2016年11月23日水曜日

カルシウム液肥制作についてのメモ 乳酸Ca

一時的に関心が鉄にそれちゃってましたが、
ここのところのメインテーマは
「ダメになりかけだったグロッソがリキダスで復活したのは、本当にカルシウムが効いたのか?グロッソはカルシウム不足だったのか??」をはっきりさせたい
その為にカルシウムだけの液肥をつくってみたい
ってことでした。

さらにリキダスにはかなりの鉄が含まれていることも分かったし。

で、酢酸カルシウムを生石灰と酢酸でつくろうかなと思ってたんだけど、
周囲で容易に適量を入手ってのがやりにくい。...農業やるわけじゃないんだからこんなに要らないよって。
どうしようかな〜って思ってたのだけど、
ここに来て
食品添加物として、乳酸カルシウム(C6H10CaO6)100gってのが売ってることに気が付きました。
しかも、500g入りの炭酸カルシウムを買っていたところと同じAmazon上のお店。
調べてみると、水によく溶ける。
さらに調べてみると、農業で葉面散布に乳酸カルシウムを使っている例もあるし、
乳酸なら水槽中にちょっとくらい残っても問題なさそう。

サクっとおおよそ計算してみると、
500mlペットボトルで、27gの乳酸カルシウムで1%のカルシウム液肥がつくれる。

次にカルシウム不足??症状が出たら、これで実験してみることにします。

っていうメモ。

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ちなみに
カルシウム不足症状を改めて書くと、
・発根が著しく悪くなる
・下葉ではなく成長点付近の葉が周囲から黄化というよりは白っぽく弱くなる
 魚や貝に齧られやすくなる
・絶対量が不足していなくても、KやMgの過剰で吸収されにくくなることがある。
・似ている症状は、
 K不足:成長点じゃなくて下葉が白くなる
 Mg不足:下葉が黄化・白化 葉脈の緑を残して斑っぽくなるのが特徴
 Fe不足:成長点付近の葉が、黄化 Ca不足とよく似ている
 とか...

植物一般だと、Caの必要量はKの半分程度らしい。
ただ、草体をがっちりささえる必要が少ない水草は若干少なめなはず??
それと水槽では、水換えなどでCaは供給されるので、それほど必要になることは多くないはず。
常時必要というよりは、不足症状を確認してからの施肥で良いはず。

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