結局、リン酸除去剤を撤去しました。
入れていたのは丁度一ヶ月ですね。
サンゴ状ゴケが酷くならなくて迅速に消滅させられたのは、おそらくリン酸除去剤の成果なんだろうと思っています。
だけど、こういうのはなかなか断言できない。
これでまた出てくるようなら、サンゴ状ゴケにはリン酸除去剤が決定的に効くってことなんでしょうね。
それよりも気になっているのは水草の育ちの悪さで...例えばロタラの葉のサイズ・成長速度、グロッソのランナーの出とか... ...これもリン酸除去剤と無関係ではないだろうということで、撤去してみたかったわけです。
リンは、適正量より少なくても...絶対的に足りないという状況でさえなければ、それほど明確な障害は出にくいと言われていますよね。
発根が減る、新芽が減る、ランナーとかを出しにくくなる、葉が小さくなる...
極端に足りなければ、下葉が黒っぽくなって枯れやすくなるとかってのもあるけど。
それとこれはリン酸だけじゃなくてケイ酸も除去するわけですが、
ケイ酸が珪藻とか紅藻類(黒ヒゲとかサンゴ状ゴケ)とかと関係が深いのは確かで、そういう点でコケ予防に効くわけですが、
ヘアーグラスのようなケイ酸を要求する水草もあるわけで、この点でも水草の成長と無関係じゃないですね。
さて、どうなるか??
ところで、リン酸除去剤を取り出すのにフィルターを開けたら、また稚エビが沢山出てきました。
手前に出てくるエビはヤマトばっかりで、ミナミの親は殆ど見かけないのだけど、見えないところで...ロタラの林の奥とかで...励んでくれているみたいですね。
それと、エーハイムのリン酸除去剤の有効期間は3ヶ月って書いてあったので、撤去したものは取っておいて、また必要だと思ったら、これを使おうと思っています。
だいたい水槽の条件を示さないで3ヶ月って書いてあるってことは、水草が無い環境とか...水中のリン酸が水草水槽よりずっと多くなりやすい環境とかも想定しているのだろうから、もっとずっと余裕はあるんじゃないかとか想像してます。
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