2016年11月20日日曜日

リキダスの鉄濃度の高さ

水槽の鉄濃度

水槽の鉄濃度を計ってみました。
...げっ!なにこの高さ。0.5〜1mg/lのところですね。

鉄分濃度50mg/lって言われているメネデールを1回20ml添加した程度でこんなことになるわけないですよね。

ってことは、最近使ってたもので鉄を含むと表示されてたのと言えば、リキダス!!

じゃーリキダスの鉄分濃度を計ってみようということで、
計ってみたのだけど、10倍希釈でも すごく濃い紫色になっちゃうので、
100倍希釈で再測定。

メネデール100倍希釈の鉄濃度

なんと100倍希釈でも、余裕で1mg/l以上ですね。
ってことは、メネデールより鉄分が濃いじゃん!

これまでけっこうリキダス使ってきたものな〜。
そりゃー鉄分濃度が高くなっちゃうわけです。

そうなると以前に、グロッソの葉色とかが悪い時に、
こりゃーきっと状況とも考え合わせるとカルシウムか鉄不足だよな。
しかも、発根の悪さを考えたら、カルシウムでしょ!
で、カルシウムが主成分ってことになっているリキダス使って使ってみたら、
調子がいっきに戻ってきた。発根も良くなった。
カルシウム不足だったのね!
って結論にしたのだけど、
ちょっと自信がなくなってきた。

こりゃーやっぱりカルシウム液肥をつくってみて、それで前のような症状が出た時に、使ってみてどうなるかを見てみないとね。

ついでに、何年か前に自作してみた鉄液肥をチェック。
保存性を見てみるってことですね。

いろいろつくっていたのだけど、残っていたのは、
クエン酸+ピートモス抽出液でつくってるのと、
テトラのブラックウォーター主体のもの。

自作鉄液肥(クエン酸使用タイプ)10倍希釈の鉄濃度

ブラックウォーター主体のは、10倍希釈で 0.1〜0.25mg/lで全然ダメ。
ブラックウォーターはフルボ酸も含まれているハズとは言え、圧倒的にタンニンが多めだからタンニン鉄になっちゃって不溶化しちゃうのかも?とか思ってのだけど、やっぱりそうなのかも。テトラのブラックウォーターはピートモス抽出とか書いてあるけど、あの色見たらタンニンだよね。

クエン酸主体のものは、透明だった容器の内側が真っ黒になって鉄分が出てきちゃってるのでダメかと思ったら、10倍希釈で1mg/l以上(上の写真)を示していて、成績良好でした。
何年も保存できるってことですね。ちょっとずつ鉄が出てきちゃってるとは言え。

まとめサイトの方のコメント欄で、教えてもらった先のブログで、
海水水槽用に鉄の添加剤をつくっていて、
そこでは、煮出したピートモスだとダメ・煮出さないで常温で抽出したのは成績が良い...みたいなレポートが出てたから、いろいろあるんでしょうね。
煮出すとタンニンなのかなんなのか分からないけど余計なものが出てきちゃうのでしょう。
このあたり、ちゃんと追求してみようかな。

なにせメネデールは高いものね。
というか、ひとまず結果が出ているリキダス使うなら、鉄添加はしないほうが良さそうだけど。

今のところリキダス使っててpHやKHがやたらと上がってしまったということはないですよ。

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