2013年4月25日木曜日

ハイグロフィラ ポリスペルマ

polysperma.png相変わらず写真酷いですね。すみません。

通称ハイグロ。
ってことは、ハイグロフィラ属と言えばこれってことですね。
安くて、CO2無くても容易に育つし、水質の適応範囲も広くて、とにかく簡単・ビギナー向きってイメージで、それが関係あるのか無いのか、これを本格的に使っている水草水槽はそれほど見かけませんよね。

私としては、これけっこう好きなんですよ。この明るい葉の色が。
光量があるとかなりオレンジっぽい色にもなりますね。

これ、背を高く伸ばした姿より、低めに抑えて葉を小さめに出した姿が好きです。
でも、CO2添加してて、ちょっと窒素過剰だったりするとスグに…もう目に見えて日に数センチとかっていうもの凄い勢いでヒョロヒョロ伸びちゃうんですよね。葉もかなり大きくなるし。
だから、背を低くめに抑えたかったら、まずは窒素分を抑えないとダメです。
窒素分が多い環境だと…きっとこいつが大嫌いになります。
だって、毎週トリミングしてても間に合わないってくらい伸びまくりますから。

もっとも背を低く使いたいならハイグロフィラ・ラウンドリーフっていう種類があるらしいですね。私は、お目にかかったことが無いけど。
性質はポリスペルマと殆ど同じで、ただよく這うらしいです。

とにかく水質の適応範囲も広いし窒素分にやたらと反応するってことは…

1)こいつが入ってれば、水の栄養状態の指標になる。
こいつが急成長するようなら水中の窒素過剰を疑ったほうがいい。

2)確実に水草水槽を立ち上げるにはうってつけ。
立ち上げ時にこいつを密植しておけば失敗しにくい。
特にセット初期にソイルから溶出する栄養分を引き受けてもらえる。
過剰な栄養はこいつのトリミングで排出。
成長力がある=水質浄化にも役立つ。
根張りが良いから、底床内の環境維持にも役立つ。

良いこと尽くめですね。
もうちょっとこいつを見なおしたほうがいいですよ。

高回転型で、ひとまず水草水槽で失敗しないようにするって点では、ロタラ以上にうってつけだと思います。
なんて言ったって、これ以上に丈夫なヤツはそうそうないですから。
維持も簡単。長くなったら適当にバンバン切っちゃえばいいんです。
頻繁に切りすぎてイジケちゃうってのも見たこと無いし。

丈夫と言えば、これ東南アジア原産だけど、(私はやったことがないけど)スイレン鉢で越冬できるらしいです。冬になると葉はみんな落ちて朽ちちゃうけど、根が生き延びるらしい。生命力あるよな~。

ハイグロと言えば、ピンナティフィダもいいですよね。
次は、ピンナティフィダについて書こう。

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