2017年8月10日木曜日

窒素添加で緑藻が減る??

もうずっとながいこと触れていないロータス水槽というか
子供のグッピーを最小限維持している、
毎日ごくほんの僅かのエサだけ入れている水槽ですが、
エサやり以外は、ずっとほぼ放置で本当に栄養が枯れ枯れの状態で、
ロータスもすっかり矮小化しちゃってるし、
レポートする気にもなれなかったんですよね。

どのくらい貧栄養かっていうと、ウィローモスが全く育たない・枯れちゃうくらい。
ロータスをはじめ主に底床から栄養取ってるのは、どれも枯れずに生き残っているけど、クリプトコリネとか葉が白っぽくなってるのもあるし。
そんな中で、葉緑素不足で白っぽくなっているのにもかかわらず、かなりしぶといのはウォーターローン。これだけは茂ってます。

コケは殆ど出ていないのだけど、ガラスだけはたまには軽く掃除しないとうっすら曇る...ソフト緑藻が出ている状態でした。

で、ですよ、先週のはじめくらいに、メイン水槽に窒素添加するついでに、ちょびっと窒素添加したんです。その後も1-2回くらいしたかな...
そーしたら、1週間以上たっても全くソフト緑藻が出てこない。

つまり、窒素添加したら緑藻が消えた。

メイン水槽もそうでしたよね。最初のころはソフト緑藻が消えた。
その後増えたけど。...こっちは窒素添加し続けているから。

窒素恐怖症が骨の髄まで染み込んでいる人には、もしかしたら受け容れたくないことかもしれないけど、事実です。

もちろん、私だって緑藻と窒素は関係が深いと思っています。

でも、貧栄養化だけが・栄養排出だけがコケ退治に効くなんていう考えは、
はるか昔にカリウム添加したらコケが消えたっていう経験をして以来、その後の経験も含めて綺麗さっぱり誰がなんと言おうと無くなりました。

今回のこれは、どういうことなのか?
ってのは、正直分かりません。

ロータス水槽の水草は、窒素添加後も殆ど成長していません。
メイン水槽のように窒素添加で分かりやすく水草が健康を取り戻したって感じでもない。
でも、葉の色は若干濃くなりました。葉緑体が増えたわけです。

ここからは、私の想像でしかありませんが、
コケ対策で...コケの種類に関わらず本当に重要なのは、
やっぱりまず第一にリン酸除去で、
次に緑藻とかだと窒素除去なんでしょう。
これについては、ほぼ定説ですよね。
リン酸がなければ硝酸があってもコケは出ない。

で、枯れ枯れのロータス水槽では、窒素添加でほんのちょっとだけ水草が健康を取り戻す方向に向いただけで、リン酸の消費量があがったんじゃないでしょうか??

これ、こういう状態の時に窒素添加後のリン酸濃度推移をしっかり測定していけば、ある程度は確認できることですよね。
めんどくさいからやらないけど。
誰かやってみませんか?
簡単にある程度精密にリン酸測定できるのって高いんですよね〜。
手が出ない。

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