2013年2月26日火曜日

底床

ground.JPG
写真はセット後10日目くらい。
一度も掃除していないのだけどガラス面に緑藻が出てるのが見えるハズ。


今回の水槽の立ち上げに使った底床材は、
下から、パミス(中粒)にピートモスやその他を混ぜたものを6リットル弱、その上が、水草一番サンド 8リットルをかなり余らせるくらい。
それから土留に15-20センチくらいの流木3本と風山石の小石を沢山。
大量のロタラをナナメに差し込んでるから、土留無くてもなんとかなるのだけどね。いちおう。
それから一部にアクアフローラとかの窒素系の肥料をピンポイントでほんのちょっとだけ入れてる。

ソイルやパミスは、前の水槽の水換えで排出した水に濾過槽のスポンジの絞り汁をたっぷり加えたものに、エアレして半日くらいしばらく漬け込んでおいてから水槽にいれた。
これが効果があったのか否かは分からないけど…おそらくは大量のロタラの方が遥かに貢献しているとは思うけど…、今回の立ち上がりは極めてスムーズで、ほとんど全く珪藻も出なかったくらい。
いきなり柔らかい緑藻が出てきた。
NO2も最初の2週間ずっと測ってたけど、結局測定出来ず。
魚やエビも前の水槽のをそのまま全部突っ込んでいるけど、魚は(一時退避させてたバケツから飛び出したベックホルディ1匹に気が付かなかったという不幸な事故を除けば)、1匹も落ちず。
エビは、ヤマトが2週目に1匹落ちただけ。…「腹いっぱい赤虫フェスティバル」の翌日だったので、一時的にアンモニアが急増したのかもね。

水草一番サンドを選んだのは、
いろいろなブログで水槽の状態の推移を見てて、団粒構造が比較的長期に持ちそうだなっていう印象を持ったこと、
あくまで勝手な推測だけど、所謂 吸着系の栄養が少ないソイルに、後から人工的に肥料を追加してつくっているのじゃないかと。熔リン酸と硫酸カリを添加して。
だとしたら、栄養系をうたうソイルとしては、立ち上げ初期の窒素分の溶出が少ないのじゃないか?
とかって期待してのこと。
もちろん窒素分があまりに少ないのは困るのだけど、必要に応じて赤虫とかバンバンやれば水中の窒素分はあがるし、根からの窒素分の要求が特に大きいヤツにはピンポイントで施肥すればいいし。
後は、前の水槽で足しソイルに使ってみてたのだけど、ロタラインディカとかが良い発色したのでってのもある。
…ところが今回はあまり良い発色してないのだけどね。これについては思うことがあるので、そのうちにまた照明について書くことがあれば。
グロッソとかテネルスとかの育ちは、やたらといいですね。
石は乗り越えるし、ちょっとくらい暗い所でも良く這うし。

いちばん底にパミスを入れたのは、
水圧でソイルが潰れて嫌気化が進むのを少しでも避けるため。
そのうちにまたソイルの粒の間にカイミジンコとかが沢山出てきてくれると思ってるのだけど、彼らの生息環境改善に役立たないかな〜っていう期待もある。
おそらく底床内の嫌気化を避けるには、根張りの良い水草を沢山入れる方が効果的なのだろうなーとか思っているけど。サジタリアの系統とか。

今、こうしておけば良かったかも…と思っているのは、ミズゴケをソイルに適度に混ぜてフワフワにしておくのもアリだったかもってこと。
もちろん、どのくらいの速度で何が溶出してきて、どうなるのか?とかは分からないのだけどさ。やってみないことには。
これ、ウォーターローン入れてから思いついたんだよね。
園芸方面だと、ウォーターローンをミズゴケで育ててるでしょ。
それに思い起こせば、チャームのキューバパールのタイルにモス類が土台に入っていたことがあって、これが良い感じだったし。
チャームで売ってるゲルキューブとかを細かくしてソイルに混ぜちゃうってのも考え方としては有りなんだろうし、このほうが問題少なそうだけど…プラスティックが入ってるってのは、あまりイイ気分じゃーないしね。
そのうちテストしてみよう。

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パミスを使ってみようとか、水草一番サンドに興味持ったりとかは、
GRASSY AQUAさんのところで見た記事が最初のきっかけです。


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