べられないし、
人口あたり死亡率も感染の広がり始めと収束し始めているところを単純に比べられないですよね。

でもまー、印象的だよね。
よく言われる、スペインとポルトガルとか、イランとイラクとか、米国とメキシコの違いとかとか

もしこれが本当なら、米国やばいよね。


2020年3月20日金曜日

60 緑藻終息 藍藻とユキヤナギ 40 濾過槽メンテ

緑藻の増殖はかなり前にほぼ止まっているように見えるのに、いつまで経っても完全に消えてくれないので、
ついに先週末ヤマトを増量しちゃいました。
やっときれいになった。

それからいったん消えた藍藻がまた再発。
どうもNEWフロラスティックプロを使ってから藍藻が出やすくなっているような気もする。...40タンクじゃ全く出ていないから、単純にNEWフロラスティックプロのせいとも言いにくいけど。

吸い出した上で出てたあたりをエクスタミンで処理。

ふと藍藻を抑制するアレロパシー物質を出す植物ってないのかなって資料を探してみたら、こんなの(藻類へのアレロパシー活性をもつ植物の検索 PDF)を発見。
ユキヤナギは、強力に抑制するんですね。
ユキヤナギ取ってきて入れて実験してみよう!と思って取ってきたのだけど、もしこれに農薬がついてたら買ってきたばかりのエビがやられちゃうなって躊躇して入れるのをいったん中止。
エビ一匹プラケにとってそこにユキヤナギを浮かべてたのだけど、大丈夫そうなので、水槽に浮かべてみました。割とスグに沈む枝も多かった。

その後藍藻は出ていません。効いているのか否かは全く分からないけど。
出ていないと言っても見えるようには出ていないってだけで、まだ微かに臭っているので残っているみたいだけど。

ユキヤナギって花のかたちとかみればスグに分かるけど、柳じゃなくバラ科ですね。枝垂れる姿がヤナギっぽいってだけ。

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40タンクの吐水口の先にある水草が揺れてないので、見てみたら、水の出がチョロチョロって感じになってました。
これはヤバいってことで、ストレーナーのスポンジと、濾過槽も開けて掃除しました。
ストレーナースポンジは、水草が根を張り巡らせちゃってるし、濾過槽のブルースポンジ(いちばん最初の粗目スポンジ)がドロドロ。
この前いつ掃除したんだっけ??
ストレーナーはともかく、ブルースポンジの掃除は何年もしていなかった気がする。

ついでにかなり久々に水換えもしておいた。

そんな状態だったけど、相変わらず40タンクの方はコケ無しで水草の調子も良いです。

肥料は、毎週NEWフロラスティックプロを1本とか適当に様子見て刺しているだけ。

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屋外の水草もいよいよ青々としてきてきれいです。
グロッソの葉が小さかったりしているので、久々に施肥しておいた。

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こんなこと言うと叱られそうだけど、連日新型コロナウィルスのニュースだらけなのに接していると、
水槽の立ち上げの時のバクテリアの増殖について考えていた時のことを思い出してしまいます。

水槽のことを考えるようになって、それ以前より遥かにずっと生物関連の話が好きになって読み漁るようになったのだけど、
当然その延長でウィルス研究についての本とかも何冊も読みました。

これが面白いんですよねー。

あーあと、私、お仕事は全く生物研究とかとは関係ないんですが、公衆衛生・感染症の話は、「情報感染」の話などとメカニズムは共通していたりするので、全く無関係ってわけでもないですし、生物関係のものを読み漁ったことが役立ってたりもしています。

社会への話題の広がり(感染)と収束は、感染症のそれとそっくりですから。

集団免疫なんて概念は今回初めて触れたんですけど、
フェイクニュースや風評被害をもたらす情報について考えたりするのに殆どそのまま使えますね。

もといウィルスの話に戻して、
なにかとウィルスについての話がSNS上などで飛び交う中で、
ウィルスは真菌じゃないぞー、ウィルスは生物じゃないぞー...
なんてことを言う人が居るじゃないですか。

真菌ってフンギのこと。キノコや酵母とかですね。感染症を引き起こすものもたくさんあるけど、もしバクテリアって言いたいなら、そりゃ細菌ですね。
これは言葉が悪いですよね。生物としてはまるで違ういろいろなものに菌って言葉を使っているから。
水槽でなんでもコケって言うようなものですね。

生物じゃないぞー については、一昔前なら、
生物の定義の中に細胞構造を持つことってのもあったわけだから...今でもあるか...、そういう点では生物じゃないけど、
ここはけっこう揺れているところですよね。
というか、これって生物の定義の話とも言えるわけだけど。

ウィルスの中には、ターゲットの細胞に遺伝情報を打ち込むと、核のようなものを新たにつくって、その細胞が違う細胞に作り変えられたかのように振る舞うものもありますよね。
もしそれをウィルスの本体として捉えるなら、細胞に侵入する前の状態はシストのように見ることもできますよね。ヴァイロセル仮説ってやつです。

この話の時に殆ど必ず出ていくるのが、寄生性の紅藻類の話。
寄生性の紅藻類は、自らの核を寄生ターゲットとする紅藻の細胞の中に入れるんですね。
そうすると、核を打ち込まれた紅藻の細胞は、寄生性の紅藻そのもののように振る舞い始める。
これウィルスとやってることはすごく良く似ていますよね。

紅藻類は、人類と同じ真核生物だけど、生物じゃないってことにされてしまうウィルスと同じようなことをやっている。

あとウィルスによる遺伝子の水平伝播についての理解がどんどん深くなってきているのも面白いですよね。

ウィルスって面白い。

2020年3月8日日曜日

60 藍藻退治ほか

先週は、藍藻が酷くなっちゃって、
これは水回りを改善しないとダメだってことで、全面的にトリミング。さらにオキシドールも使いました。
もうすっかり藍藻は消えた。

相変わらず緑藻は出ていたので、Newフロラスティックプロは使わず、でも流石にカリ不足っぽくはなってきたので、カリだけ添加。

今週は、ほとんど緑藻は増えていないです。先週のトリミングもあって、ほとんど目立たなくなった。やっとですよ。

不思議なのは、相変わらず特段の微量要素不足っぽい兆候は出てこないこと。もうNewフロラスティックプロを最後に入れてからかなり経ちますよね。数ヶ月。そんなに持つものなのか?実際に持っている。
カリウムだけは入れているけど。

今にして思うに、Newフロラスティックプロのパッケージに書いてある推奨使用本数ってどうみたって新品の砂礫とかの完全栄養なしの底床使ってる場合だよね。ソイルとか何年も経っている水槽じゃあり得ないのかも。

そんな感じです。

3月になって屋外の水草も瑞々しい緑色になってきました。
今年は暖かくてグロッソやヘアーグラスも一度も茶色にはならなかったけど、やっぱり少し赤黒っぽくなったりはしてました。

ついでに40タンクは、相変わらず水換えもせずにほぼコケ無し。
ただし相変わらずよく見るとチョビっとアオミドロが出ています。
週に1回、歯ブラシでクリクリやったら消えるって程度。
Newフロラスティックプロを週に1本くらい入れています。