きっかけは以前にも書いているように微量元素供給をどうしようって悩んで、化学肥料で手軽に上手くやっていく方法が見つからなかったからなんだけど、
当然、腐葉土エキスは、これに含まれる必須元素としては窒素が圧倒的に多いはずなので、尿素水の添加を少なめにして組み合わせて使ってたんですよね。当初は。
でも、途中から、(測定してみたわけじゃないけどリクツとしては)窒素分が多いわけだから、尿素水は使わなくても良いのじゃないか?これだけやってみようってことで、数週間前からは尿素水添加を中止して、窒素系としては腐葉土エキスだけ入れるようにしてました。
これ、週に20ミリとか底床供給器に入れると、尿素水だけでやってた時と同じくらいの効果があるんですよ。
どのくらい添加量を増やすと、ガラス面に柔らかい緑藻とかが出てくるのかとかも把握出来ました。
実際には、尿素水と違って、徐々に分解されて出てくる肥料分もあるだろうから、適正な添加量はもっと少ない...徐々に添加量を落としていったほうが良いのか知れませんけど。
尿素水は、いっきに1週間分入れるのは、いったんアンモニアになる過程があることを踏まえると、(アンモニア水の時の経験なども踏まえると)恐ろしくてとても出来なくて、チョビチョビ入れてたわけですが、
こいつは一気に入れても大丈夫ですね。
エビが落ちたりしない。
むしろ、これにしてからエビの調子がかなり良い。(って気がする)
ミナミの稚エビも増えている。(って気がする)
出てくるグロッソの葉とかもプリプリと大型で形も良い。ランナーも良く出してくれる。
もちろん、同条件で比較していないから、どれもこれも「って気がする」なんですけど。
でも、少なくとも悪くは無いですね。
違うのは、腐葉土エキスを使っているととろみが出やすくなってきていることくらいですか。
最後になっちゃったけど、腐葉土エキスって呼んでるものは何だ?ですが、
- トリミングクズを軽く乾かしてからバケツに突っ込んでおくってのを繰り返して、腐葉土化させている。
- バケツの底に穴を開けて水分を抜くようなことはしていないので、底にドロッとした茶色い液体が出てくる。
- この液体や腐葉土化している部分を圧縮してしぼった茶色いドロっとした液を
- 電子レンジで、滅菌したもの。
こんなのだから、尿素水とかみたいに簡単・確実に再現できるものと違うから、あまり参考にならないかもしれませんけどね。
慣行栽培から自家製堆肥使用の有機栽培みたいになってきましたね。或いは西洋医学から東洋医学への様な。非常に興味深い変化に思います。とろみというのが分からなかったのですが、水質に物理的な変化があるという事なのでしょうか?
返信削除ウズさん、こんばんは。
削除とろみは、やっぱり炭素分を含んでいるので、有機栄養バクテリアの繁殖につながるんだと思います。
ただ、それほど酷く出ることはないですよ。
酷くとろとろになったのは、先週末くらいです。
この時はかなり大量に入れちゃったのと、手を抜いて電子レンジで減菌しないで搾りたてを入れちゃったことがあったせいだと思ってます。
それと、なんだかんだで結局一番水草を上手く成長させてくれるのって、買ってきたばかりのソイルですよね。...ソイルの種類にもよりますけど。
削除そのソイルの栄養分って腐植質で、つまりは腐葉土エキスと殆ど同じですよね。
これがソイルの機能の維持にも貢献してくれたら良いな...とか思ってます。
>やっぱり炭素分を含んでいる
削除ここは、
腐葉土エキスは、やっぱり炭素分を含んでいる
っていう意味です。
こんばんは!
返信削除なるほど。フィルターにピートモス入れたりする方もいらっしゃいますが、あれももしかしたらpHの調整以上に意味があるのかもしれませんね。
そうですね。あと、鉄とかのミネラルをキレート化して水草が取り込みやすいかたちで水中で保持する効果なんてのもあるかもしれませんね。...そうだとしても、どのくらいの実効があるのかは分からないですけど。
削除ちょっと話は変わりますが、農業でも水に注目した取り組みがあるみたいで、所々参考になる部分があるかなぁと感じるページがありました。ちょっと論理を省いているというか穴が開いたまま話を進めてる感がありはするのですが、全体を通してまぁ納得のいく流れかなとは思います。
返信削除http://www12.plala.or.jp/green_up/h065.html
週末にでも読んでみます。
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