2016年10月7日金曜日

ゼオライト

たまに もしリセットするなら次はどんなことをやってみるか?
って考えるんですけど、
そんなことのひとつに、ゼオライトを底床に使ってみたら?ってのがあります。
...前にも書いたかもしれないけど。

水槽でゼオライトって言えば、アンモニウムの吸着濾過ですけど、
そうじゃなくて、ソイルを補完するものとして、保肥機能に期待するって使い方。

ソイルは、陽イオン交換能があって、肥料分を水草の足元に留めてくれるわけですが、
ちょっとずつ崩壊していきますよね。
それに優先的に吸着するのは、CaとかMgとか。

ソイルのイオン交換の優先順位は、
H>Ba>Ca>Mg>Cs>Pb>K ≒ NH4>Na
って言われていますよね。

ゼオライトもやはり陽イオン交換能があるわけですが、ソイルよりも崩壊しにくい。
でもって、優先的にKやアンモニウムを吸着・保持してくれる。

ゼオライトの優先順位として、たいていのところに書いてあるのは、
Cs > Rb > K > NH4 > Ba > Sr > Na > Ca > Fe > Al > Mg > Li
ですね。
もちろん、ゼオライトって言ってもいろいろな種類があるから全部同じじゃないのだろうけど、おおよそこんな感じなんでしょう。

底床内でアンモニウムを保持してくれるって良いじゃないですか。
窒素系の化学肥料とか使いやすくなるのじゃないかと。
もちろん硝酸は保持してくれないわけだけど。

吸着に期待するって言うより、最初からある程度カリウムとアンモニウムを吸着させておいたものを、底床のいちばん底に入れておきたいくらいですよ。
で、カリウムやアンモニウムの濃度が下がれば放出してくれて、上がれば吸着してくれるわけですよね?

農業関係とか、水耕栽培とか、そんなこんなだと、ゼオライトの保肥力に期待するような使い方をけっこうしていますよね。

ソイルと組み合わせて底床に使うのもありなんじゃないかなと思うのだけどな〜。

どうなんでしょうね?

まー当分リセットする気は無いのですけどね。

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