2016年11月16日水曜日

鉄とコケ

昨晩寝る前に適当に検索しながらいろいろ読んでいたら、
鉄添加がコケを出す原因になる...みたいなことを書いているところがあった。

理由は、自然の中での藻類の繁殖の制限要因は鉄って観察されているから。
その「自然」や「藻類」がどこの何のことを言っているのかは、分からなかったけど...
おそらく海洋の藻類...主に褐藻とかのことだとは思うけど、
藻類...とんでもなく幅広い種類を指す曖昧な言葉だけど...が、
いろいろ見ていると、それらが硝酸塩の取り込みに一旦これを還元する必要があって、それに鉄イオンが必要なのだ...みたいなことも各所に出ている。

そうなのか...鉄がコケを呼ぶのか。
でも、ここで、過去に鉄添加をがんがんやっていた時のことを思い出してみると、
...水草水槽をやっている人なら多くの人が経験があると思うけど、
メネデールとかFeエナジーとかを、赤くなるべき水草を赤くしたいということで、
どぼどぼ入れてみるなんてことを私もやっていたことはある...
経験的には、必ずしもそれでコケが増えたなんていう記憶は無い。

鉄は本来 水草にとって毒になることが多いものとかも書いてあったけど、これは同意。リン酸鉄とか。
それから二価鉄は、酸素豊富な水草水槽に添加しても一瞬で二価鉄ではなくなるみたいなことも書いてあったけど、
これは、肥料つくってる方だって分かっていて、フルボ酸鉄とか安定するかたちにしているはずだよね。

他にも鉄関連のことはいろいろ書いてあったし、総じて勉強になったし、鉄にこだわりすぎるのは良くないだろ ってのは同意なのだけど、
それにしても、鉄がコケを呼ぶってことだけは、初耳だったので、少しは気にしておいて、そのうちにゆっくり調べてみようかなとか思ってます。

そうそう、この人は他では、窒素の重要性やアレロパシーのことを書いているけど、
鉄についてもそういうことなんじゃないの?
つまり、水草が思いっきり元気なら、コケに対応するアレロパシー物質の産生も多くてコケは付かない。だから、窒素もリンも鉄も... 水草が元気であるためには充分に必要。
でも、それらが水草の元気に結びつかない状態(バランスとか)が崩れているとコケが出やすくなる...みたいな。

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