2018年3月12日月曜日

ECメーター

壊れたPHメーターを書い直すのと同時に
以前から薄っすらと興味があったECメーターもはじめて買ってみた。
水の伝導率...意図としては養分濃度の測定ですね。
...まだポチったばっかりで、届いてないけど。

水耕栽培とかだと、EC2.0ms/cm(2000μS/cm)を保つように...とかって言うじゃないですか。
養分を含んだ水が蒸発すればECは上がるし、植物が養分を使えばECは下がる。
農業方面だと、pHとECで肥料の状態...多い少ないを簡易判定したりしているみたいだし。

ちなみに、水耕栽培で理想値とされているのと農業関係での土壌測定での理想値があまりに違うのでなんでだろう?と思ったら、
土壌測定の場合は、土のECを直接測れないから、土1に対して水5を加えてそれを測定するんですね。そりゃー違うよね。

もとい、水耕栽培とかでEC測定をそういうことに使っているならば、

  • 水換えして液肥添加した水槽水のECは、1週間でどう変化するのか?
  • 水耕栽培と違ってエサの投入・分解溶出があるわけだけど。エサの投入量でどのくらい変わるのか?
  • コケがバンバン出ている時のECって?
  • 水草が抜群に良く育っている時のECって?
  • ソイルの種類の違いで、ECの初期値ってどのくらい違う? ...ECが高い≒養分(の溶出)が多いってことですよね。

...なんてことを、おいおい計ってみたいなと。

このあたりが手軽に分かるようになると、
例えば、水換えしないほうが良いじゃんとか、このくらいしようとか、
いま窒素添加しちゃダメだ!とかとか
カンでやっていた部分が判断しやすくなりますよね。

そういえば、エビやってる人はTDS計ってたりしますよね?
TDSとECって意味としては違うものだけど、実際に簡易計測しているのは同じものだよね。
...結局測定しているのはEC 伝導率。TDS 総溶解固形分は推定値ですね。
実際、今回買ったのもTDS/ECの表示切り替えスイッチがついているくらいだし。
エビやっている人たちって、水の不純物...「汚れ」具合を見ているようだけど、こっちは同じものを「養分」って見ようとしててその濃度なので、姿勢はまるで違いますね。

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