2016年4月18日月曜日

ブリクサ復活プロジェクトのその後

先週まで溶けそうだったブリクサですが、
もうメキメキ!って感じで急速に復活してきています。
とは言っても、まだほんの数センチなんですけどね。

DSCN4377

もともとあった葉はほぼ溶けてしまって、ここに写っているのは、ほぼ全て新しく出てきた葉です。
1本先が枯れかけているように見えるのは、ヘアーグラスの先が折れたまま枯れている部分がブリクサの葉とひと繋がりみたいに見えているだけです。

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これまでの経緯

  1. 2週間ちょっと前に、ブリクサが生えていた一帯を開墾。ブリクサは栄養不足と上空をロタラとかに覆われて矮小化していた。これを引き抜いて今の場所に植える。この時に周囲のソイルを取って奥にアクアフローラを入れ、上から新しいソイルを入れる。
  2. 約2週間弱の間、少しづつブリクサが弱っていく。葉が溶けたり。弱っていたところで根を弄ったからそりゃーダメになっていきますよね。
  3. 約2週間後に新芽を発見。その後、4日くらいの間にメキメキと新芽が成長して今に至る。

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あらためていろいろとブリクサについてネット上で書かれているものを読んでみたりしたのですけど、弱酸性で維持すべきってのは一貫していますし、私も、それはとても正しいと思いますけど、
コケにやられるくらい弱っているなら貧栄養にしろみたいなことを書いている人とかは、ブリクサを育てたことが無いんじゃないか?って思います。

ブリクサは、間違いなくものすごく肥料喰いです。
新しい栄養豊富なソイルだと簡単にいくらでも育ちます。
…もちろん光やCO2なんかの他の条件が揃っていればですけど。

でも、底床の養分が完全に切れてくると、どんどん元気がなくなってくるんです。
それまでなら、他の水草で覆われているような暗いところだろうと、CO2がかなり少なめだろうが関係なく幾らでも増えていくって状態だったのが、光や水流などの条件が良いところでやっと最低限維持できているってくらいになっていきます。

窒素を含んだ底床肥料、例えばアクアフローラ…おこし系のヤツを入れるとか、頻繁に窒素を含んだ液肥を底床注射するとかしないと維持できなくなっていきます。

ブリクサ
これはずっと以前の写真。
このくらいの健康的な葉色に戻したいものだなと。

この時は、セットから半年以上経っていて、ソイルの養分が切れはじめていた時だったと思います。ただ、この時は勢いがちょっとなくなりはじめるのが見えた頃に、予防的にアクアフローラを入れているんですよね。
今回は放置しすぎでした。2年以上放置してしまった。
もちろんたまには窒素を含む液肥を底床注射したりもしてましたけど、そんなに頻繁に入れるのも面倒だし。

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ちょっとついでに。
これは、そんな気がする...ってことでしかないのですけど、
いろいろと条件が悪かったり、弱っているブリクサを植える時に、
より確実にブリクサを元気にしていく条件として
開けたところに植えると良い。
逆に、光や水流や栄養などが良くても、石や背が高くなる水草、ガラス面などにくっつけて植えると、あまり良くない。
って思っています。
ほんと、そんな気がするって程度でリクツは分からないし、対象実験とかしたわけじゃないのですけど、なんとなく経験上です。
もちろん、一度元気が出てスイッチ入ったブリクサならどこにはえてても元気なんですけど。

そういう点では、今回のは、あまり良くないのですけどね。奥の方に入れちゃってるので。
でも、こいつがあまり前の方にあるのもね。
やっぱり中景草ですよね。
でかい水槽なら、あるいはブリクサを主役にするなら、平原にこんもり草むらって感じのも良いけど。

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