2017年6月11日日曜日

リセット 前景の起伏のつくりかた

前景草エリアに起伏を作ろうとする時、標準サイズのソイルは丸くて転がりやすくて平らになろうとするわけで、そこは何かしら工夫しないと上手くできないわけですよね。

やり方はいろいろありますよね。
以下とか、以下の組み合わせとか。

・石や流木を沢山入れて土留めする。
・パウダーサイズのソイルを上に多めに撒いて崩れにくくする。
・植栽する水草の列で意識的に土留をつくる。纏め植えの列をつくる。
傾斜に対して斜め上に向けてソイルを押し上げるように差し込んでいく。
・芝のマットを張っていくように、前の水槽の前景草をバリバリと剥がしたものや水上葉育成箱でつくった前景草のシートをソイル面に貼り付けて土留めする。ソイル面への貼り付けは、2本の楊枝の間に糸をはったものを差し込んだり石を置いたり。あとは上からソイルを掛けちゃうってのも手。
・ミスト式で立ち上げる。水流の中に入れてエビとかがいれば崩れて当たり前だし。
・とにかくソイルを盛る。崩れやすくなるので、水流は上を向けるとか、エビは当分入れないとか、崩れる要因を出来るだけ取り除く。崩れたらまた盛る。w
・… …

私の場合、今回は、
最初から草がしっかりと底床面を覆うまでは地形の維持なんて無理って考えで、最初にのっぺりつくって、さっさと草で覆わせて、その上で、
凹を…溝を作りたいところに、ハサミで切れ込みを入れて、プロホースでソイルを吸って溝をつくりました。
あとは、前景草を溝にあわせて押さえるだけ。

凹とセットで凸を作りたい時は、
ハサミで切り裂いたところに、指先でソイルを避けながら指先をそっと差し込んでいって谷をつくり、
さらに凸を作りたい方に向けて、ソイルをそっと寄せていく。
凸の頂上に向けて水草の下のソイルを押し上げるようにですね。
そうやってつくっています。

ソイルが詰まってきている状態だと、グリグリやらないと指が入っていかないのでソイルを痛めますけど、最初のふんわりとソイルを置いた状態だとそれほどソイルを痛めないで出来ますよ。

今回のリセットのずっと前のプランでは、水上葉育成箱の中身をシートとしてごそっと入れちゃうつもりだったんですよね。
幾つかの三角形のシートにしてそれでソイルを囲って起伏をつくる。
で、糸を張った楊枝と上から掛けるソイルと...で浮かないように留めちゃうつもりだった。
でも、なかなか踏み切れないでいるうちに水上葉育成箱の水草があまりに分厚くなりすぎちゃって、とてもシートとして入れられる状態じゃなくなっちゃったんですよね。
で、結果的にこのやり方になったけど、このやり方も良いなと思い始めてます。

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