2014年4月10日木曜日

アクアフローラ入り無しの違い?

前の水槽では、クリプトコリネが猛然と巨大化・焦げ茶色の大きな葉を出して、おまけにランナー出しまくり増えまくりで困っちゃったりしてたわけですよね。
でも、今の水槽では、元気ではあるけれど葉はフツーだし、綺麗な緑色をしているし、ランナーをどんどん出したりもしてないし。

ちょっと気になって過去の写真を見てみたのだけど、ちょうど今の水槽と同じ2ヶ月ちょっと前の時点で、既にクリプトコリネの爆殖が始まってるんですね。

他にも前の水槽では、底床の栄養の影響が大きい、テネルスとかピグミーチェーンサジタリアとか...こういうのがみんな どんどんランナーを伸ばして前景に進出してきて困っちゃってたのだけど、今はそういうことが無いんですよね。

なんでだろう?って考えてみた時に思い当たるのはやっぱりアクアフローラ。
水槽をリセットする時に、クリプトコリネを引き抜くと、その根がアクアフローラをがっちり包み込んでるなんてことはよくあることで、
よっぽど好きなのねって感じなわけです。
アクアフローラの窒素分はクリプトコリネが好きなアンモニア態窒素が窒素総量の半分占めてるしね。

底床の肥料分は前回より今回の方が遥かに多いって思っていたのだけど、
突っ込んでたアクアフローラの数を考えると、それほど極端に違わなかったのかもな。



写真は前回リセットした時にソイルの中から出てきたアクアフローラの残骸だけど、溶けちゃった分を合わせたら、もっとずっと入ってたハズなんですよね。

それにしても栄養分の総量が今のほうが多いのだとしたら、違いは何かと言えば、
きっとリンの割合なのだろうなと。

アクアフローラは、窒素:リンが、7:3。ほとんど窒素の半分くらいリンが入っているから。
アクアフローラとかを使わずに腐葉土中心の今の底床の栄養では、(私が想定している底床の肥料分は)窒素:リンが、6:1くらいですから。

さらに前回はソイルが全部、熔リン酸が添加されている水草一番サンドだしね。
前回は、今より遥かに底床内にリンがあったということになりますよね。

きっとこれが前回はランナー出しまくり、今回はあまり出さないってのの違いなんでしょうね。

まーとにかく根張りの良い水草にとってアクアフローラは良い肥料ですよね。
目指す水槽の作り方しだいではやっぱり頼りになるよなって。
40cm水槽のタイガーロータスとかも、元気が無くなったな...と思ったら、アクアフローラを半欠けくらい根本に入れておくと数ヶ月は元気に綺麗な葉を出し続けてくれるし。

今回は入れなくて正解だったけど。


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