2013年3月2日土曜日

何故か低回転でも上手くいくロータス水槽

DSCN0314.JPGタイガーロータスの新葉が幾つも出てきたので、前の水槽から持ち込んだ馬鹿でかい葉っぱは、中でも小さめの1つを残して全部切っちゃいました。
水槽がかなり明るくなった。

この水槽というか、この水槽に至る流れでは、ちょっと前に書いたみたいな高回転型の管理にしなくても何故か上手く行っちゃうんですよね。もうホントに柔らかい緑藻がちょっとしか出ない。

たしかにこの水槽は、ちょっと前に環境崩壊して緊急リセットでいい加減につくったのだけど、そのリセットの原因も、
・ソイルが泥化しちゃって本当にもう限界。
・タイガーロータスにほんの一欠片のアクアフローラをあげたら、とんでもない巨大葉…屋外で育ててる時くらい…になっちゃって、水槽が真っ暗に。さらに浮葉もどんどん出してくるし。
・水槽は暗くなってるし、CO2とかほんのチョッピリしか入れてないし、元の光も少なめなのに、コントロール不能なくらいニューパールグラスとかいろいろな水草が茂っちゃって、忙しい時にほんの少し放置してたら、水槽がビッシリ緑の箱になるくらい茂っちゃって、その分かなり水流を強めにしたのだけど、それでも水が回りきらなくなって最下層の下葉が大量に傷んで、急速に水質悪化。もうグッチャグッチャに。頑丈なプラティのチビが☆になるくらい。
なわけです。

つまり、アクアフローラの欠片を入れたのがすべての失敗のもとですかね。それでも手さえ頻繁に入れてれば、(泥化したソイルはともかくとして)やっぱり問題無い水槽だったんです。

リセット後も、見ての通り、
水草の絶対量は少ないし、
ソイルは所謂 栄養系じゃないし、
CO2も相変わらずちょっとしか入れてないし(60cm水槽の1/6以下くらい。水量あたりで見ても1/3以下くらい)、
光量も遥かに少ない…クリプトコリネ ウェンティの葉が茶色くならないくらい、テネルスの葉が赤くならないくらい、ルドウィジア レペンス ルビンでさえろくに赤みが出ないくらい…そのくらい光量少なめ…
なわけです。

でも、リセット1週目に柔らかい緑藻が出てくる。珪藻がほとんど出ない。どう見ても良い調子良さそう。
コケないんです。
60cmの方で出てくるいろんなコケが出てこない。

水草の育ちは当然もちろん悪いんですけどね。
例えば、60cmの方でグロッソが3-4節分ランナーを伸ばしている間に、こっちでは新しい葉がやっと出るくらい。1節もランナー伸びてないくらい。

だからといって、水草が調子悪そうな感じではなくて、ただ成長が遅いだけなんです。
もっとも一部のロタラの頂芽がいじけ気味だったりとかもしますけど。...おそらく窒素不足ですね。
それとロータスだけは成長も良いですよ。前の水槽に居た時に根で抱え込んだアクアフローラの欠片も一緒に植え込んだので。そのうちにもう少しは溶け出して窒素不足を補ってくれるのではないかと期待。

なんにせよ60の方で同じような構成にしたら、ここまで減速運行させたら、きっとコケだらけになってるハズ。

なんなんですかね〜。この違い。
もちろん環境のリッチさの違いがあるのだけど、コケる・コケないの差はなんなのか?
高回転で回してないとコケちゃう環境と、低回転でもコケない水槽の違い。

いろいろ考えてるし、少しは実験もしてみたいんですけどね。
例えば、単純に水量あたりの魚・給餌の量の違いかもって、ちょっと給餌量を極端にコントロールして比べてみたり。

結論としては、今のところ、まーったく分からないです。

--

いちおうこっちの水槽の環境
・水量20Lくらい。
 (30L以上入る水槽なんだけど、あまり水を入れていない)
・底床は、下からパミス、栄養系ソイル、吸着系ソイルを
 1/3ずつくらい。全体で5-6cmくらいの厚さ。
・照明は、LEDで1000lm分くらい?
・フィルターはエココンフォート2232。
 循環水量は絞らず そのまま。
 拡散吐出口使って減速はしているけど。
・CO2は、うちのカウンターで15秒1滴くらい
 (ADAのとかだと5秒1滴くらいに相当)を直添。
 直添は、水槽内でブクブクやるのと比べて2−3倍は添加効率良いっていう印象ですね。
 そこまで考えたら、2−3秒に1滴相当って感じですかね。
・pH6.5、KH2、GH…忘れた…5くらい?

0 件のコメント:

コメントを投稿