2016年5月10日火曜日

黒ヒゲ発見

ごくちいさな黒ヒゲが給水パイプの継ぎ目についているのを発見。
もう半年ぶり以上?...よく覚えてないけど...の黒ヒゲ。
他にも出そうなところを点検して見てみたけど、1ヶ所だけでした。
クエン酸で処理。

これって「もしかしたら出るかも」って思ってたんですよ。
先週OKOSHIの粒をバラバラにして、ピンセットで埋めた時に、小さいのとか潰しちゃったりしてたので。
OKOSHIの宣伝文句はカリ重視ですけど、いやいやバランス良く窒素もリンも入ってますからね。...だから良いのだけど。

これで気になるのは、珪酸塩原因説。
OKOSHIに珪酸塩が含まれているわけじゃないですからね。
もちろん、だからと言って珪酸塩説が否定できるわけじゃなくて、「珪酸塩が多くても増える」って可能性は残るわけだけど...
私としてはかなり懐疑的。

ところで、
黒ヒゲはかつては割といつでもうちの水槽に居たんですね。
目立つか目立たないかの違いだけ。
たまに切ったりすれば、ほとんど増えないってことなら大成功。そんな程度になら出てきてもしょーがない。
特に時間が経った水槽なら、ちょっとくらい出てくるでしょ。
って思っていた。

でも、勢い良く黒ヒゲが増えてくるのだけは避けたいので、かなり水中のリン酸を敵視していたわけです。
なので、肥料分をかなり細かくコントロールしたくて、いろいろとやってきた。

エサを増やすとどうしてもリンも増えるから、エサは絞り、
窒素分は、窒素分だけの液肥を使う。

ところが、Mg添加をするようになってきてから、
あれ?黒ヒゲが全く居ないぞ?
なら、リンを控えめに含む液肥でも良いか。
やっぱりリンがあったほうが水草の姿勢とかも良いし。

リンを含む液肥をかなり入れても黒ヒゲが出ないぞ?おかしいな。
じゃーエサも気持ちよく増やしてみよう。

あれ?それでも黒ヒゲが出ない。
パールグラス系とか以前より元気良いし、もっとエサを増やしちゃえ!
ついでにOKOSHIも入れてみよう!

ついに出ました!

って流れです。

で、前にも何度か書いたけど、やっぱりここまで黒ヒゲを抑えていられるのは、
Mg添加…硫酸マグネシウム(エプソムソルト)添加が効いているとしか思えないんです。

1)硫酸マグネシウムが水中のリン酸と反応して、リン酸マグネシウムが出来て不溶化する。
2)マグネシウムはもともとリンの吸収・消費効率と大きな関係があるので、水草のリン活用度が高まる。

1)は、リン酸除去剤(たいていはアルミナ)を使うと黒ヒゲが減るのと同じようなリクツですね。
ただ水草水槽にアルミって持ち込みたくないですよね。
みんな上手く反応しちゃえば良いのだけど、もしアルミイオンが増えたりすると、
水草にもバクテリアにもろくなことがないですからね。

もっとも農業関係の文献とか読んでると、土壌中のアルミが減りすぎるのは問題らしいけど。ヤバイ菌も増えやすくなるかららしい。
このリクツだと、アルミイオンがあった方が魚の病気は防げるとか??
でも、そもそも安定した水草水槽では魚の病気は比較的出にくいですよね。

話を戻して、本当に硫酸マグネシウムが効いているのか否かは分からないけどね。
でもまー、ひとまず私としては、そうとしか考えられない。

で、今後ですが、
もし割れたOKOSHIとかが原因なら、週末に水換えして、いつものようにMg添加しているので、もう出てこないのではないか?
って予想しています。

--
追記

硫酸マグネシウムは、緑藻とか他のコケの抑制にも効いているのじゃないか??
とかも思っています。
だって、あまりにも出なさ過ぎだもの。
ここまでやって柔らかい緑藻が水流が当たるガラス面とかに殆ど出てこないってのもへんだな?とか思うし。


0 件のコメント:

コメントを投稿