2014年11月6日木曜日

トリミング跡から新芽が出るまでの時間

一昨日・昨日あたりから、ちょっと近づけばハッキリ分かるくらいの感じで、先日のトリミング跡から新芽が沢山でているのだけど、
ふと、思い返してみると、切ってから3-4日で出てきているってことですよね?
随分と早いなと。

さらに思い返してみると、トリミングを重ねる度に、新芽が出てくるまでの時間が長くなっていくとは思っていたんです。
でも、これはだんだん水草の土台部分が弱ってくるからだろうと考えていた。
実際、そういう面もかなりあるのだろうけど、
今回のことを考えると、そうとばかりも言えないのかもって思い始めました。

これもCaMg液肥投入でのカルシウム不足の解消が関係しているんじゃないかと。
実際、カルシウムは新芽の形成に深く関係しているし...というか、私の理解では新芽づくりそのものではなくて、カルシウムが足りないとそもそも新しく部位をつくれないってこと。

前景の新芽もますます増えています。


8 件のコメント:

  1. こんにちは
    1年ほど前に一度コメント致しました者です。

    ほとんど毎日ブログを拝見しております。
    不躾ながら、脇さんと私の属性が似てるといいますか、着眼点と実際の対処方法に親近感を覚えます(笑)

    カルシウム・マグネシウムは興味深いところですよね。うちではGHが3あるので、今は水替えで補給が十分される印象ですが、以前の居住地ではGHが1以下だったりして、サンゴを使ったりしておりました。そして、やっぱり水草の活力が上がるような気がします。特に新芽の展開です。あとはエビの活性でしょうか。カルシウムはあらゆる生命(特に高等生物)にとって重要な要素なので、水槽でも、水草にもエビにもバクテリアにも必須なんだろうなぁ~と、割と添加肯定派(水道のGH低い場合)です。

    更新楽しみにしております。

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    1. 森田さん、いつも見てくださっているそうで、ありがとうございます。

      うちも以前はもっと水道水のGHがあったので、水換えだけで充分だったという印象だったんですけど、GHの低下ではじめてCaMgの重要性をたんなる知識ではなくて実感しました。
      今、うちの水槽は1単位で測定して、依然としてまだGH2です。
      だけど、確実に変わってきている。
      きっとGH2〜3の間くらいに閾値があるんでしょうね。
      現実的には(育てている水草にもよるのでしょうけど)
      3を目安に維持しろってことなのかもって思っています。

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  2. 追記です

    ちょっと、今過去の記事を拝見しておりまして、水道のGHが5で、水槽が2まで下がるんですね。こうなってくると、さすがに水替え以外での添加が必要になりそうですね。

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    1. これは、夏のはじめにやってしまった大失敗が原因だと思っています。底床内のpHをかなり低下させてしまったことで脱灰しちゃったんじゃないかと。それと水道水のGH低下のダブルパンチ。写真だと見えないですけど実は石も入っていますし、大失敗しなければ、いまごろCaMgの重要性を実感することもなかったと思います。
      失敗のお陰ですね!w

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  3. カルシウム関連で難しいと感じるのは、陽イオン間での拮抗作用があるからのように思います。閾値もそれらのバランス次第で如何様に変動してしまうような印象です。カルシウムを増やすのと、カリウム、マグネシウムを減らすの。或いは、カリウムを減らすのと、カルシウム、マグネシウムを増やすの。そういうのが本質的に同じなのでは?と考えています。それによって閾値がどんなふうにでもなってしまうような・・・・。

    脇さんの探究力は凄まじいですね。感服しております。

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  4. そうなんですよね。ソイルの吸着枠をカリウムで埋めちゃったりするととか。...塩基バランスなんですよね。
    カルシウム問題って、その多くは、カリウムの過剰投与が引き金になってるんじゃないかと思います。
    それを思うと、炭酸カリウムを売っているアクアリウムショップの幾つかが推奨している添加量は、ちょっとあれはどうなのか?って思いますよ。いくらなんでも多すぎだろうって。
    きっとそのショップが使っている元の水のGHがかなり高めなのか、あるいはGHが高くなるようなレイアウトを前提にしているか...そんな経験を元にしているんじゃないかって想像してます。
    あーそれを言うなら、欧州メーカーの...たとえばイニシャルスティックの推奨値も日本では...さらにはソイル水槽だとどうなのか?って。

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  5. 確かに液肥にしろ固形肥料にしろ、推奨値が異常ですよね。その推奨値に見合うだけの、その他の要素はどうやって補給されるんだろう?と思ってしまいます。GH高くて、生体たんまりなのが前提なんでしょうけど、日本の昨今の水草レイアウトでは全く当てはまらないですよね。

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  6. 欧州メーカーの場合は、日本のブランチとか輸入代理店とかが、欧州基準の数字をそのままにしているんでしょうね。
    もし担当者が「分かってて」も、数字を変える根拠をキチンと示せと本社に言われても簡単じゃないですからね。
    しかも数字を増やすんじゃなくて減らすんだし。

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