2014年11月29日土曜日

今週の60



今週は...
  • 尿素水の添加をいったん中止。ヤマトが不調に見えたことがあったので。翌日にはみんな元気だったけど。依然として中止しているのはヤマトのことを気にしているんじゃなくてトリミングや足しソイルのタイミングと重ねたくないってことです。
  • 前景でソイル面が陥没してきているところに、上からドバっと足しソイル。
    足しソイルの翌日にミナミが2匹落ちてました。尿素水より足しソイルの方がよっぽどヤバイですね。その後はヤマトもミナミも問題なし。
  • ニューパールグラスの黄化にCaMg液肥が速攻で効いたこと。
ここまではブログで先に書いてますよね。後は...
  • 左側をトリミング。まだちょっと早いかなとは思ったけど、このまま行くと右側のトリミングと同じタイミングになりそうなので、左側を先に切りました。
水草とかの状況としては…
  • 右側のロタラとか先週の写真と比べてもらうと分かると思いますけど、けっこう成長が加速しているし葉の感じも良いでしょ?グロッソもますますプリプリツヤツヤしてきたし。尿素水添加が効いてますね。
  • 相変わらず、インディカ含めてロタラが良く這っています。
  • ほぼ完全に消えていたハズの黒ヒゲは、困ったことにけっこう元気になってきてますね〜。グロッソがパッと見は綺麗なんですけど、新しい葉の下…古いランナーや葉には黒ヒゲがかなりそこら中に付いています。元気な葉には全く付かないって程度だし黒ヒゲが大型化しないで黒く煤けたって程度に留まってるのがまだ救いですけど。
  • CaMgについては、新芽の出の改善とかもあるけど、ガラス面に見えるところのグロッソの根張りも明らかに良くなってきています。あと、以前に卵殻パウダーを撒いたあたりのキューバをちょっと抜いてみたらその根が今まで見たことが無いくらい長くなっててビックリ。キューバってごく短い根しか出さないものだと思い込んでました。グロッソとかが調子をいっきに上げてきているのは、きっと根張りや新芽の出が良くなってきていることと尿素水の相乗効果で、尿素水だけだとダメだったんだろうなって思ってます。
  • ソイルを掛けて埋めちゃったところからは早くもソイルの上に芽吹いてています。…セット時とかは前景草のシートを置いて、上からソイル掛けて埋めて沈めたりしているので、それと同じですね。
  • 少しは量のあるトリミングをしたせいか、ガラス面の一部にうっすら緑藻が出てきています。
  • ルドウィジアの一部の頂芽が萎縮傾向にあるとか、黄化が治ったのとは別のニューパールグラスに黄化が出てきたり、ストロギネ・レペンスの下葉の斑とか…とにかくCaMg不足を匂わせることが次々出てきますね。どれだけ添加すれば良いのだよ!って感じ。
    CaMg液肥を添加すると改善されて、pH上がっちゃうのを嫌って中断していると、また症状が出てくる。この繰り返し。GH測定しても全然上がって来ないし。
    ラムズホーンも数を戻してきてくれないし。大きいのより稚貝が欲しいんですよね…前景草の奥の方に入ってくれるから。でも、もうしばらく稚貝を見たことがない。GHを強力に消費しちゃうものがあるんですよね。きっと酸だよね…腐植酸とかリン酸とか??…なんだろうな〜?何が起きてるのかな〜??
    腐食酸アンモニウムは、そう思うと…今の状況と直接関係あるのか否かは別として…失敗だったんだろうなと思います。
    ってことで、
    液肥なんて生ぬるいってことで、苦土石灰の顆粒を直接撒いちゃいました。…ほんのちょっとだけど。
そして今日は…
写真を撮っただけで何もやってません。
持病の腰痛が出てて、ストレーナースポンジの掃除とか水換えとかもする気が起きなくて。
足しソイルなんてしちゃったからちょっとは水換えしておきたいなとは思ったんだけど。
何年かに一度このくらいの時期に出るんですよ。酷い腰痛が。
一度出ちゃうと出やすくなるから、暖かくなるまで要注意なんですよね。
腰痛と言えば、トリミングは(元気な時は何も思わないけど)かなり腰にきますね。ツライから大きいハサミで本当にいい加減に一気に手早くやったんですけど、やった後はしばらく腰が痛くて、ひっくり返ってうめいてました。

ここ最近は、CaMgの効果があまりに分かりやすく出るものだから、そのことにちょっと…かなり感動してますよ。
尿素については、想像の範囲だったけど。CaMgはこれほどまでハッキリ分かりやすく効くって正直全く想像してなかったから。
この感覚ってリクツで知っててもやっぱり体験しないとね。
前にも書いたかもしれないけど、上手くいかない・水草がダメになるのはイヤだけど、それでもそういうことがあるからこそ、いろいろ学べるんですよね。
ってことで、みなさんも一度GHを激減させてみましょう!…すみません。冗談です。

順調過ぎて、ブログに書くことがあまり無いな〜 なんてくらいの方が、もちろん間違いなくしあわせです。夏前まではそんな感じだったんだけどな〜。

14 件のコメント:

  1. 自分も腰痛、この時期ひどくなります。
    去年はスタッドレスタイヤに交換作業中にギックリ腰になりまして・・・
    まあでも自分にとって水草って、どちらかというと多少問題があったほうがいろいろ対策を考えるのが楽しいっていうか、充実させてくれるように思います。
    苦痛にならない範囲で維持したいですねぇ。

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  2. 腰痛はイヤですよね。ほんと。ご自愛を。
    >いろいろ対策を考えるのが楽しいっていうか、
    そうなんですよね。平和すぎるより、ちょっとくらいなにかあった方が対策を考える楽しみができるし、
    平和すぎたらそれならそれで余計なことをしてみたくなったりして...

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  3. 苦土はリンの吸収を良くする効果があるそうですね。
    マグネシウムなら昇龍石もいいかと思いましたが、
    あれはケイ酸塩も含んでいるから黒髭も喜びそう。
    苦土石灰はケイ酸塩含んでなかったですよね

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    1. マグネシウムとリンが相性が良いのは、そうですね。
      マグネシウムは、水草がリンを吸収・運搬する過程に関わっていますから。ちなみにケイ素吸収にも関わっていますね。
      ヘアーグラスとかはカヤツリグサ科なので、かなりケイ素を取り込んでいるハズだと思っています。ほとんどの水草には必須元素ではないけど、ヘアーグラスには必須元素なのではないかと。
      苦土石灰は、おそらく天然のドロマイトCaMg(CO3)2を粉砕した粉を顆粒状にしたものだと思います。天然の岩石なので珪酸塩がまるで入っていないかと言われれば入っている可能性も充分ありますけど、それを言ったらソイルだって入っていますし...。もしかしたら溶け出しやすさってのはいろいろ違いがあるんでしょうけど。そのあたりまでは分からないですね〜。
      それと黒ヒゲが珪酸塩と関係があるのなら、マグネシウムとも関係があるのだろうな〜とか想像はしていたんですけど、これも調べてみても分からないです。紅藻類の生理についての情報ってあまり無いんですよね。でも、同じ紅藻類ってことで寒天とかノリとかの成分を見ると、フツーの陸上植物より遥かにマグネシウムを含んでいたりするから、マグネシウムも関係あるんじゃないですかね。...いやほんとにただの想像ですが。

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    2. 海水由来の苦土でも珪酸塩入ってるようなので苦土と珪酸塩はセットになってると思ったほうがいいですね。ドロマイトだと砕いた昇龍石でも同じような事だと思ってもいいのかな。
      ところで可溶性苦土15%でく溶性苦土10%ですよね?
      可溶性て水に溶けるんでしょうか。根酸に溶ける成分だったと思うんですけど、どうでしょう。

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  4. 可溶性とく溶性は、水溶性じゃないってことだったと思います。
    根酸には溶ける:可溶性
    クエン酸...何%でしたっけ?なにか規定があったと思いますけど...には溶ける:く溶性だったと。
    違いましたっけ?
    ちなみに、CaMg液肥を思いついたのは、農業分野で作物にCaMgを速攻吸収させるのに苦土石灰の上澄み液を葉面散布するのがけっこう行われているってことを知り、そのやり方を真似てみたってところです。
    実際は私が買った苦土石灰も可溶性・く溶性の表示があったので...水溶液だとほとんど成分を無駄にしちゃいそうだな〜ってことで、濁った水を...つまり顆粒な微粉末になって漂っているものをあげています。...意図的にそうしているっていうより、いちど揺すぶったら当面沈殿しきらないくらい微粉末になるんですけど。

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  5. ところで、可溶性とく溶性を分ける意味ってなんなんですかね?
    根酸=クエン酸ではないけど、
    クエン酸は根酸の主要な成分ですよね?
    なんで分けているんだろう?農業分野なんだからこれを分けて捉える実利があるから分けているのだろうとは思いますけど。

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  6. 脇浩一2014年11月30日 23:58
    >ところで可溶性苦土15%でく溶性苦土10%ですよね?
    いったいこの数字はどこで出てきたのだろう??と思って、もしかして!と思って、うちの苦土石灰の袋を見てみたら、
    可溶性苦土15% く溶性苦土10% って書いてありましたよ。
    あれ?なんか記憶と違うと思って、まとめサイトで書いたものを見たら、苦土15% 内 く溶性10% って書いてるんですよね。
    全然違うじゃん! いろいろ修正しなきゃ。
    きっとMgは水に溶けたものとしては効いてなくて、微粉末の部分が効いてるってことですかね??
    ...それにしても、農業関連のページを見てると上澄み液でMg効かせてるんですけど...元の商品が違うのかな?それとも表示外の水溶性の苦土分も含まれているのか?...どうなんだろう??

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  7. 袋には水溶性苦土と書いてないのでどうなんだろうと思ったら、混濁液であげてたんですね。
    苦土が効いたのでは無くて、底床の酸度を改善した結果の好調なのではないかと想像したのですが、的外れだったかもしれません。

    く溶性は徐々に溶け出すのでゆっくり効く程度の話しか聞いたこと無いです。
    2%の少し強めのクエン酸で溶けるとのことなので、根酸ではあまり溶けないてことなんだと思ってます。
    ただ、可溶性リン酸の可溶性はアルカリ性のクエン酸アンモニウム溶液にとける物という話もあって、種類毎に違うのかどうにも理解できないところです。

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  8. >底床の酸度を改善した結果の好調なのではないかと想像したのですが、的外れだったかもしれません。
    その可能性も排除できないですね。
    底床内に通水できるようにしていて、底床内のpHを異常に下げてしまった後に、なんども水槽水を通しているので、可能性は低いとは思いますけど、酸性物質の蓄積もあるかもしれないし...。

    >根酸ではあまり溶けないてことなんだと
    ということは、可溶性よりもく溶性の方が酸で溶け出しにくい という理解で良いのですか?

    >クエン酸アンモニウム溶液にとける
    クエン酸アンモニウムなら酸性か中性なんじゃないんですか?...それともクエン酸入りのアンモニア水溶液状態のものってことなんでしょうか?
    ...このあたりはあまり自信が無いんですけど。

    なんにせよ、肥料関連の法規制内容でもチェックしてみないと違いについて正しく理解できないのかもしれないですね。そのうちに調べてみます。

    それと、まとめサイトの方は、書きなおしておきました。
    助かりました。ありがとうございます。

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  9. 検索したら、
    http://www10.ocn.ne.jp/~agritop/page025.html
    とか
    http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/pdf/sdojo20.pdf
    などに出てました。

    ペーテルマン氏クエン酸アンモニウム液(pH9.6)ってのですね。
    それと、根酸は、クエン酸1%に相当するとも出てますね。

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  10. 引っ掻き回してしまったようで申し訳ないです。

    http://www.zennoh.or.jp/activity/hiryo_sehi/yougosyu.htmlhttp://www.zennoh.or.jp/activity/hiryo_sehi/yougosyu.html

    http://www.pref.chiba.lg.jp/lab-nourin/nourin/kensagyoumu/irai.html
    にも書いてありますね。 リン酸以外は0.5M?塩酸で溶解するらしいです。

    そういえば葉面散布で思い出しましたが、尿素でも効果があるらしいですね。
    体内で尿素分解してるのかな・・・?

    これ以上はもう、お脳が耐え切れない領域の予感がします(笑

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    1. http://www.zennoh.or.jp/activity/hiryo_sehi/yougosyu.html
      URL2重になってました。正しくは↑です。

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    2. ありがとうございます。
      >引っ掻き回してしまったようで申し訳ないです。
      いえいえ、むしろ本当にありがたいです。
      それと「苦土とはMgの和名」って思い込んでいたんですけど、いろいろ見ている過程で、酸化マグネシウムのことに限って苦土と呼んでいるのだって気がついたり。
      きっとこれも過去に書いているので微妙に間違ってるところがいろいろあるんでしょうね。
      もういちいちそんなところまで訂正する気はないですけど。

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