2013年8月21日水曜日

水合わせとGH

先日の思いもよらぬハナビの繁殖確認で、嬉しくなっちゃって、もっと増やしてやれってハナビ買ってきちゃいました。
というか、そんなこと全く考えてなかったのだけど、なんとなくショップ見てて、5匹1000円だったので、つい衝動的に買ってきてしまった…。魚も調子良さそうだったし。

で、水合わせですが、みなさんどうしてますか?
ってことで、私の場合の水合わせの仕方。

1.水槽の水のGHを予め測っておく。
2.エアコンで水槽がある部屋をおおよそ水温程度の室温にしておく。
3.買ってきたビニール袋毎水槽に入れて温度を合わせる。長くて30分。
4.袋を切って中の水と魚をプラケに入れる。
5.ショップから持ち帰った水のGHを計る。
6.点滴式の水合わせキット使って水合わせ。

水槽の水とショップから持ち帰った水のGHを比べて、
GHの値が近いかショップの水の方がGHが低めで極端な差がなければ、せいぜい30分くらいで水合わせを完了するくらいの速度でやっちゃう。…点滴とは言えないくらいボタボタ入れる感じですね。

逆なら、もう少し長めに時間をかけてやる。最大で2時間くらい。
1時間超える時は、水を掬ってジャーって落としたりして酸素供給も少しは意識する。

って感じです。

ちなみにpHは無視です。
pHは参考にならないとは思ってないですけど、pHが同じでもその原因はいろいろだし、水槽の中だって、自然界の湖沼だって、1日に相当変動するわけじゃないですか。だから、水質の本質はpHじゃ捉えられないって思っているので。
GHだけは計るのは、魚の水質変化のストレスは、主に・最も重要なのは温度と浸透圧変化だと思ってるから。
もちろん、GHで浸透圧は測れないけど、おおよその目安にはなるしね。
でもっていろいろな事例とか見てると、浸透圧高めの(≒GH高めの)水から低めの水に移すほうが、ストレスは遥かに大きくなるらしいので、
だいたい同じGHか水槽の水のほうがちょっとGH高めってくらいならいい加減に、そうじゃないなら少しは丁寧に水合わせをやるってわけです。

ちいさなプラケにそれなりの数の魚を入れておくと、酸素濃度の低下も早くなりますよね。なので、時間掛けるのが良いとも思えないしね。
室温をおおよそ合わせてたって、時間描ければ水温は差が大きくなっていくし。
時間掛ければ良いとも思えないし。
…エアレとかいろいろ大掛かりにやるなら別だけど。

ちなみに今回は、うちの水槽がGH3、ショップの水が3でした。
なので、かなり簡単に水合わせを済ませちゃった。

うちの水槽、だいたい普段はGH5〜6なんだけどね。
先日、ピートモス交換したばっかりだから、そのせいだね。

それから、ハナビは、中性〜弱アルカリが適当みたいに書いているところが多いので、ショップの水槽の硬度も高めなんじゃないかって思ってたんですけど、そうでもなかったですね。
底が大磯じゃなくてソイルだったし。

よく「私はいつも温度合わせてドボンです」っていう人いるじゃないですか?あれはきっと少なくともショップの水と水槽の水の浸透圧差が少ないんじゃないかと思ってるんですよね。

そうそう、水合わせと言えば、水換えも考え方には共通するところがありますよね。
もし私の考え方が正しいのであれば、水槽の水より、水道の水(換えて入れる水)の方がかなりGHが低いのだとしたら、あまりザバザバと...バケツから直にドバドバと入れたりしない方が良いですよね。けっこう時間を掛けたほうが良いかも。

ちなみに、うちの水道水のGHは4なので、あまり神経質にはやってません。

水換えの時に出る気泡は、水道水に含まれる二酸化炭素の効果もあるけど、浸透圧が急激に変化するので水草や水草の表面についてコケの細胞が壊されて出てくるものだ...みたいな説があるじゃないですか。
この説が正しいのか否かは私としては評価不能なのだけど...かなり違う水質の水槽に水草移した時に気泡って出たっけ??とも思うのだけど...、
とにかくこの説を仮にいったん信じたとしたら、水換えで気泡が沢山でるってことは、浸透圧差が大きい=あまり良くないよってことですよね。
浸透圧を、仮にGHを水槽と揃えた水で水換えしても、やっぱり気泡がたくさん出るなら、この説自体がほぼ否定されるけどね。

もっとも水草も浸透圧差がかなりの負担になることだけは確か。脱水も水ぶくれも起こす。
だから、センシティブな水草を扱うなら、水合わせした方が...徐々に慣らした方が良いはずなんだよね。
そんな人いないと思うけど。
植物の細胞は細胞壁を持っている分だけ動物よりは強いけど。

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