2014年11月8日土曜日

尿素水溶液

0.1g単位で計れる計量器を買ってきました。
今使っている腐植酸アンモニウム液肥に変わる次世代バージョンとして
尿素水溶液で、0.2-0-0をつくってみようかと思って。

計算してみると(私がどこか間違って無ければ…化学苦手なので…間違ってたら教えて下さい。)500mlペットボトルに入れる尿素は、おおよそ2gくらいなんですよ。
こりゃー いい加減だとかなり誤差が大きくなっちゃうな と思って。
…今までうちにあったのは1g単位であまり精度もないものだったんですよね。
それでも、10gくらいを一度水に溶かして、それを5等分に 
とかで、そこそこ正確にできる?とか考えてたんだけど、
きっと今後も使うなと思って買っちゃいました。

尿素って、結局アンモニアになるだけでしょ?って思ってたけど、
いろいろ調べ考えた結果、実はメリット多いんじゃないか?って。

  • 作りやすさ
  • pH
    濃度が0.2なら、ほぼ中性にできる。
  • 水草がアンモニウムを使った後の残留物
    CO2のみ
  • 安全性
    いっぺんにアンモニウムが広がるより変化する時間があったほうが
    少しは安全性が高いはず。
    硝化バクテリアによる処理の負担も少ないのではないか??
    腐植酸アンモニウムほど低いpHじゃないし。
  • コスト
    園芸用の尿素は、1kg買っても百円玉2枚でお釣りが来ます。


保存性はどうなんだろう?
まーつくってみればわかりますね。

つくっても、もうちょっと前景の状況が改善されるまでは使わないと思うけど。

3 件のコメント:

  1. 尿素はどういう変化で硝酸まで辿り着くんでしょうね。
    園芸用の水で膨らむゼリーにも1%尿素が入ってるみたいだし、魚も若干尿素を排出してるらしいし、尿素を炭酸アンモニウムに変化させる微生物もすぐ増えるのかな。

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    1. 尿素分解菌自体はかなりいろいろな種類があって常在菌らしいので問題無いハズ...とは思っているんですけど、
      やっぱり、やってみないと分からないですね〜。
      リクツとしては、
      CO(NH2)2 + H2O → 2NH3 + CO2 ですね。
      NH3(NH4)の一部を水草が使って残ったものは、
      亜硝酸菌・硝酸菌による硝化サイクルに入り、
      硝酸もまた水草が使うと。

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    2. それと、尿素分解菌がどれだけの数存在するのか?水槽の中でどの程度増えてくれるのか?現実的にどのくらいの速度で処理してくれるのか??ってのもあるので、
      最初は、かなりの微量添加でちょっとずつ実験していることになると思います。
      尿素自体はほぼ毒性が無いから、大丈夫大丈夫って気持ちよく添加してて、どこかでいっきにアンモニアになってきたりしたら恐ろしいですからね〜

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