2019年4月16日火曜日

使用中の主な液肥のpH クエン酸カリウム

底床供給器内に入れる液肥のpHが気になりだしたところで、
測定してみました。

水道中を塩素中和した水(水換えの水):pH 7.1
以下、これを50ml程度とって主に使う液肥を1ml垂らした時のpH

うちでの呼び名(原料など):pH値

K3 (炭酸カリウム): 10.8
N1 ac(アンモニア水+クエン酸) : 6.5
Mg1+me(微量元素8) : 7.0
リキダス:4.5

カリウムもクエン酸カリウムにしておいた方が使いやすいですよね。
2 C6H8O7+3 K2CO3 → 2 K3(C6H5O7)+3 CO2+3 H2O
さっそくやっておこう。

ということで、
K3%のクエン酸カリウム液も作っておきました。

作り方は前回のクエン酸アンモニウムとほぼ同じ感じ。
炭酸カリウム水溶液にクエン酸を加えて中和するだけ。
違うのは普段使っている濃度のクエン酸の水溶液だけで中和していくのは厳しいので、
ほぼ中和ってところまで最初にクエン酸の粉を入れたことくらい。
その後、クエン酸水溶液で普段の水槽のpHくらいまで調整していくのだけど、
反応式を見れば想像着くように、大量のCO2が出て炭酸水になっちゃいます。シュワーー!!って。大量の泡が出ます。
いずれ使っていくうちにこのCO2は抜けちゃうわけで、抜けきった状態で計りたいけど、なかなかそれは面倒なので、いい加減。おおよそです。
ひとまずよくかき混ぜて放置したりしておおよそ炭酸を抜いたところで、pHは6.0のところでやめておきました。これなら炭酸抜けてpH上昇してもたかがしれているでしょう。そもそもおおよそ中和する分量のクエン酸を入れているし。
これで、カリウムも底床供給器内に入れられる。
水換えのときにいっきにカリウム入れてたけど、この時にpH調整をほぼ気にしなくてよくなる。

ちなみにR-1のボトル(110ml)だと、5.6gくらいの炭酸カリウムで、K3%になります。中和に必要なクエン酸は5.2g程度のはずです。

うちでの呼び名は、K3 cってことにしました。

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少しだけ気になるのは、濃度も低め、中性に近いのをつくると、当然持ちは悪くなるはずですよね。
アルカリが強い炭酸カリウム水溶液だったりアンモニア水とかよりも雑菌が繁殖しやすくなるはず。

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ところで、元素の濃度が分からなくて使っているのって、リキダスだけだけど、
これも酢酸カルシウムを使うとかって手もありますよね。

アンモニア、炭酸カリウムみたいにクエン酸でいければよいのだけど、
クエン酸カルシウムは、ほとんど水に溶けないので。

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