2013年5月10日金曜日

沈水性植物の藍藻抑制力

立ち上げ時には、前の水槽から持ち込んでしまった藍藻が、40にも60にもあったんですよ。
60の藍藻は未だに出ているけど、40のは完全に自然消滅。
この違いはなんなんだろう?っていろいろ考えたんですよね。
pH?硬度?ソイルの違い?光量??…

藍藻についていろいろ見ている内に、ここ(アレロパシー物質の藍藻類に対する増殖抑制効果の解明)が目に止まったんですよ。
ここで言っている藍藻は、主にアオコのことなんですけど、確かにほぼ完全に沈水性の植物なら、当然コケについてのアレロパシーを発達させてもおかしくはない。
それでいろいろ見てたら、かなり多くの沈水性植物がアレロパシーを持つのではないかって言われているんですね。
なるほど。
ホザキノフサモは、かなり強力なアレロパシーを持つらしいのだけど、ほかの水草の成長も抑制しちゃいそうですね。…分からないけど。
強力なアレロパシーを持つ植物が、のべつ幕なしに効かせちゃうってのはよく聞く話で、ブタクサなんか自分自身の種子の発芽まで抑制しちゃうわけで。いや、わからないですよ。あくまで勝手な想像です。

そういえば、40にはマツモが入っているけど、60には入っていない。
もしかして、この違い??

しっかし水景づくりにはマツモは使いにくいからな〜。

ならば、それこそフサモ属…ミリオフィラム属の水草を植えてみるってのもアリかもね。これもロタラとかの景色となじまないのは同じだけど。
それでも、藍藻に悩まされるよりはマシかもしれないし。
いや、効くって分かったわけじゃないけどね。
やってみても良いかな?ってだけで。

ところで、ほとんどの「水草」は...ロタラとかグロッソとかそういう良く使われる殆どの水草は、沈水性には分類されないですよね。あくまで、増水時などには水中適応もできる湿地植物です。つまり、基本が陸上の植物ですね。
なので、コケに対してのアレロパシーを発達させている可能性は...どうなんでしょうね?あまり期待しないほうがよさそうですね。

ところで、ホザキノフサモのアレロパシー物質の構成は判ってるんだから、どっかのメーカーが藍藻抑制剤つくればいいのにね。
光合成止めるとかそういうのじゃなくて、もうちょっとは安全な薬剤つくれるし。「抑制」だから、継続的に売れるだろうし。

そういえば、先日、ガラス面に接した前景をソイルまでカットしたわけですが、やっぱりこれをやると効きます。
ガラス面の藍藻は消えてくれました。
…散らかって、いろいろなところで微増中ですけど。

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