ニューパールグラスは、緑が鮮やかだし、葉のサイズが前景には大きすぎるけど、ロタラなどよりずっと細かくて、成長も早くてトリミングにもとっても強い、どんどん枝分かれするので、こんもりとした緑の小山を簡単につくれますよね。以前の30cm水槽では、ボリュームのあるところはこれでつくってました。
小型水槽で後景に、40~60cm以上の水槽なら中景に使えますね。
パールグラスの系統でよく流通しているのは、
パールグラス、ニューパールグラス、ラージパールグラス、ニューラージパールグラス、キューバパールグラスですよね。
あーややこしい。
水中葉がトガリ気味なのが、パールグラス、ニューパールグラス。
他は丸っこい葉で、
よく匍匐するのが、ニューラージパールグラス、キューバパールグラスって感じで、他のも光が強いと匍匐したり、ナナメに伸びていきます。とにかく全体的に小さいのがキューバ。
パールグラスの系統は、どれも比較的 硬度を要求するわけですが、ニューパールグラスは、キューバみたいに神経質にならなくても、CO2入ってて、そこそこ照明があって、そこそこ肥料分があれば、いい加減にしてても最初からよく育ちます。
あと、うちの魚は、これをよく食べるんですよ。
ラミーノーズとかプリステラとかが。
尖った葉先がよく丸められてます。
食べられても弱っちゃうってこともなくて、伸び過ぎなので丁度いいくらいです。
こいつの難点があるとすれば、元気に伸び過ぎで、トリミングがめんどくさいってことくらいじゃないかな?
それと、前の方で、鮮やかな緑みたいなことを書いたけど、グリーンロタラのそれのような若々しくて明るい緑とは違います。
明るいというより、鮮やか…明度はそれほど高くないけど彩度が高いっていう緑です。
なので、こいつで覆われた水槽の写真を撮ると、緑色のフィルター付けて撮ったんじゃないか?ホワイトバランス狂ってませんか?って思えるような感じになります。
なので、こんもりさせると、けっこう景色としては重さも感じるんですよ。
ロタラの方が葉は大きいけど、ズームアウトして眺めれば、むしろ軽く感じるくらい。
ロタラよりも下葉が落ちにくいし、そもそも一つ一つが小さくて、その気になればかなり密にできるので、かなりのカタマリ感がでるってのも、こんもりさせた時の重さ感・しっかり感に繋がってますね。
このあたりは好みですよね。
水草の緑って言ってもいろいろあるよと。
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