2013年3月7日木曜日

忘れたころにクリプトコリネ

DSCN0327.JPGこの写真のクリプトコリネ ウェンティ。
買ったのは、一昨年なのだけど、
当時何株かあったうちのこいつをなんとなく植えた場所が気に入らなくて何度か動かしていたんだけど、そのうちに溶けて消えちゃったんだよね。
同時に入れた他の株は元気だったのだけど。

消えてから半年以上…もっと経過してから、数センチの弱々しくて、かなり明るい緑色の葉がもともと植わっていた場所から出てきてビックリ。
今の水槽に移す時に分かったのだけど、ランナーで出てきたわけじゃなかったんだよね。つまり残っていた根っこから復活。

でも、ずっとほとんど成長しなかった。本当に小さな葉のまま。

それでさらに半年くらい経過して、他の前景草といっしょにシート上に取り出して、今の水槽に放り込んだわけだけど、
そのころには、クリプトコリネについても少しは学んでいて、
・基本的には弱酸性を好むけど、本来水質の適応範囲は広い。
・植え替えられたり、水質の急変があると、葉を溶かしちゃうことが多い。その後、新しい環境に適応した新しい葉を展開する。
・新しい葉を展開させる力が残ってないと消えちゃう。
なんていうことも、知識としては知っていた。

だから、今の水槽に移した時には、これで本当に消えちゃうかもな…
って思っていたのだけど、同時に移した他の株がどんどん葉っぱを落としていくのに、こいつは元気に成長をはじめて、1ヵ月ちょっとでここまで来たわけ。本当に小さな数センチの弱々しい葉っぱだけだったのに。根っこもか弱かったのに。不思議。
底床環境が改善したからかな?
以前の水槽では、最後これが植わっていたあたりはソイルが泥化していたから。

葉っぱを溶かした他の株も、もちろん今では元気に成長しているけどね。

クリプトコリネの中でも特別丈夫で簡単だ とか言われるウェンティだからかもしれないけど、
弱そうで、強い
ってのが面白いなと。

強いって点では、以前に持て余した株のひとつをロタラの林の中に突っ込んでいて、それを半ば忘れてて、そこに足しソイルしたりして地形をいじって思いっきり埋めちゃったことがことがあったのだけど、かなり経ってから、気がついたら地上に出て立派な葉を出してたなんてこともあったよ。

ここ(60cm立ち上げ1ヶ月の振り返り 前景俯瞰)を見ると、写真が小さくて分かりにくいかもしれないけど、今の水槽に移したばっかりのころが分かります。
場所は、右側の照明の直下。

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