2015年12月22日火曜日

これ食べるかな?

「ご飯食べてる時に、これ水槽に入れたら魚たちは食べたりするかな?」なんて、イケナイことをしたい衝動にかられることってありませんか?
私はあります。
たまにやっちゃいます。

もちろん、人間の食べ物を小さな生き物にあげるのはとても危険です。
人間にはまったく問題がないような添加物とかでも、魚には思いっきり危険ってのはよくあることです。
野菜についている極微量の農薬でエビが死んじゃうとかもあるわけだし。

でも、「これなら大丈夫だろ〜」なんて、ポロって入れてみたりして。

例えば、パンとか、納豆とか、刺し身の切れ端、茹でたポテトとか、ごはん粒とか、肉の切れ端とか... ...

どれも猛然と魚たちが奪い合いますよね。エビも。そりゃもう大興奮。

当たり前ですが、こんなことをやって良いことは何も無いので、やめておくべきですよね。やっちゃだめです。

まーいまのところウチでは、翌日エビが死んでいた...なんてことは幸い一度もないですけど。

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そーいえば一時、納豆水槽って流行りましたよね。
いろんなことが言われていたけど...
硝化作用が...なんてこと言ってる人も居たけど、枯草菌でそりゃーないですよね。
ただ、残餌とかの分解を早めるのはありそうだし、
もしかしたらそれでフィルターの詰まり予防とかになるかもしれないし、
バイオフィルムが微粒子を捕まえて水の透明度を高めるってのも充分有り得そうだし、
菌が増えれば、菌体をつくるのに窒素なども使うわけだから、結果的に水の窒素やリンを減らすのもあるかもしれないですね。
全部、かもしれないとしか私は言えないですけど。

パンとかポテトとかごはん粒とかの炭水化物は、砂糖水槽や枯葉水槽と同じリクツで、炭素源の供給によって各種のバクテリアや菌、その他微生物などが増えやすくなって、結果的にやはりそれらの体をつくるために窒素分とかの消費が進むというのはあると思います。C/N比のCを増やすわけだから。

刺し身とか肉とかは...たんにエサとしてのこと以外だと殆どアンモニアとかリン酸を増やすだけかも。

なんにしても、こういうのをやたらと入れれば、水槽内の物質は増えるわけで、なにかのバランスを崩したら、即座にろくでもないことになりますよね。

例えば、炭素源をいっぱい入れる→菌とかが増えて水の窒素やリンが減る→ますます増える→大量の酸素消費→酸素欠乏で嫌気呼吸を初めて一部アルコールなどを作り始めたり、その他硝化バクテリアやエビなどにも大打撃→崩壊
とかね。

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