2018年11月25日日曜日

エビとpH変化

結論だけ先に書くと、

  • (私が思っていたよりも)エビはpH変化に弱い。
    pH変化は想像以上にエビにダメージを与える。
  • 炭酸カリウムを週に1回、1週間分纏めて添加するとかってのは、
    (pH調整をしてやらないと)エビにかなりのダメージを与える。
ってことです。

IMG_3496

今月の頭にヤマトを入れたわけですが、今回は全部絶好調で1匹も落ちたりしていないんですよね。
いつもなら、60タンクだと、最初の2週間位の間に、20匹入れたら1-2匹落ちて、後は1年以内くらいの間に気がつくと消えているみたいな感じだったんです。
ミナミは繁殖してくれるから消えちゃったりはしないけど、60タンクよりは、液肥添加はほぼしない40タンクや外のメダカが入ってるのとかの方が調子は常に良いし。

淡水エビは、そこそこ少しはpH変化には強いって思っていました。
そりゃ淡水の魚よりは弱いのだろうけど、
淡水の環境...特に湖沼とかの閉鎖域のpHは、1日あたりだってかなり変化するし。

でも、これは間違いだったって、最近確信しました。...おせーよ、ここに至るのに何年かかったんだよ!ですが。


これまでは、週に1度カリウム入れる時に、pHがかなり上がっちゃうわけだけど、そこは面倒だから目をつむっていた。もちろん毎日ちょっとずつ入れれば良いのですけどね。
だけど、最近はあのpH上昇騒ぎで、いつも調整剤を使える状態にしてたので、
水換えでカリウム入れる時に、調整するようにしたんですよね。
そうしたら、以前よりはるかに調子が良くなった。体色とか。

それともうひとつ。
60タンクでエビが落ちるのは、例えばボロンとか含まれているような液肥を使うせいなんじゃないかと...つまりpHというより成分が問題って薄っすら思っていたんですが、最近、はじめて40とかに使ってみたのだけど、エビは全部元気いっぱい、以前より元気ってくらいなんですね。じゃーこれは違うなと。

pH調整はちゃんとしておいたほうが良い。
かなり当たり前のことではあるけど、今更ながらあらためてそう思ってます。

っていうか、そもそも炭酸カリウム使わないで、
最初から中性になっているカリウム液肥を使えば良いのだけど、
中性だって言っている売っているあれはなんなんですかね?
クエン酸カリウムの水溶液とかなんですかね??

それと炭酸カリウムでエビが影響受けているなら、微生物はもっと影響受けているんでしょうね。
たまに水換え後に油膜が出るとかって、そういうことだったかも。
40タンクで油膜が出るなんて無かったものなー。
40の方はそもそも水換え自体滅多にしていないってのもありますが。

ほんと、炭酸カリウム使っている人は、入れる時にpH調整するようにするか、マジメに毎日ちょっとずつ添加するようにしましょう。
あと、それ以外でもpH変化には気をつけましょう。

あと、ヤマトとミナミに違いだけど、
どちらかと言えば、ミナミの方は湖沼とかの止水のエビって傾向はありますよね。pH変化が起きやすい環境。
でも、ヤマトはどちらかと言えば、流水のエビ。湖沼と比べればpH変化が起きにくい環境ですね。
この違いもあるのだろうな。

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