2014年11月23日日曜日

尿素水添加実験 再開

2日中断して、ガラス面に新たな緑藻が出ていないので添加実験再開。
今日は、窒素分0.2%相当を4ml添加。

尿素水についてはもう充分安全性は確認できていると思うけど、
...リクツの上では当たり前なのだけど、
なんか腐植酸アンモニウムの時のような「効果」をイマイチ実感出来ていないので、
もうちょっとやってみるわけです。
まーグロッソの葉は窒素液肥を控えていたここ最近の中では、かなり大きくプリプリしてきててかなり良い感じになってきているんですけどね。これはまず間違いなく窒素添加が効いているとは思っているんですけど、もっと分かりやすく反応するハズのロタラとかにあまり効きを感じないので、もうちょっとやってみるってことですね。
ロタラは硝酸態窒素を使う割合が多いので、タイムラグがあるハズではあるけど、それにしてもねー。

先週、ガラス面に緑藻が出たタイミングは、どう考えてもCO2切れの影響だと思うんですよね。だから添加量を倍増。

それとpHも見てたんですけど、腐植酸アンモニウム液肥のような
pHを変動させる(腐植酸アンモニウムは下げちゃう)ってことが、殆ど無いように見えるところも尿素水の良いところです。

何度か書いているリクツですが、
腐植酸アンモニウム液肥を底床内に突っ込むと、水草がアンモニアを使うと後に腐植酸が残っちゃうわけです。これが底床内のpHを下げる。状況によってはpH5を切ってしまう可能性も充分にある。
だから、間違って予め安全を確認できている分量を越えて一気に施肥すると、底床内の環境を壊しやすい。...これで夏のはじめに失敗している。
pHが一気に下がれば、様々なバクテリアや底床微生物の活動をいっきに抑制しちゃうだろうし、いっきに溶出しやすくなる養分も出てくるし、水草の種類によっては根を痛めることもあるかもしれない... ...

でも、尿素水はアンモニアが使われても残るのはCO2ですから、これも抜けていくか水草に使われるわけですよね。こっちもpHを下げるわけだけど遥かに蓄積しにくいわけです。
(NH2)2CO + H2O → 2NH3 + CO2

2 件のコメント:

  1. 楽しく読ませていただいております。
    尿素水、うまくいくといいですね。
    楽しみです。

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。
      コメントもらえるのは励みになります。

      削除