2017年6月15日木曜日

リン酸除去剤って

リン酸除去剤

帰りにショップを覗いたら、エーハイムのリン酸除去剤が目にとまって思わず買っちゃいました。
ショップを覗いたのは、ハサミの切れが悪くなってきたので新しいのを買おうかなってことだったのだけど。ちなみに買ったハサミはまたDo!aquaのヤツ。切れ味の持ちはイマイチだけど 安いし 使いやすいし 見た目も良いし。

もとい リンについては、
前々回の水槽環境では、なんとなくいつもどこかに黒ヒゲが出ていて...アップで見なきゃ分からない程度ではあるのだけど...どことなく煤けて見えるようになることもあって、それがイヤで、
前回の水槽環境では、「水草にリン酸を使い切らせる」ことをテーマの一つにして水草の高成長×リン以外の必須元素の割合を増やすってことで、最初のうちはけっこう上手く行っていたのだけど、
各種オリジナル液肥への依存が、ちょっとしたミスをきっかけにバランスを崩しちゃうみたいなこともけっこうあったんですよね。

で、今回は過剰にリンを気にしないようにしよう...なんて思っていたのだけど...だから水草一番サンドだけ使ったり...、
だったのだけど既に黒ヒゲが出始めていて気になりまくりなわけです。

予想以上に低pHになっちゃってることも関係あるんでしょうね。
それで水草一番サンドのヨウリン酸からの溶出がしやすくなっているとか(?)。
ヨウリン酸は、可溶性ケイ酸も含まれていますよね。
どっちも黒ヒゲの好物とされているもの。
話の筋道外れるけど、ケイ酸はヘアーグラスには重要な栄養素ですね。

こんなことをあれこれ考え始めると、いつも少しは頭を過るのは、リン酸除去剤の利用だったわけです。

でも、なんにしたって、水中のリン酸を除去しちゃったら、きっと水草の成長は悪くなりますよね。

今回は、モスは一切入れていないし、シダもほんのちょっとだから無視するとすれば、水中の栄養にだけに依存するのは ほぼ入って無くて、基本的には底床に栄養を求めるヤツばっかりだから、使ってみるのもアリかな?なんて思いはじめているのだけど、
どうなんでしょうね??

基本的に底床に栄養を求めるって言ったって、ロタラとかはかなり水の栄養も大事だし、壁面這わせているピンナティフィダとかもあるし、あっ ウォーターローンもあまり成長しなくなるだろうな...と想像。
あと、エビや貝が飢えるかも。

このあたりネット上で事例を探そうと思ってもなかなか無いんですよね。

ひとまず先日のトリミングで差し戻しした水草が根張りするであろうころまで使用は待って、水換えのタイミングで使ってみます。
土曜か日曜に使用開始。

黒ヒゲは消えてくれますかね?
水草の成長はどうなるだろう?

ひとまず2週間くらい実験ですかね。

ちなみに、エーハイムのリン酸除去剤のパッケージには、
リンとケイ酸を吸着って書いてあります。

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リン酸の吸着...不溶化には、
アルミと反応させるのが一般的。
あと、海水水槽だと鉄釘とか入れて鉄と反応させるってのもありますよね。
カルシウムと反応しても不溶化しますね。

アルミについては軽石がらみでちょっと前に書いたけど、
リン酸鉄も濃度があがると毒で、特に貝類がやられやすいとか、水草も葉が溶けたりとか言われますよね。
もちろんどちらにしても吸着しちゃって離さなきゃ問題ないわけですが。

エーハイムのものはどういう成分なのかは分からないけど。

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