2013年4月8日月曜日

ラムズホーン

DSCN0486.JPG

以前にラムズホーンが欲しいけど、子供に大反対されてるってことを書いたけど、
こっそり入れてやる!…どうせあいつは気が付かない
ってことで、最近近所のショップを見てたのだけど、そもそも売ってなかったり、無数の殻の残骸の中にボロボロになったのが1匹だけ居たり…。見かける時はホームセンターのアクアコーナーでも見かけるんですけどね~。無い時は無いですね。
結局、チャームで入手しちゃいました。

買ったのは、ブルーラムズ2匹。
もちろん、ブルー専門のところの様な綺麗な青が出てるなんて微塵も期待してなかったです。
むしろ、レッドやピンクは派手で水草水槽に合わない。
「ダメなブルー」なら原種に近い色になって自然。
ってことで選んだだけ。
実際にウチにきたのは、黒っぽくて白い筋が入ったのと、白っぽいヤツ。どこがブルーだよって感じ。もちろんチャームの写真は割と正直な写真なので問題ないけどね。
うちの子はラムズと言えば、赤いのをイメージしているから、
「なんだろうね~この貝?どこから来たんだろうね?」
ってしらばっくれることもできるし。

ちなみにこいつはカタツムリなどと同じ有肺類。
比較的近縁なのといえば、サカマキガイとか。
だから、水から出してもしばらくは平気だし、中に溜めた空気を使って水面直下を這うというか泳ぐというか…ってことも出来る。
本来エラを持たない空気呼吸の有肺類だけど、新たに獲得したエラも発達していて水中生活に完全適応したヤツ。…空気呼吸もできるけど、水から完全に離れようとはしない=水槽から脱走はしない。
つまり、ご先祖からみると、海→陸→淡水 ですね。
ヘモグロビンを持っていて、レッドラムズの赤とかはヘモグロビンの色。
肺のお陰で浮力を持てるので、けっこう身軽。
テネルスの細い葉っぱをどんどん登っていったのを見た時はさすがにスゲー!って思ったけど。
見ててけっこう面白いです。

ラムズホーン導入の狙いは、以前にも書いたけど、要点だけ繰り返すと、
●コケ全般、珪藻、緑藻、黒ヒゲ、藍藻なんかを食べてもらう。
…本当に藍藻食べるのかな~?
ヒラマキガイ科の貝が食べるのは間違いないけど、こいつらが水槽内で実際に食べるかどうかは自分の目で見てみないと、なんとも。
●魚の糞を食べてもらう。
●痛んだ下葉を食べてもらう。
●落ちたエビなどを食べてもらう。
●残餌を食べてもらう。
●…
そんなところです。
つまりはタンクメイトとしての導入、タンクメイトを多様化させたいって狙いであって、こいつを主役にする気なんて欠片もないってことです。

もうちょっと気持ちの問題としては、水槽の中に、生態系の頂点に立ったことのある節足動物、脊椎動物がいるのに、軟体動物を入れないのはどうなのよって(オルドビス紀)、バランス悪いじゃんと。
動物門の大きさ(種数)としても節足動物の次に大きいのが軟体動物だし。

恐怖の爆殖は、しない、させない …ってできる…つもりです。
というか、うちでスネールが定着できたことって過去にないし。
出てきても、そのうちに消えちゃうし。
いや、今回は消えちゃったら、それはサミシイのだけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿