2013年3月29日金曜日

グロッソが這う条件

グロッソが這う条件として、光量が強く関係しているのは間違いない。

でも、以前に書いたように、けっして明るくはないロタラの林床を這ったりすることもあるのだから、光量だけが関係しているわけじゃない。
一つ前の記事の写真(ウォーターローンの写真)にもタイガーロータスの葉の下を這っているグロッソが写っている。こっちの水槽(40)はもともとの光量もないし。

かと思えば、60の方で、上空にロタラが伸びて少し陰った状態が1-2週間続くと、それまで這っていたのが縦伸びし始めたり、いやもっと明るいところでも立ち上がってくることはある。

ここからは想像なのだけど、グロッソが這おうとするのは、きっと、さっさと地面を専有していくためなのだろう。
この点で条件が良ければ…光や底床の栄養などが一定以上で、ライバルが不在なら最優先で這うのではないか?
また、少しくらい条件が悪くても専有できる可能性があるのなら…ライバルが少ないと…這うことが競争上特段不利でなければ這おうとする。

だから、タイガーロータスの葉の下やロタラの林床の中でもライバル不在なら這うし、ある程度明るさがあっても、密植されていて周囲に立ち上がり始めているヤツらが出始めると立ち上がってライバルに対しての光の確保を優先してしまうのじゃないだろうか?

もちろん、本当に充分に明るいところだと立ち上がるヤツなんて居ないけどね。
ひたすら周囲に覆いかぶさるように這って行くのだけど。

つまり単純に光量ではなく、光、CO2も含めた栄養、横展開できる余地が絡み合った条件になっているということ。
その中で特に重要度が高いのが光。ってことなのでしょう。

そう考えると、私みたいに最初はシートで植えちゃうってことをするならともかく、普通に田植えするなら、最初から密植したら這いにくくなるってことになりますね。
特に光量が微妙かなって人ほど、間を開けて植えるべきってことになります。

一度這い出して光量があれば、後は滅多に立ち上がらないので、面的に広がり続けて絨毯をつくってくれる。

ところで、先日トリミングした前景は、早くも小さめのグロッソの葉が沢山出てきて良い感じです。
それ以上に、キューバが優勢になってくれて嬉しいけど。


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