2013年4月24日水曜日

オークロ

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オーストラリアンウォータークローバー、オーストラリアドワーフヒドロコティレ、オーストラリアチドメグサ…いろいろな呼び方があるけど、日本のチドメグサの近縁種。セリ科。

これ、アクアリウムはじめた当初にすごく気に入っていたのだけど、どうしても上手く育たなかった唯一の水草なんですよね。
見ようによってはこれほど簡単なのは無いってくらいのハズなのに…。
CO2無くても育つしね。

今は、どうしてこれが育てられなかったんだ??ってくらいだし、スイレン鉢だろうとどこだろうと勝手によく育つのだけど…スイレン鉢では冬越しもしたし…
でも、当時は、
どんどん新芽を出して這って行くのに、何故か増えない。
溶けちゃうわけでもない。気がつくと無くなっている。
無くなっているというより、茎だけになっている。
よく見てると、プリステラとかの草食性が強い魚とかミナミヌマエビとかが食っちゃうんですよ。
入れても入れても同じ。

そんなことあるのか??ってネット上を散々検索してみたけど、エビに喰われて絶滅しましたなんて、いくら探しても事例は出てこないし。

結局当時は、よく似ている国産チドメグサを入れて代わりにしてました。チドメグサのほうが水中育成はよっぽど難しいハズなのに、こっちは葉っぱが少し固いのか喰われなくて残るんです。

でも、チドメグサの方が茎も葉も微妙に頑丈そうで、可愛くないのだよね。葉の切れ込みも浅くて丸っこいし。色も微妙に濃いし。ちなみに水上葉のチドメグサは大好きですよ。

今は、もうこれについて悩むことはないですね。勝手に育つ。
エビが食ってる様子もないし。
何が変わってそうなったのかは分かりません。なんでだろう?

きっと当時の環境は育っていても充分に良い環境じゃなくて、葉が弱くてて食べやすかったとか…なんかそんなことがあったのかもしれませんね。当時はあまり肥料のことを考えてなくて、思い起こせばロタラの旧葉部とかに明らかなカリ不足の症状…色が薄くなったり枯死斑が出たりしてたし。窒素が多くて軟弱化…柔らかくて美味い状態になってたんでしょう。…想像でしかないですけど。

オークロは、前景に使うというよりも、有茎草の林の林冠部に絡まって這い進んでいく感じがいいですよね。
こういう微妙な空中…もとい水中の空間を使って…地面ベッタリでもなく、地面に踏ん張って立ち上がるのでもなく、微妙に浮いている感じで伸びていく水草ってありそうであまり無いと思いませんか?

で、オークロが林冠部を這ってる60の写真を載せたかったけど、アップにすると珪藻で茶色くなっててキタナイ画になるので、40の方の写真をアップしておきました。

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