2016年11月21日月曜日

鉄液肥 また制作

日曜日に数年前につくった液肥を測定してみて、けっこう保存できていると思えたのと、
まとめサイトの方のコメント欄で教えてもらったブログを見てみて思うところがあったりして、
また鉄液肥をつくってみました。手元に材料あったし。

...リキダス使ってるうちは当面使うこともなさそうだけど。

今回はクエン酸を使わないことにしました。

11/20(昨日)
ピートモスを目の細かいネット(シンクの排水口に付けるヤツ)に入れて水に浸す。

11/21(今日)
一晩漬けたピートモスをネットごと引き上げる。

できたピート水に
電解質として硫化マグネシウム(エプソムソルト)をひとつまみ入れて溶かす。
炭酸カリウムを使うって手もありますね。
電解質としては、食卓塩:塩化ナトリウムとかでも良いけど、あまり水草水槽にナトリウムを入れたくないですよね。
このあたり何がより良くて、どの程度入れるのが効果的なのか?ってのは、私には分かりません。

使い捨てカイロの中味を軽く洗って塩分を流した鉄粉に
備長炭を砕いたものもあわせて ネットに入れてピート水に浸す。
写真は、黒っぽく写っていますが、作ったピート水自体は薄黄色の水です。

鉄液肥作成中

リクツとしては、鉄と炭の電位差で、鉄イオンを引き出す。…電蝕ですね。
鉄イオンがピートモスから出てきたフルボ酸とくっついて保存性の良いフルボ酸鉄になる… ...ハズ。

作成 1時間後に試薬で鉄の濃度を測定。

希釈無しで 1.0mg/l以上〜 の表示 濃紫
100倍希釈で 0.5〜1.0mg/l くらいの表示(希釈無しなら 50〜100)
1000倍希釈で 0.1〜0.25mg/l くらい??もうちょっと薄いかも…微かに色づいている程度を表示(希釈なしなら、100〜250)
ってことは、50mg/l〜100mg/l 程度はありますかね?

ちなみに100倍とか1000倍ってそれほど厳密にやってません。
おおよそです。例えば、計量容器にシリンジで1ml計って入れて、100mlの線くらいまで水を入れたのを、撹拌して100倍にして計る。
そこから、またシリンジで1ml取って10mlの線までまた水を入れて1000倍ってことにするとか。
こういうやり方なので誤差は大きくなるけど、それでも おおよそはつかめるだろうって。

結局、メネデールと同じくらいか、あるいはちょっとは濃いくらいですかね。
過去に作ったのよりはだいぶ低い。

もうしばらく置いてみます。
もうちょっとは濃くなるかな??

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